2014年10月13日月曜日

ネットショッピングとバリュー投資

少し気が早いが、11月の下旬から、アメリカではクリスマス商戦が本格的にスタートする。小売業ではこの時期の売上高が平常月の倍以上になるらしい。さまざまな統計期間が昨年との売上高の対比を発表している。

近年、そういった実店舗の売り上げに明らかに影響を与えているのが、いわゆるネットショッピングです。アマゾンの同期間中の売上高などが話題となります。
さて、私もご多分に漏れず、ネットショッピングをするほうで、その取引金額は年々増えていると思います。

特にもう3年以上前にiPadを買ってからの増え方が大きいです。タブレットだと簡単にネットに接続できますね。また、クレジットカードのポイント還元にこだわるようになり、楽天カードを作ってからは、楽天でのショッピングが増加しています。

買う内容も、数年前まではアマゾンで本、CDDVDを買っている程度でしたが、最近では家電(Wi-Fiルーター)、食品(まとめて買うと送料込でも安くなる)、家庭用品、衣服などその幅が広がっていっています。

ネットショッピングの良い点は
  • 品揃えが豊富である(ネットサーフィンすれば、かなりの確率でニーズに合うものが探せる)
  • 店員などに気兼ねなく買い物ができる(説明文を読めば、かなり商品への理解は可能)
  • 相対的に価格が安い(同レベルのスペックのものなら、実店舗と比較して、固定費が安い分価格に還元されやすい。楽天の場合、楽天カードやキャンペーンをうまく活用できれば、割引率が大きくなる)


といった点だろうか。

ネットショッピングの気になる点は
  • 実物を手にしない不安
  • 決済・配送など売り手への信用・サービス不安


といった点かな? しかし、「気になる点」は経験を積むことで解消されていきます。

店員に疑問点を聞くことができない不安、というのもあるかもしれません。その場合、ショップに電話なりメールで問い合わせができます。HPの記載が不十分(例:サイズの測り方)、誤記や不明点を電話します。小規模経営のショップなら責任者がメール・電話の対応をしてくれます。
そうすれば、ショップの雰囲気もわかったりします。
(しっかりしたショップならそういうこともありませんが)

さらに、実店舗で試着、下見をして、ネットでクリックして注文という事も可能です。事実、オーダースーツができるお店では、生地選びや採寸は実店舗でやってくれるところがあります。この場合、代金決済だけネットになります。

楽天の場合、レビュアーがショップや商品の感想を書いている場合があります。そのレビューを読めば、多くのヒントを得ることができます(具体的に良い点、悪い点を指摘しているレビューは参考になりやすい)。これでサービス面や信用面への不安が和らぎます。

アマゾンやYahoo!も本以外の商品への販促を強めていますので、サービスは全体的に良くなる一方です。

最近、大手量販(ケーズデンキとか洋服の青山とか)も楽天でネット販売をするようになりましたが、私はやはり個人経営か少人数の中小企業が経営する特色あるショップで買い物するのが楽しいです。
こちらの細かいニーズを満たしてくれるショップが結構あるので、買いたいもののイメージがはっきりしている場合はネットショッピングしやすいです。

また、楽天やYahoo!に出店していないが、評判の良いネットショップなどもありますが、こちらは経験値を積まないとなかなか手が出せないかもしれませんね。

さて、最近具体的に何を買ったのかをご紹介
なんと、スーツを買いました。



昨年、同じショップでハリスツイードのジャケットを25千円ぐらい(ビームスあたりだと5万円~6万円ぐらいだと思う)で買い、なかなか良いものだったので、そのショップには好印象を抱いていました。

今回、スーツを買おうと思って、ネットで調べていると、同じ店から、ゼニアというイタリアの生地を使ったスーツが、なんと17千円という破格値で在庫処分を行っていました(元値は推定38千円程度。百貨店等で買えば8万円は下らないだろう。ただし買ったのは中国製)。

自分のスーツのサイズを徹底的に調べて(伊勢丹、ユナイテッド・アローズ、ビームス、ヨーカドー、スーツセレクト、青山、ユニクロ等などで試着しまくる)、同じようなサイズだったので買いました。
こんな感じのものです。

仕立てにこだわる人なら、オーダーすると思いますが、そこまでこだわりもなく(今まで量販店で買ったスーツでも45年着ていましたので)、中国製で十分です。
着心地はゼニアというだけあって、なめらかでいい感じです。サイズも問題ありませんでした。

スーツなんてどうやって送ってくるの?
「ハンガー便」という配送方法があります。

配達員さんが左のビニール袋に入ったスーツをそのまま手渡ししてくれます。

ズボンの裾上げはどうするの?
二つ方法があると思います。一つは買ったショップで裾上げしてから送ってもらう方法。もう一つは裾上げを近所のリフォームショップでやってもらう方法。
いずれにせよ、自分の股下が何センチかを測ればよい。今持っているスーツのズボンを測るとか、ユニクロで試着するとか。ユニクロのズボンは股下2センチ単位で売っているはずなので、かなり正確に測れます。
サイズの測り方は、たいていショップのHPに記載があります。

万が一サイズが間違っていればどうするのか?
すそ上げ前なら、返品対応してくれるショップが大半です。私は昨年ツイードジャケットを交換してもらいました。

また、ショップによっては、事前に試着用のスーツを送付してくれるところや、該当商品を試着させてくれるショップも登場しています。試着して気に入ったら買うってすごいサービスです。

こういったショップは、地方の中小零細ショップが多く、こちらのニーズの把握やサービス面など、ものすごく行き届いていると感じます。顔は見えませんが、頑張っている小さなショップの経営者ってなんとなく応援したくなりますね。こちらも良いものをリーズナブルな価格で買えますし。
ちなみに私は今回、スーツを岐阜のStyle Editionというショップで買いました。試着可能というショップは福島の会津若松のTrad House Fukiyaというショップです。




とまあ、こんな感じでネットショッピングを楽しんでいます。
もちろん、ららぽーとやアウトレットモールなどの実店舗へショッピングに行くこともよくありますし、そういったショップで買うこともあります。しかし、価格面ではネットに軍配が上がってしまいそうです。

どうしても、「フェアバリュー」以下の価格で買おうとする心理がこういった行動の原理になっているような気がします。割安価格で買おうとする分、そのための下調べをしっかり行うという点は投資に似ているようです。

上方修正投資法やスイングトレードなどがありますが、やっぱり自分にはバリュー投資が向いているような気がしました。


株式投資の方は、そそそろ出動すべき時期が来ましたね。

応援お願いします。
にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ 

0 件のコメント:

コメントを投稿