2015年11月10日火曜日

日本郵政グループに対する投資について

先週はこの話題が多かったですね。
「国策銘柄」と言われるだけのことはあって、反則技のてんこ盛りでしたね(そもそも上場子会社はやめにしよう、と言っておきながら、東証もあっさりIPOの段階で認めていますから)。

日本郵政とゆうちょ銀の配当性向50%というのがウリ?のこの銘柄。私は傍観中です。
本当に割安になってから買っても遅くはないし(JTNTTもいいタイミングで買えたと思う)、今のPFを見渡すとあんまり保有する意義がなかった、というのがその理由。


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ゆうちょ銀は言ってみれば、銀行というには融資は(規制を受けて)少ないため資産運用会社のようなものです。

資産運用のポートフォリオは国債中心の保守的な構成です(今から積極的に変えるらしい)。
資産運用会社といえば、私はすでにBlackRockを保有しており、どうせ新規銘柄に投資するならアクティブファンド系のFranklin Resources (BEN)がいいと思っている。

彼らはゆうちょ銀と違って、顧客の預かり資産を運用して(預かり資産は当社のバランスシートに載らない)、信託報酬という鞘を抜いて稼ぐビジネスモデルに対し、ゆうちょ銀は顧客からお金を預かって(バランスシート上負債なので返済義務がある)、銀行自身もリスクをかぶる点で、投資する立場から見ても後者へのリスクは大きい。

BLKの配当性向も45%ぐらいあるので、どっこいどっこいである。
まだ上場して年数は少ないが、連続増配中であるし、毎年しっかり自社株買いもしてくれる。BENは配当貴族銘柄ですね。

両社も株価はS&P500をアウトパフォームしている。

HSBCはゆうちょ銀との比較にならないグローバルバンクです。中国元の国際化の先導役の可能性や非常に強い貿易金融、あるいは香港等でのマーケット業務など強みがたくさんあります。配当金課税もないし(減配するリスクも多少あるが、配当もいい)、買値も安かったし、仮に中国経済がハードランディングしなかった場合には保有しておいて損しない銘柄です(いま、私も含めて、みんな中国経済はハードランディングする可能性が大きいと考えている)。個人的には、しばらくパッとしないと思いますが、ホールドです。

もちろんETFは万能でもなく、システィマチックリスクの温床になるといわれるなど、未解決な部分もあるため、規制強化が入る可能性など不透明感も残っている。

かんぽ生命に至っては、アフラックの株を買ったほうがよさそうな感じがしますね。
アフラックも配当貴族銘柄です。


一方、私もフィリップモリスとJTと両方保有しているので、将来的にゆうちょ銀もBLKも保有する可能性も残っています。しかし、まずは消極的に様子見という感じです。
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