2017年9月20日水曜日

長生きリスクを考えてみる 健康管理が大前提




Life Shiftとか、人生90年、いや100年とか「長生きリスク」が言われるようになった。

なんだかんだ言って、オチは、生きている時間が長くなるし、どんなリスクがあるかわからないから、働けるだけ働こう、という労働推奨型になっている点が面白いが。



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話がそれてしまったが、47歳でがん宣告を受けて、寛解経過観察中の身としてはあと50年も生きるなんて想像がつきません(したがって以下の分は多少バイアスが入っている)。子供が巣立つまでは何とかしたいと思っているのみです。

悪性リンパ腫はがんでもどちらかと言えばマイナーで、私も含めて診断されて初めて名前を聞くような人が多いような病気で、かつ、普通は自覚症状がありません(がんというのはおおむね自覚症状がないケースで進行し、自覚症状が出ると、too late ! というケースが多い)。

つまり、大病はある日突然やってきます(確率的には小さいが)。

また、糖尿病、高血圧をはじめとした生活習慣病(注:これらが怖いのではなく、これから誘発される合併症、下肢切断とか慢性腎炎あるいは動脈硬化系の病気が怖い)の患者数も増加の一途です。

豪傑で大酒のみだった大学時代の友人は、私が抗がん剤治療中に、大腸がんステージ4で2年間闘病後、亡くなったことを知りました(かなりショックだった)。

話がかなり極論で、脅かせてしまったかもしれませんが、40代以降(35歳ぐらいからか)は代謝が確実に落ちているはずで、食べる質量が同じでも、体重がジワジワ増加する人が多いと思います(私もそうだった。むしろ減らしたつもりでも体重は増えた)。

体の仕組みを知れば知るほど、「ビールッ腹だよ」と言っている人のおなかを見ると、顔が引きつってしまいそうになります(それは炎症を起こしています。放置すると内臓を確実に弱体化させます)。

現在の飽食(つまり栄養バランスがない食べ過ぎ)時代で、本当に90歳から100歳まで生きることを前提にしていいのか?

このブログの読者には少なそうだが、あるTV番組で、20代の若いママ(いわゆるヤンママと呼ばれる人)に、野菜よりたばこを買うのはなぜだ、と問いかけるものがあった(野菜の方が高いからという答えだったそうな)。

健康を取り上げるTV、食品などが増えている反面、体つきを見ているとどう考えても管理にほど遠い人もたくさんいます。
(注:厚労省の調査では、世帯年収の多さと栄養バランスの良さは一定に比例するそうです)

長生きリスクを考えるための、「隠れた前提条件」が日ごろの健康管理です、という話でした。

配当金は増えても、体脂肪は減らしたいものです。

隠れた前提
隠れた前提とは、しばしば行われるルール(大前提)の省略によって、聞き手、読み手側からは見えなくなってしまうルール(前提)。演繹法を使って論理展開を行う際の、チェックポイントの1つ。
グロービスMBA用語辞典から

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