2017年10月3日火曜日

株式相場雑感 2017.10.3



非定期的に、思っただけのことを書いています。

今の相場観がどうだ、と思っても、外しまくっていますし、かといって何の仮説もなく銘柄を買っていくのもちょっと違うような気がしています。

買うときは割安の株価で買いたいですよね。


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米国株ポートフォリオは、IBMなどアンダーパフォーマーな株を売ったおかげで、YTDベースで+15%ぐらいで回っています。

日本株は電話会社がまったく伸びないので、+5%ぐらい。
円高が効いていて、全体の円ベースで+9%程度、という感じです。


Ken Fisherはまだ強気相場は1/3ほど残っている、という趣旨の発言を数か月前に言っていた記憶があります。

もちろん、Fisherが正しいのかどうかわかりませんが、とりあえず彼の言葉についていこうと思っています。

日本ではあまり知られていませんが、Forbsの大富豪ランキング(米国版)で30年以上Top50位以内をキープする人です。バフェットの投資戦略に影響を与えたフィリップ・フィッシャーの息子です。

ただし、投資戦略はフィリップと真逆と言っていいほど、相場データ主義です。フィリップは例えばモトローラを数十年にわたってホールドし続けましたが、Kenは半年から2年程度でローテーション売買しているようです。ETFも使いこなしています。

ちなみに、このForbsランキング(日本では30年前は確か西武鉄道の堤さんとかが話題だった。今は孫正義氏ですね)で30年以上ランキングをキープするためには、保有する純資産を30年以上にわたってS&P500のリターンを上回らなければならない、という超難関です。

(ファンドマネージャーの報酬は、インデックスを上回れば、その分についてアルファのボーナスがつくと思いますので、それがそのまま純資産に加わっていれば、S&P500を上回って自らの資産を増やせます。彼のファンドは確か90年以降は勝率7割ぐらいだったと思います)

しかしながら、個別に買えそうな銘柄もなかなかない、というのが現状です。過去の買値にこだわるな、と言いますけど、なかなか簡単ではないですね。

配当メインで投資を選別する観点は変更せずに行きたいと思います。

今、注力していることは、現金のリザーブとお買い得品の発掘です。今回の一連の相場で学んだことは、いざというときのCashです。これは、という銘柄の株価が下落したときにサクッと買えることが重要かと。

つまり準備ですね。それと少しずつ、実物資産へのシフトなどです。

個別銘柄のBuy & Holdに固執するというのが基本路線でしたが、IBMやDow Chemical、かつてはFordなどを売却したら、そうした銘柄のニュースは気にならなくなってしまいました。やっぱり、たまにはドライに売却すべき銘柄は売却する、ということは悪いことでもない、と学びました。

ただ、売り時の見極めって、本当に難しい。そのままホールドして株価が急反転した時の爽快感と言いますか、「そらみろやったぜ」というあの感覚、麻薬のようです。

ただし今は、仮にIBMが反転しても(いつかすると思うけど)、他の銘柄でそれなりにいい成績だったら、もはや気にならないでしょう。逆にIBMが全体の足を引っ張っていたこれまではストレスが溜まっていました。

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