2014年11月1日土曜日

10月の投資状況


率直に言えば、神様・仏様・黒田様・イエレン様ってところでしょうか。

決算開示たけなわですが、主力の「鉄板銘柄」である、フィリップモリス、IBMP&G、マクドナルドといったところや、フォードなどもdisappointmentな決算が続出で、気分もいまいちだったんですが、予想以上の米国GDP成長率やイエレンさんの労働市場へのタカ派発言に加え月末の日銀追加緩和とくれば、円ベースの総資産額は一気に上がりました。

日米中央銀行と為替だけ、といっても過言でもないかも?
そのドル円相場ですが、110円をあっさり抜けてきて、ちょっと「警戒空域」に入ったような気がしております。しかし、実際にはFRBが金利をこれから引き上げに向かうので、しばらくはドル高バイアスが続く、と見るのが一般的ですね。

FRBが金利を十分引き上げて、利下げをちらつかせ始めたら、FXでドル売り円買いのスワップでも入れようか、と考えています。2016年ごろかな?

但し、ドル円70円台から90円台にかけて、せっせとドルを買っていた身としては、110円を超えると高く感じるなあ。もちろんじっとしていても、月に500600ドルは配当金でドルがたまっていきますので、加重平均すれば両替レートはぐっと下がりますが(配当は必ず再投資に回しますので)。

予想通り、10月~11月にかけて「恒例の」調整局面となりましたが、調整期間が短いような気がしましたね。もう一回あるのかな?お金が続きませんが。

今月の売買

売り;なし

買い;Black Rock(買い増し)、MasterCard(新規)、沢井製薬(新規)


今月の配当状況
今月もやっぱり、円安頼みと言われても仕方がない、、、。ドル円は昨年末から6.8%のドル高です。予想受取配当金総額は昨年末比で15%に達しました。単純に考えればそのうち4割は円安のおかげという事になりますね。

増配
Kinder Morgan Inc +2.3% これで配当の予算達成
Abbvie           +16.6%

アッビイはアイルランドに本社移転させるために買収しようとしたM&Aが米国当局からダメだしされてしまったので、窮余の策として増配したのでしょうね。ただし、この銘柄はAbbottからの分社以来、ものすごい株価パフォーマンスなんです。最初は売ってしまおう、とも考えたのですが、今や孝行息子なので、もうちょっとホールドします。

さて11月以降ですが、同じことばかり言っていますが、好球必打で行くつもりです。できれば来年のNISAのために貯めておきたい気分ですが。
ところで、NISA拡充の話はその後、進展がないように思いますが、どうなったのでしょうね。
それから、今回の追加緩和で、消費税率10%は確実になったかもしれません、こっちは残念。



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2 件のコメント:

  1. 消費再増税するかどうかは、まだわかりませんよ。私は反対の立場なので、多少バイアスかかっているかもしれませんが、もし再増税を確実にしたかったら、黒田さんは今年の5月ころに追加緩和しても良かったと思ってますので(政府は7~9月期のGDPを見るって言ってますので)。今回の追加緩和は単に4月の増税が失敗だったから、調整しただけではないでしょうか。

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    1. 過去のブログをお読みいただくと、私も増税反対派です。
      私も含め、将来の予想はどちらかと言えば、みなさんコンサバに考えますので、心構えとして増税と踏んでおいた方が、対策が立てやすい、そのように考えているだけです。
      世界経済が堅調なら、日本が増税しても、少し時間をかければ、巻き返せるかもしれません。個人的には嫌ですが。

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