百科総論のAIバブル関連の話。当事者のChat GPTに聞いてみました。結構長文になりそうです。赤字は私のプロンプトです。ちなみに私とAIは過去にも似たような壁打ちをやっているので端折っているところがあるかもしれません。
前提として、ハイパースケーラー(MSFT、Google、META、AMAZON等)は今のSNS・クラウド等のプラットフォームの競争力を維持するため、AI投資は絶対に必要と考えていて、攻めているというより防衛的にAI投資をしている、とChat GPTは考えています。そこが「なんとなくバブル?」と考える層と決定的な違いかと思いました。
また、AI投資が崩れる場合は、それは「技術が進歩しすぎる」から、というオチは納得感ありました。
まあ、休みの日のちょっとした雑談程度にしてくださいね。
今の市場の空気は「AIがすごい。株価もすごい。しかし、盲目的ではないか。これはバブルだ、崩壊は近い」という印象があります(もっともリテラシーの高低で解釈に差がありますが)。
これをもう少し、分析し、株価、産業実態(ハイパースケーラーから恩恵を受ける業界の費用対効果)、ボトルネック(電力他)、想定シナリオA(楽観)B(ベースケース)C(ダウンサイドケース)くらいのまとめ方にできますか?
METAやMSFTが原子力発電所から電力を直仕入するとか、日々話がエスカレートする印象
とても良い切り口です。
ご指摘のとおり、今の市場の空気は「熱狂+自省」が同居している珍しい局面で、単純な「AIバブルか否か」では整理できません。以下、投資家向けに一段深く、しかし過度に煽らない構造分析としてまとめます。
1️⃣ 今の市場心理の整理(なぜ「盲目的では?」が同時に出てくるのか)
現在のコンセンサス
- AIは本物(否定する人はほぼいない)
- 株価はすでに相当先を織り込んでいる
- だから
👉 「これは正しい投資テーマだが、価格は正しいのか?」
という疑念が広がっている
ITバブル期との決定的な違い
|
ITバブル |
現在のAI |
|
|
需要 |
想像 |
実需あり |
|
主体 |
新興企業 |
ハイパースケーラー |
|
投資 |
株式中心 |
実物CAPEX中心 |
|
崩壊形態 |
期待破綻 |
採算・資本効率調整 |
→ 今の疑念は「詐欺では?」ではなく
「回収スピードに対して投資が前のめりすぎないか?」
2️⃣ 株価と産業実態のズレ(どこに歪みがあるか)
① 株価サイド(Market)
- NVIDIA、MSFT、META
等は
「10年分の成長を5年で織り込んでいる」 - 株価は
- AI導入の最終的な生産性向上
- 利益配分が現在の勝者に集中する
という前提を暗黙に置いている
👉 問題は
“間違っているか” ではなく “前倒しすぎか”
② 産業実態(Real
Economy)
ハイパースケーラーの実態
- CAPEXは防衛的
- 使わないリスク
> 使いすぎるリスク
- 投資論理:
「AIで儲かるか」ではなく
「AIを持たないことで競争力を失わないか」
費用対効果(ROI)の現実
|
領域 |
現状 |
|
GPU/計算 |
高コスト |
|
電力 |
急激に制約化 |
|
収益化 |
B2Bは漸進、B2Cは未成熟 |
|
価格転嫁 |
限界あり |
→ ROIは“まだ証明途上”
(=バブル論の根拠)
3️⃣ ボトルネック:最大の制約は「技術」ではない
① 電力(最大の構造制約)
- データセンターは局地的に都市一個分の電力
- 再エネ:不安定
- 火力:ESG制約
- 原子力:
- 「自前調達」「長期契約」へ舵
- META・MSFTの動きは異常ではなく必然
👉 電力は
コスト要因 → 戦略資源
② その他ボトルネック
- 半導体製造装置(ASMLなど)
- 人材(AIエンジニア)
- データ主権・規制
4️⃣ 想定シナリオ整理(A/B/C)
🟢 シナリオA:楽観(25%)
「AIが想定以上に早く利益を生む」
- 企業の生産性が急上昇
- AIコストが急低下
- 電力問題は原子力・新送電網で解消
- 現在の株価水準は正当化
📈 株価:
- ハイパースケーラー・半導体がさらに上振れ
- 「バブルだった」とは後講釈
🟡 シナリオB:ベースケース(50%)
「AIは定着するが、回収は時間がかかる」
- 投資は継続、ただしCAPEX成長率は鈍化
- 株価は
- 横ばい〜高ボラ調整
- 利益成長で“時間調整”
📊 株価:
- 崩壊なし
- 「株価が先に走りすぎた分を、数年かけて消化」
🔴 シナリオC:ダウンサイド(25%)
「投資過剰が一部で露呈」
- 電力・コスト制約でROI悪化
- AIサービス価格が下落
- 一部CAPEX停止・見直し
📉 株価:
- AI関連で20〜40%調整
- ただし
👉 ITバブルのような全否定は起きない
5️⃣ 「原子力直仕入れ」のニュースが示す本質
これは
❌ バブルの兆候
ではなく
✅ 「AIがインフラ産業になった証拠」
- 通信(昔):電力を大量消費
- クラウド(近年):電力を大量消費
- AI(今):国家レベルの電力再設計を要求
👉 投資テーマが“国家インフラ級”に昇格した
6️⃣ まとめ(投資家向け一文)
今のAI相場は「夢が弾ける直前」ではなく
「現実に合わせて価格と時間軸を再調整している段階」
崩壊を語る人が増えたこと自体が、
すでに盲目的バブルではない証拠
例えば、省電力半導体(今、NVIDIAではないにしろ開発競争があるはず)の出現で、AIが低コスト化すると電力系は前提が崩れるとか、良い技術革新が悪い産業構造に、とか
非常に本質的な問いです。
これは 「AI投資の最大リスクは、景気後退ではなく“技術進歩そのもの”である」 という話に直結します。
以下、あえて逆説的に整理します。
1️⃣ 問題設定の再定義
「省電力半導体が進化すると、今“正解”とされている電力投資・インフラ投資は裏切られるのか?」
答えは
👉 「一部はYes、一部はNo。しかも“同時に起きる”」
です。
2️⃣ 技術革新が前提を壊す典型パターン(歴史的に何度も起きた)
過去の例
- 省燃費エンジン → 石油需要が減らなかった(台数増)
- LED → 電力消費が減らなかった(用途拡大)
- インターネット → 通信量爆増
👉 効率化は“節約”ではなく“需要拡大”を生む
(いわゆる Jevons paradox)
3️⃣ AI × 省電力半導体:何が起きるか
① 技術的には「確実に起きること」
- GPU以外の選択肢
- 専用AI ASIC
- NPU / Edge AI
- 低精度演算(INT4 / INT2)
- 演算効率(FLOPS/W)は指数関数的に改善
👉 AIの“1タスク当たり電力”は下がる
② では電力需要は減るのか?
ほぼ確実に減らない
理由:
- モデル規模が拡大
- 推論が日常化(検索・業務・組み込み)
- AIが「常時稼働インフラ」になる
👉
「安くなった分、もっと使う」
4️⃣ それでも「電力投資の前提が崩れる」ケース
ここが重要です。
⚠️ 崩れるのは「総需要」ではなく「立地・時間軸・価格」(筆者携帯電話の通信料金のイメージ:送るデータは重くなる一方だが、携帯料金は下がり続けている)
① 集中型データセンター前提の崩壊
- 超巨大DC →
- 電力集中
- 原子力・専用電源
- 省電力+Edge化 →
- 分散型計算
- 既存電力網を活用
👉 原子力×巨大DC の「一点集中モデル」は揺らぐ
② ベースロード前提の揺らぎ
- AIは24/7稼働前提 → 原子力と相性良
- しかし
- 推論は断続的
- エッジ処理は可変
👉 電力は
「大量・安定」から「柔軟・分散」へ
③ 電力価格の交渉力低下
- 今:
「AI様が来るなら電力インフラ作る」
- 将来:
「AIはそこまで食わないでしょ?」
👉 “AI特需プレミアム”は消える
5️⃣ 「良い技術革新が、悪い産業構造に」なる瞬間
これは本当に起きます。
ケース1:過剰設備
- 電力会社・原子力・送電網
- 前提:
- AI需要は右肩上がり
- 電力は逼迫し続ける
- 技術革新で
- 消費が平準化・分散化
👉 高固定費産業が裏切られる
ケース2:GPU集中の終焉
- NVIDIA的寡占 → 利益率極大
- 省電力ASIC普及 →
- 価格競争
- 利益率低下
👉 技術革新=競争激化
6️⃣ それでも「全部が崩れる」わけではない理由
不変のもの
- AIは社会インフラになる
- 計算量は増え続ける
- 電力は必要不可欠
変わるもの
- 誰が儲かるか
- どこに投資すべきか
- 回収年数
7️⃣ 投資視点での整理(一般論)
|
セグメント |
技術革新耐性 |
|
半導体製造装置 |
高い |
|
電力インフラ(送電) |
中 |
|
原子力(集中型) |
低〜中 |
|
AIチップ設計 |
低(勝者総取り) |
|
AI利用産業 |
中〜高 |
8️⃣ 一文でまとめると
AI投資の最大リスクは「AIが失敗すること」ではなく
「AIが思ったより“賢く・安く・軽く”なってしまうこと」
その瞬間、
今“正解”に見えるインフラ投資の一部は“過去の最適解”になる
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