2013年10月28日月曜日

みのもんたの件などから見る親の責任


当ブログらしからぬこの件。

何とも言えないですね。

30歳を超えた子供の責任を親がとるのかって感じがしました。

(森元首相も40歳を超えた県会議員の息子が飲酒運転で交通事故を起こして、謝罪していましたね。その後薬物が原因か?ご逝去される)


もっともご両名とも、親は結構言いたい放題言っていて、世論も(みのもんた得意の「民意」も)視聴者も「自分の子供もしつけられずに、何言ってんだ」って感じになっちゃうんだろうなあ。

 
そういえば、中村雅俊の子供も(20歳は超えていたな)ドラッグで捕まって、中村雅俊自身が、涙の謝罪会見を行って、息子の非を詫びていました。

 
しばらくして、大正製薬の「リアップ」のテレビコマーシャルが、水谷豊に代わってしまった。

最近あまりTVで見かけない気がしますが、私がTV見ないからか?

 
たまたま思いついた3つの例を出してみた。

(森昌子、森慎一の子供もジャニーズからデビューって話は離婚とともに消えたのかな)

 
親の7光で勝負する人たちは、その親の顔に泥を塗る、やっぱり、ダメだよなあ。森元夫妻の子供は、子供に責任があるわけではないが・・・。


相互リンク先の立川一さんがブログで紹介されていた

 
「隣の億万長者」
http://vis2004.blog.fc2.com/blog-entry-1322.html

 
の本でも、子供を甘やかしすぎると、子供はダメになるって書いてあった(記載内容は金銭的な話でしたけど、本質的には同じような気がしました)。

 
自分の子供が目指すものを支援するのは親の責任と思っていたが、支援される子供にまず、人から助けてもらうということはどういうことか、感謝の気持ちを植え付けなければいけないだろうなあ。

これも親から支援を受けるのと、他人から支援を受けるのでは、やっぱり子供だとまた違ってくるのかなあ。


私にはコネで子供の将来を決めるような能力はありませんが、考えさせられる件ではあります。

みのもんた を単に批判するのではなく、子供の親ってどんな責任を取るんだ?という父親としての立場で考えてしまいました。
 
ちなみに、みのもんた はフジテレビ時代の「プロ野球ニュース」のころが一番好きでした(古いなあ)。ビッグになるにつれ、面白味がなくなってしまった。


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2013年10月25日金曜日

内部留保で、賃上げを?


(ロイター)

参議院の予算委員会で、企業の内部留保金を活用して賃上げさせるように国会議員からの質問に、首相は「これからもお願いする」と回答したというもの。

このブログをお読みの株式投資家同様、私は、ひっくり返りそうになりました。

ただ、もっと前から政治家は先頭にたって言っていたようですね。

小宮一慶氏

いろんな解説があります。
内部留保は余剰金であり、現金で眠っているわけではないから、活用できない
とか、小宮氏の様な会計的な解釈が多いように思います。

しかし、内部留保って、たまたま会社にあるだけで、株主に帰属するものって理解がゼロなのかい???

企業の稼いだ当期純利益は、原則株主に帰属する利益であり、だからこそ、一株当たり当期利益って概念が米国では重要視されているはず。

とはいっても、株主も企業に長期的に持続的な成長を期待するので、ある程度の内部留保を認めているのが実態。

PBR1倍割れは解散価値以下だ、って騒いだのは、どういう理屈からだったのだろう?政治家からも、PBR1倍割れはあきらかに割安とか言う声もあったように記憶している(純資産は全て株主に帰属するものって前提でしょ?)。

ウォ―レン・バフェットさんが、この論争が国会で勃発したことを知ったら、なんて言うだろう(未だに、直接日本株を買っていませんね)。彼は利益処分の使用に厳しい意見を持っている。

そもそも、賃金の支払いは、基本的に企業の給与規程や賞与規程で定められているので、経営者もそれを歪曲してベアするのも苦労しそうだ。

しかし、アベノミクスで業績が回復した企業は、金融緩和や法人税率見直しの見返りに、政治側の期待にこたえようとしているのは、ちょっと立派に思った(世論を敵に回すと、自社のレピュテーションリスクにもなるでしょうし)。

ただ、これを安倍さんや甘利さんが率先して言っているのがショックだった(まあ後者はそんな程度かもしれないけど)。

賃上げすると、国家には個人と法人が負担する社会保険料収入が増えるので、財政赤字削減の補助になるし、インフレを起こしやすい、だからお願いしている、というのは理解しますけど。

やっぱり、2006年ごろからにぎわせた 「会社は誰のもの」 って解釈が玉虫色だったことがこういった解釈がまかり通ってしまうのか?

テクニカルなことかもしれないが、この程度の前提がすっ飛ばされて、議論されているところが大きくショックだった。
私に専門性のない、他の議論も、大前提が間違っていながら、詳細を議論しているのか、と思うと、やはり日本の将来を案じざるを得ない・・・。

しかし、そういった 「経済・金融音痴」 を選んだのは私たち…。
自己嫌悪ですね。


今日は愚痴っちゃいました。すみません。

しかし、こういった誤った理解が広がってしまうと、企業の経営者が、「内部留保にしていると何を言われるかわからない。株主なら言い訳も出来るけど、政治家や世論からも悪者にされたらたまったものではない と言って、株主還元や自社株買いに積極的になってくれると、配当投資家としては、「棚からボタ餅」 でラッキーでもありますが…。

(私の保有する銘柄企業は、まあまあ株主還元に積極的なので、こんな心配もなくて良いかも知れないが)


ただ、マッカーシズムじゃありませんが、何かをスケープゴートの様に突いていく今の日本の世論のあり方って好きになれませんね(ブラック企業がダメとか)。



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2013年10月19日土曜日

最近の株取引

ブログの更新が少なくなっていますが、あまりネタがないというのが本当のところです。
Debt Ceiling問題も結局、予想通り問題先送りで、相場も持ち直しています。

そういった中で、前回のAltria GroupMO)に続き、ChevronCVX)とEnbridgeENB)を買い増ししました。
CVXENBについては、既に何度もブログで取り上げているので、詳細は割愛いたします。どちらもエネルギー株といってよいでしょうね。

自分の中では、買いを許容できるか否かのターゲットプライスに配当利回りを比較的重要視しています。毎年7%~10%の増配が期待できる銘柄なら、配当利回りが3%を超えていれば、検討に値するという感じです(もちろんその後さらに直近の様子なども追加で調べますけど)。

毎年の増配率10%超が期待できるENB3%程度の配当利回りで取引されているし、数か月様子を見ても、USD40を切りそうにないので、買い増ししました。

CVXについては、2014年末からのLNG増産が期待できるので、それに向けて買い増しです。最近も東北電力が、WheatstoneプロジェクトからLNGを買う長期契約を締結したニュースがありました。日本の電力・ガス会社に配当を期待しても仕方がないので、その元締めを買う感覚ですね(ほら、誰もがみなシェールガスを買うわけではないでしょ?)。
2013年の今日まで、S&P500は前年比+20%程度の大幅アップであるにもかかわらず、自分のポートフォリオは概ねドルベースで10%前後をうろついています。円ベースに引き直すと、円安が+20%程度あるので、全体でTOPIX並みの増加率となっているだけです。

いわゆるDividend Paying Stock(連続増配株)のうち、負債が大きいもの(パイプライン他)は金利上昇リスクを嫌い、外国で稼ぐ企業(フィリップモリス他)はドル高で名目利益の減少が嫌われており(さらに、IT不景気でIBMもダメ)、あまり良い気分ではありません。

しかし、まあ、そういうこともあるさ、という程度に考えて、ホールドしているだけです。増配率の方は概ね期待通りでしたので、現時点の予想配当利回りは少し上がっています。経営の方は、今の環境で出来ることをやっている様な感じがしますので…。

個人投資家の強みを生かし(いや、それに甘えて)、ホールドでアンダーパフォームでもクビにならない、気楽な投資です。

一方国内マーケットでは、NISAに向けて、いったん利益確定をすべきか、という議論がありますが、正直あまり自分の投資スタイルと本質論的に違っていますので、無視の状態です。むしろ、それで株価が下がるのなら、買い場が訪れるだろう、と考えています。

税制よりも、企業業績と株価のバランス、つまりよい企業を割安で買う、それにフォーカスします。

しかし、NISAって個人だけなので、いつも 「海外投資家が買ったから買いで、海外投資家が売ったから売り と、あなた任せに右往左往している東京マーケットの中でどれほどのインパクトがあるのか、正直懐疑的ですけど…。

むしろ、この時期独特のヘッジファンドの解約45日前ルールや米投資信託の決算締めのための利益確定売りなどで米相場が下がった結果、日本株も間違いなくツレ安になるようなことに備えた方が良いような気がします(その下げとNISAの下げが重複することは考えうる)。

今年の投資予算もまだ少しだけあるので、まだ下がるようだと、買いたい気持ちはあります。
 
どちらかと言えば買い一辺倒の投資が中心なので、株価が下がってくれないことには出番がない私ですので、適当なバイアスがかかっている可能性がありますのであしからず。


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2013年10月6日日曜日

Cher アンチエイジング、健康寿命


久々にリリースされたシェール(Cher)のニューアルバム、「Closer to The Truth」を聞きました。

これを聞いて、「年齢なんて関係ないや~」と思わざるを得なくなりました。

女性の年齢を聞くのはよくないことなのですが、どうしても、そこに目が行ってしまいます。

御年なんと、67!!! それでこれです。まずは、全米1位になったシングル「Woman’s World」を聞いてみてください。


確かに、昔のシェールと比較すると高音の声域が小さくなった感があります。それでも十分です。
(ビデオが、なんとなく、マイケル・ジャクソンのBlack & Whiteに似ていますね)

テクノポップをパワフルにしっかり歌いこなすあたりは、さすが実力派。

彼女は、その露出好きのショットの多さから、女性からは「Bitch」呼ばわりされることも多かったのですが、90年代後半からは、女性ファンがさらに拡大して、この曲で、その層がさらに厚くなりそうな気がします。


アルバムのジャケットがこれ。さすがにリリースに合わせて撮影したのかな?だとすれば、とても「高齢者」に見えませんねえ(もちろん整形は過去から何度もやっていると思いますが)。

 CHER / シェール「Closer To The Truth / クローサー・トゥ・ザ・トゥルース(初回限定スペシャル・プライス盤)」

Cherは今年で芸能生活が50年になる業界の御大です。1960年代から全米1位の曲を送り込んで、2010年代でも1位を獲得するとなると、これも記録でしょう。

(実は2003年ごろ、第一線から引退するといっていたのですけど)


元ビートルズのポール・マッカートニーやローリング・ストーンズのミック・ジャガー(ミックは今年、曾おじいさんになったそうだ!!)は、登場するけど、懐メロ化してしまっています。しかし、Cherはまだ現役で、第一線で挑戦し続けています。

Cher1998年のスーパーヒット「Believe」以来、ダンスミュージック路線が定着しましたが、何をうたっても、それになりきって、こなしてしまうのは、プロですね。

このCherさん、実は女優でも成功を収めた人で、「月の輝く夜に」では、アカデミー主演女優賞を獲得しています。Believeでは、グラミー賞を受賞していますので、アカデミー賞とグラミー賞の両方の賞を獲得したアーティストとして、金字塔を打ち立てています。最近でこれを成し遂げた人はいないのではないか??? それぐらい、何でもできる人なのです。

 

個人的には、80年代の映画「MASK」や「「イーストウイックの魔女たち」などで知るようになりました。

1989年に「Heart of Stone」というアルバムが出て、当時はLPレコードで買って、聞き始めたのが、歌手Cherとの出会いです。

このアルバムには、ボンジョビのギタリスト、リッチ―・サンボラが出ていて、彼が作ったといわれる「Heart of Stone」というタイトル曲は、ボンジョビの曲のようです。

 

このアルバムからの最大のヒット曲になった「If I could Turn Back Time」は、アメリカ海軍の戦艦ミズーリで、Tバックスタイルでロックを豪快に歌う有名な曲となりました。

(当時、米軍は、ベトナム戦争でイメージダウンしたので、トム・クルーズの「Top Gun」などで撮影協力して、イメージの回復に努めていました。そこで、海軍はCherに戦艦の艦上でロックを歌わせる、という手段に出たそうです。当時は今より男女平等概念が低かったので、アメリカでも賛否両論があったそうです)

 
ただ、その後あまり名前を聞かなくなっていたのですが1998年のBelieveで、「えっ?あのCherがダンスミュージック???」という感じで聞いたのですが、今やそれがすっかり十八番になってしまいました。


 
彼女には60年代、70年代にも大ヒット曲がありますが、今回はこの辺で。

ショウビズも環境変化への対応が必要ということでしょうね。

 健康寿命の延伸はアベノミクス政策の要でもあります。
 
 
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2013年10月3日木曜日

東京オリンピックに対する期待

決まりましたね。東京オリンピック。石原前都知事が誘致を表明した時、みんなしらけていましたけど、猪瀬知事になって、失言はあったものの、彼は上手くやりきりましたね。

初めは財政再建だというのに、無駄なカネを使うイベント、と思われていた東京オリンピック誘致ですが、ダメ日本が世界に認められた、という感覚からか? 今はバラ色の残り7年が想定されています。

しかし、前回のオリンピックとは違い、日本は成熟した低成長国家となっていますし、個人消費がGDP60%を占めるため、誘致に使う投資はそのインパクトが小さくなっています。

もちろん、国民の気持ちが高揚して、消費活動にプラスになる可能性も残されていますが、7年も継続するとは思えません。

逆風として、結局、消費税増税は決まってしまいました(見事オリンピック誘致とセットでしたね)。
アメリカの景気回復は依然弱いままです(米国の金利が上がらないと、これ以上の円安も望めない)。
新興国の経済も従来ほどよくありません。
高齢化が本格化して、人口は減少し続けています。

イギリス経済は、2012年のロンドンオリンピックまでにリーマンショック前までの勢いは取り戻せませんでしたね。



そして、日本人が、まんまと? 外国債券の罠にはまった(と言っていいのか?)ブラジルの場合、来年のサッカーワールドカップ、2016年のオリンピックと大型イベントが続きますが、現時点では景気はさっぱりであることは既にご存じの通りかと思います。

シドニーオリンピック前のオーストラリアも、中国経済の成長が少し恩恵をもたらしつつあった可能性があります。

アテネオリンピックの場合、オリンピックが終わったら、あっちこっちボロが出て、結局あのようになってしまいました。ウォ―レン・バフェットは、「潮が引いた後に、誰が裸で泳いでいたかわかる」といいましたが、無防備にはしゃいで、東京オリンピック後に、このような目に逢いたくありません。

少子高齢化(これを食い止めることが、財政再建の本丸であるとわかっているのに、なぜ議論をもっとしないのだ?)やデフレ脱却あるいは産業再編などを「オリンピック」を言い訳にせず、取り組んで欲しいです。

したがって、オリンピックが開催されるから、それまで経済はよくなり続ける、と考えるのは早計であり、冷静な推測が必要な気がいたします。


たった数週間のイベントにあまりにも多くの期待をせず、背伸びをすることなく、冷静に淡々と受け止めて、それでいて、オリンピックを契機に何らかの発展につながれば(例えば、相当難易度が高そうですが、コスモポリタンな雰囲気に慣れたおかげれ、移民受け入れに少しは寛容なムードになるとか)、それが本当の意味で成功かな、と思いました。

要するに、「それはそれ、これはこれ」 と地に足ついた政策実行を望みます。

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2013年10月1日火曜日

9月の投資状況


週末まで、間延びしますので、深夜速報ベースで今月はしめたいと思います。

 




 

「予想外」のテーパリング延期により、後半崩れてしまいました。インフレ率の推移や、失業率の推移からみると、そんな感じがしていたのですけど、市場が勝手に9月実施を決めつけていたような気がしますけどねえ。


しかし、金利上昇局面において、配当株は苦戦しており、また、ITソフト投資も低迷していることから、全体としては低調な推移に終わった感じがします。


今月の増配は主力のフィリップモリス(+10%増配)、マクドナルド(+5.5%増配)があり、おおむね今年のポートフォリオの増配は終わったような感じがします(ひょっとしてフォードが発表するかも)。次は1月にラッシュがあると思います。

 
9月はブログの更新と株式投資活動はほとんど手付かずでしたが、黙っていても配当が増えるようになって、うれしい限りです。


10月は、買いに入ると思います。決算で「予想以上」のEPSをたたき出して、また株価は上がるんじゃないか(と勝手に思う)。
 
 
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