2015年10月31日土曜日

マクドナルド 再成長なるか 39年連続増配 連続増配株の紹介 #17 S&P Dividend Aristocrats McDonald’ Crop(MCD)その1


さて、今回は私のポートフォリオ株でもあるマクドナルド(アメリカのマックです、念のため。日本マクドナルドは当社の連結子会社)をご紹介。39年連続増配中です。

業務内容は紹介するまでもないでしょう。早速財務分析を。今回、私も少し気合を入れてみました。

2015年10月29日木曜日

三井マンションの偽装事件に関する雑感 その2 旭化成建材


とりあえず、自分のマンションでは旭化成建材は工事に関与していないことが、三井住友建設への問い合わせで分かったそうです。

横浜の住民の方の心痛はお察しいたしますが、ひとまず、ホッとしました。

2015年10月28日水曜日

Google と Johnson & Johnsonによるロボティクス ベンチャーキャピタリストの話を聞いて

FenoxというVCで社長をやっているアニス・ウッザマンというベンチャーキャピタリストの話を聞く機会があった。
インド系の人だと思う。東京工大卒だといって、日本語が完璧だった。シリコンバレーを拠点にしながら、世界中のベンチャーに投資をしていて、有望な会社をNASDAQに引き上げるのを得意としている感じだった。

当日は、日本人に世界最先端のベンチャー技術を披露する、という感じで自分が投資している投資先の技術を紹介していた。
中には、日本の大企業でもすでに採用しているような技術もあったような気がしたが、大変面白かった。

2015年10月27日火曜日

森喜朗元首相に対する雑感 がんと闘う

ヤフーのコメント欄がひどすぎると感じたので。


コメントはリンクからみてください。

一応記事では、「森会長は3月に肺がんの手術を受けたことを公表しているが、病気との関連については説明しなかった。」
と記載があった。

「俺ががんか何かで死んだらいいと思っているんだろ」「いずれ分かること」
ともコメントしている。

以上(同記事抜粋)

2015年10月26日月曜日

Dow Chemical 10%増配 積極的なリストラクチャリングとサード・ポイントの陰

私の古いポートフォリオ銘柄(初めて買って今年で7年目)であるDow ChemicalDow)の第三四半期決算が発表されました。
かなり良かったようです。10%の増配が発表されました。私にとっても計算外の増配でPMの低調だった増配をカバーしてくれそうです。

Dowには、日本ではソニーやファナックにも出資した、あのダニエル・ローブ率いるサード・ポイントが大株主として存在しています。


2015年10月25日日曜日

Kinder Morgan Inc. (KMI) 正直さが裏目に出ているのか?


KMI3Q決算が発表されました。
配当を4%引き上げ、年$2.1ドルとしました。
会計上のOperating Income7割以上と大幅に減っていますが、固定資産等の減損を除けば17%の減少でした。

2015年10月24日土曜日

連続増配株の紹介 穀物メジャー 40年連続増配 Archer-Daniels Midland(ADM)#16 アーチャーダニエルズミッドランド

アーチャー・ダニエルズ ミッドランド社(ADM)はいわゆる穀物メジャーと呼ばれる食品商社です。40年連続の増配実績を持っています。

日本で穀物メジャーといえばカーギルが有名ですが、ADMは第2位の取扱量のようです。ちなみに第3位(または4位)は日本の総合商社の一角丸紅(が買収したガビロン)となっています。


ADMはコーン、大豆などの取り扱いに強い。本社もイリノイ州にあります。

2015年10月22日木曜日

ツタヤ図書館に対する雑感

レンタルビデオ等でおなじみのツタヤの書店。自治体の図書館を民間活用により財政負担を軽減化する一石二鳥のスキームだったはずだったのに。批判や白紙撤回する自治体まで出る始末。
今のところマスコミの見出しからフツーの人は、ツタヤ図書館が悪者かのような扱いに感じそうなものが多い。


2015年10月20日火曜日

三井のマンションの偽装事件に関する雑感

同じ売主の物件に住む住民として、単に戦々恐々としている、というのが率直な感想。

横浜の物件に関する件は、こちらの(住民の立場に立った)マンション分析専門家ブログでもご参照いただくのがいいでしょう。

2015年10月19日月曜日

アメリカ企業決算と相場の雑感 2015.10.18現在 JNJ、BLK、PM

アメリカ企業の決算は先週から始まった。私の持ち株では、ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)、ブラックロック(BLK)、フィリップモリス(PM)が発表を終えた。
週末各社の決算をざっくり見た。

おおむね市場予想よりは良かったようだ。
ただし、私の場合、市場予想よりいい悪い、よりもEPSの上昇率を期待するところがある。
EPS(一株当たり当期利益)の上昇率はすなわちDPS(一株当たり配当)の増加率につながりやすいからだ。

2015年10月18日日曜日

「株は新高値で買いなさい」 ふりーパパ著 を読んで

当ブログで12を争う? おすすめ本の日本人著者 ふりーパパ氏(もう一人は竜谷大の竹中教授)の新著が出ました。
さっそく読みました。

第一弾はこちらをご参照

2015年10月17日土曜日

配当貴族銘柄の紹介 23年連続増配 エコラボ S&P500 Dividend Aristocrats #15 Ecolab(ECL)

ECOLAB社は23年連続増配なのですが、なぜか配当貴族銘柄指定されています。理由はよくわかりませんが、業容などを考えてみれば、それに十分値すると思いますので、気にせず分析してみました。 

上記はECL社が昨年12月に増配を決めた時のプレスリリースです。そこには23rd consecutive annual dividend rate increase と記載されています。参考にしているU.S Dividend Championsのデータにも23年となっていました。

2015年10月15日木曜日

ありがとうサービス(3177) リユース事業

今年新規で打診買いしたありがとうサービス社(3177)。買ってから初めての四半期決算が13日に開示されました(小売・外食業なので2月決算の中間)。

ありがとうサービス(3177)・中小型株の打診買い (前回記事 2015.7.25)


2015年10月14日水曜日

アサヒビールにチャンス到来か? SAB Miller AB InBevの買収提案を受け入れる 巨大ビール会社の誕生予定

日本ではパソコンのDellEMCを買収したことのほうが大きく取り上げられている印象がありますが、あっちは630億ドル、こっちは1044億ドルですからねえ。

日本のマスコミはキリンやアサヒに気を遣っているのでしょうか?
いずれにせよ、短期間で大型M&A2件も成立したのは、株式市場にとって明るい話題でしょう。

2015年10月13日火曜日

原油価格は供給で決まる。なぜ中期的に原油価格が$70~$80に回帰すると考えるのか JOGMECの分析から その3 金融市場が与える影響

原油価格は需給「だけ」で決まる時代は終わりました。ヘッジファンド他金融市場による影響も大きい、と言われています。

では、どれぐらいが金融市場で決まるのか、を分析したそうです。

2015年10月12日月曜日

原油価格は供給で決まる。なぜ中期的に原油価格が$70~$80に回帰すると考えるのか JOGMECの分析から その2 シェールオイル以外の供給状況と需要動向

前回
石油市場へ影響をもたらすものはOPECの生産量からアメリカのシェールオイルに移った。
シェールオイルは1バレル$40だと採算割れであり、生産者の資金繰りも悪化するので、生産量は減少に向かうだろう。

今回
  1. OPECやアメリカ以外の原油生産国の生産も増加傾向にあるが、産油国の政治など不安定要素もある。
  2. OPEC以外の国(例:カナダ、ブラジル、メキシコ等)でも、原油価格が低いままだと、投資が不足するため、供給に影響が出る可能性もある。
  3. 一方、需要の方は、2020年まで世界GDP成長率を4%IMF予想)とした場合、年間110~130b/dの増加が予想される。
  4. 需給に基づけば、年間110~130b/dの需要を満たすためには、石油価格は$70~$80でなければ生産者側でもインセンティブが働かない。
  5. したがって、需給で見た場合、2020年末の原油価格は$70~$80と予想する。

2015年10月11日日曜日

原油価格は供給で決まる。なぜ中期的に原油価格が$70~$80に回帰すると考えるのか JOGMECの分析から その1

連続増配と直接関係ありませんが、連続増配ポートフォリオに欠かせない石油株の動向を地に足ついて理解し、自信持ってホールドまたは買いを行うためには役に立ちました。
当たるも八卦、当たらぬも八卦、しかし予測の前提条件はまあまあ納得感があるって感じです。

2番底で落ち込んでいる原油価格(最近底打ちの気配も見えるが、単に利上げが遠のいてドル安になっただけかも?)。この分野に投資している身としては、動向が気になります。ChevronEnbridgeKinder Morgan 売るつもりなんてありません。Chevronの追加投資をどうするか考えているぐらいです。

2015年10月10日土曜日

配当貴族銘柄の紹介 ヌーコア S&P500 Dividend Aristocrats #14 Nucor(NUE)42年連続増配

ヌーコア(ニューコアとも綴られています)は42年連続増配中ですが、なんと鉄鋼業事業者です。シクリカルな素材産業で連続増配を42年も実施しています。

ヌーコアはアメリカ株投資本の日本語訳でしばし採り上げられているはずなので、ご存知の方も多いと思います。

また、日本の大和工業(5444)がヌーコアと合弁会社をアメリカで経営しているので、そちらの関係からご存知の方もいると思います。


早速、テンプレート分析から。


2015年10月9日金曜日

TPPがもたらす自動車業界への恩恵って?

各国の議会の批准が前提ですが、日本は自動車産業が恩恵を受けるとよく言われています。
ちょっとだけ調べてみた。

TPPにより、アメリカおよびカナダ向け自動車および自動車部品に関する関税が引き下げられる、というのが日本にとってTPPの恩恵だといわれています。


2015年10月8日木曜日

Phillip Morris International(PM)を買い増し

(投資判断は個人でお願いします)
55か月ぶりに買い増ししました(少しですが)。
たばこ銘柄に集中するのは良くない、と思い敢えて避けていましたが、配当利回りが5%台とあっては捨て置けぬと。

2015年10月5日月曜日

9月の配当 9月の売買

9月は8月比で+0.6%の増加、昨年末比で+4.3%の増加となりました。
株価が下落しているのでDRIPによる増配効果がちょっと大きくなった感じがしますね(笑)。

2015年は配当での大きな進展を望むのは厳しくなったような感じがしてきました(配当利回りの低い銘柄に注力したことも影響していますが)。


2015年10月4日日曜日

2015年10月3日土曜日

配当貴族銘柄の紹介#13 Leggett & Platt (LEG) 44年連続増配 その1

Leggett & Platt社は44年も連続増配している配当貴族銘柄企業ですが、知りませんでした。調べているうちに、投資家からみて、かなり戦略的な会社である、という印象を持ちました。

当社は創業以来130年の業歴がある製造業で、ベッドのスプリングを組み立てることから始まって、マットレスやソファや自動車シートの骨格部分、金属製のオフィス家具(椅子とか)、フェンスなどワイヤー加工製品などをコアな製品とする家具関連製造企業です。会社側は各製品群では(米国での)市場シェア1位、2位ばかりである、と言っています。
(こちらのビデオを見ていただくとわかりやすい)

北米で7割、それに欧州と中国を加えた売上高は9割に上ります。日本はほとんど縁がなさそうです。したがって、我々もいまいちどのような企業かわかりづらかったりするかもしれません。


では、いつものようにテンプレート分析です。