2015年10月15日木曜日

ありがとうサービス(3177) リユース事業

今年新規で打診買いしたありがとうサービス社(3177)。買ってから初めての四半期決算が13日に開示されました(小売・外食業なので2月決算の中間)。

ありがとうサービス(3177)・中小型株の打診買い (前回記事 2015.7.25)



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売上高(前年比)+9.7%、営業利益+22.6%、純利益+37.4% 営業利益の会社予想に対する進捗率は52%となっています。
(と言っても、予想売上高が81億円程度の中小企業ですが)

当社はブックオフ、ハードオフの四国を中心としたFCとモスバーガーのFCや自社ブランドでも展開する外食を併設する部門がある。
FCビジネスが中心で愛媛など地域ドミナントが強み。

そのブックオフ、ハードオフ事業について決算短信で、ちょっと気を引いた文言があった。
「これまで廃棄物として処理していた商品を、ニーズのある東南アジアへの輸出販売を行う体制を確立することで、これまで以上に積極的な買い取りを行い、どんなものでも買い取って引き取ってもらえるという店舗の信用力、ブランド力の向上及び良品在庫の増大に努めてまいりました」
以上、当社決算短信を抜粋

もちろん、当該業務の業績は好調に推移しています。

そして、つい先日、TV東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)でも、コインロッカーのようなものに物を入れれば、数日で査定して換金するサービス業者の紹介をしていた(中古品買い取り)。

さらに、2か月ほど前、うちのマンションでも、中古品の買い取りを自宅の玄関口まで営業マンが来て、依頼品を買い取ってくれた(マンションの規模が大きいので、比較的効率的なビジネスだったと思う。管理会社と提携していたデベ系列の会社だったと思う)。

ちなみにWBSでも、買い取った商品は、高いものは店舗で転売、中価格帯はネットで販売、低価格帯は東南アジアに輸出する、と言って、ガンガン買っていかないと競合他社に持って行かれてしまう、と事業者は言っているそうです。

トレジャーファクトリーやハードオフ辺りの業績がいいのもやっと腹落ちできました。

もっともこの会社の株を買ったのは、事業よりも社長さんの個性であり、一回本人の話を聞きたいなあ。
例えば「社長日記」でこんなことを書いていらっしゃいます。

「愚直な努力」
全く 努力も しないで ある日 目が覚めたら
力がついて しかも 有名に なっていた、
ということは ありません。
陽が あたらずとも 愚直な努力を コツコツ
続けて、 そして 何かが 成就する。
そして 注目を あびるかも 知れませんが
努力を 怠ると 力は 落ちて行きます。

新聞やテレビなどに 出る 出ないは 関係なく
愚直な努力を 続ける者だけが
何かを 成しとげます。 有名で なくとも
力の ある人を 無名有力と言い、
有名だけど 努力を やめて 力が なくなって
いる人を 有名無力と 言います。

無名有力が カッコイイなと 思いますが
いずれにせよ 愚直な努力は 続けたいですね。

以上「社長メッセージ」を抜粋


投資ですから、あまり人にのめりこまないよう注意していますが、一方で、中小型株は経営者次第ってのも理解しているので、この辺のバランスをいかに取っていくか、これが簡単ではなさそうですね。


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