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2026年3月6日金曜日

くすぶるプライベートクレジット問題の整理

 プライベートクレジット(Private CreditPC)と呼ばれる金融形態があります。

簡単に言えば、銀行の代わりに企業へ融資を行うファンド型の金融です。従来の言葉で言えばノンバンク金融の一種ですが、より正確にはファンドが企業に直接融資を行う「Direct Lending(直接融資)」と呼ばれる分野です。

 

基本的な仕組みは、投資家(年金基金、保険会社などの機関投資家)から資金を集めてファンドを組成し、その資金を企業へ融資するというものです。この構造はプライベートエクイティ(PE)やベンチャーキャピタル(VC)と似ています。

ファンドの存続期間は通常710年程度で、その間、投資家は原則として資金を引き出すことはできません。

 

期待リターンは概ね年率812%程度とされています。PEのターゲットリターンが1520%程度とされることを考えるとやや低い水準ですが、株式投資ではなく融資であるため、理論的には回収確実性が比較的高いと考えられているためです。

 

PCは以前から存在していましたが、特にリーマンショック後に急速に発展しました。銀行破綻が金融システム全体に大きな影響を与えたため、「大きすぎて潰せない(Too Big To Fail)」問題が議論され、銀行の自己資本規制が強化されたからです。

 

銀行は自己資本に対して過度なリスク資産を持つことが難しくなり、融資姿勢が慎重になりました。その結果、銀行が融資しづらくなった中堅企業向け融資や、M&Aに伴う買収ファイナンスなどをPCファンドが担うようになったのです。

 

現在PC市場の規模は約1.5兆〜2兆ドルとされ、その7割以上が米国市場です。一方、米国の商業銀行の貸出残高は約1314兆ドルであり、銀行に比べれば小さいものの、無視できない規模になっています。

 

今問題となっていること

景気減速や金利上昇などを背景に、これまで見えにくかったPC市場の構造的問題が徐々に表面化しています。主な論点は以下の四つです。

  1. 融資先企業の質
  2. PCファンド自身の投資行動と銀行との関係
  3. 個人向け商品のALM問題
  4. 金融規制の対象外・資産評価の問題

2025年12月5日金曜日

米国債券・社債投資の検討をGoogle Geminiに相談してみたよ

 


今回はちょっと長文になってしまいます。

【債券投資検討の経緯】

米国は金利低下が本格的になろうとしており、雇用状況などを見るとソフトランディング又はリセッションの可能性も考える必要性を感じました。

私の株への基本的な投資戦略は、信頼できる銘柄のBuyHold時々買い増し、というスタンスなので、相場がバブルでもナントカショックでも、ガチホが基本です。

しかし、仮にナントカショックで急落した場合、今、現金は保有するだけで価値毀損と言われていますが、Cash Is Kingが復活するのは目に見えています。

とはいえ、一定のCashを漫然と待機させるのはもったいない。

そこで、債券投資をやり、金利低下・株式がボトム付近で、債券を売却し、株の買い増し資金に充当してはどうか?(待機資金が債券の値上がり分増加できるし、株の下落によるトータルリターン毀損のクッションにもなる)

 

個人的には、米国債10年、20年のストリップス債、グーグル・アマゾン・メタなどの超長期債などを待機資金対策に入れたらどうなるか?