2014年10月23日木曜日

IBMをどう考えるか、ポートフォリオ決算


第三四半期決算の前半戦。自分のPFでいつもドキドキさせられるのがテクノロジー関連株、IBMとシスコです(内容が悪かったら一晩で10%程度の株価が吹き飛ぶ)。そのIBMの決算はひどかった。そしてやっぱり2日で10%がとんだ。

実は、そろそろ業績の下げ止まり感をひそかに期待していただけにちょっとショック。

しかし、ハードウエア部門は1年前からひどかった。

私はIBMがハードウエアのローエンドをレノボに売却したことと、半導体製造部門に追い銭を払ってでも売却したことは、経営戦略的には正しい判断だと思っています。半導体事業については、ずいぶん前から売却交渉があったことをニュースで知っていました。

ハードウエアからソフトウエア&サービスに、よりハイバリューなビジネス分野に投資する、という方針に沿っています。

しかし、アウトソーシングサービスとソフトウエアも減収減益になってしまったことは懸念すべきことかな、と感じてしまいました。


会計的、CF的には将来、出血が止血された印象を受けますが(今回売却した半導体事業は2013年は約700億円の赤字事業)、業績をけん引しそうな成長分野もまだ見られないというのが心配で、肝心なのは今後のことですね。



そもそもIBMを保有した理由は、ソフトウエア&サービスでのSolidな成長が見込めること、たとえコケても自分で自分を変えられる能力がある会社だと思ったこと、です。
 

現在前者の見通しがぐらついてしまったものの、少し時間がかかるかもしれない。決算発表では、ITバックオフィスのアウトソーシングといったどちらかと言えば、ローマージンなビジネスはクラウドと競合するような感じになっているそうで、価格下落のプレッシャーがあるといっていました。


一方、IBMはクラウドがダメだといわれていますが、そのIBMもクラウドはやっていて、まだまだ規模は小さいながらも同分野の前年対比売上高増加率は50%に達するそうです(2014年度は現在の売上高を年換算した場合、$3.1Bになるそうです。四半期の全社売上高は$22.4B)。

昨年クラウドベンダーのSoftLayerというベンチャーを買収し、アマゾンなどの追撃態勢を整えています。

元々顧客基盤はしっかりしていますので、しっかりした技術が手に入れば、同分野でもまだまだやれると思います。

IBMの買収戦略はメガファーマのそれと同じで(米国の大企業のM&A の大半はこのパターン)、優れた技術や製品力をもつ事業を買収し、自分たちがすでに築き上げたグローバルなチャネルで拡販していく、というものです。


したがって、今後は落ちていくアウトソーシングのローマージン事業とクラウド事業・アナリスティック(ビッグデータ)、セキュリティ、モバイルといった彼らにとって成長分野の売上高と利益を相殺しあうような状況がしばらく続くと考えられます(初めのうち、売上高は伸び悩むはず)。「しばらく」がどの程度の期間かはわかりませんが。


ただし、五月雨的に人員削減を行っていて、なんとなく営業的にガタがきていると思われるようなコメントも見受けられた点が心配です。また、今後も成長分野で必ずしも良いパフォーマンスが得られるか否かわかりません。


ソフトウエアは、ミドルウエア部門は堅調な伸びでしたが、Information Management部門が少し悪かった。コメントでは単なるパッケージソフトが伸び悩んでいるようだった。


会社側は2015年の利益目標を1月に発表するといっていますが、EPS$20という目標は撤回してしまいました。半導体製造部門の譲渡関連の費用やリストラ関連が来年まで続くからだそうです。
 

さて、今後のIBMへの投資方針をどうするか、という点ですが悩ましい。とりあえず再成長できそうな感触がなければ、買い増しはない。

 

IBMへの投資テーマは、継続増配、たとえコケても自己改善能力がある、という点です。今のところ来年の減配や増配据え置きの懸念は小さい(自社株買いが少なくなるけど)。


自己改善能力はまさしくこれから検証しなければならない。

1:ソフトウエア&サービス(コンサル部門)が安定成長路線を今後も取れそうか?

2:成長分野の伸びが本物か?(他社比較、たとえば、オラクルと比較してもこれまでは見劣りすることは事実だと思う。アナリストもアクセンチュアと比較して弱いと指摘していた)

これらが、2015年の、たぶん5月ごろに開催されると思われる、Investor’s Dayにどのように織り込まれているかを確認することとする。いつも投資家にはクリアな説明をする会社なので、そこで成長性を再評価することとする。


Struggling(「もがく」とでも訳すのか)していることは確かだが、CEOは変化への対応スピードを加速化させる、と言っているので、巨象がまた踊ってくれるか、当面見守ることとする。

赤字部門は売却したので、ソニーやパナソニックのような大幅な赤字に陥ることはない代わりに、しばらく一進一退かもしれない。NTTAT&Tのような感じかも(固定電話の落ち込みをワイヤレスでカバーしていますね)。

 

現状では、悪材料出尽くし感がまだないので、株価は非常に軟調さが予想される(空売り天国)。

しかし、株式市場では今や誰も期待しなくなったIBMの業績にちょっと火がつくと、株価は急転するはず。アップルとの提携はこれから売上高に反映されるなど前向きな話も残っています。


売りの規律を守るのも難しいものです。したがって、売らなくてもいい銘柄を買ったつもりだったんですけどね。まあ、売らなくてもいい、というのはあり得ないかな。しばし辛抱。

 

フィリップモリス:こちらもIBM同様に、ドル高に悩まされていて、会計的な決算はあれだけ自社株買いをやっても減益だった。しかし、現地通貨ベースの各国のビジネスは持ち直しつつあり、トンネルの中に光がさしたような感じがした。すなわち、西欧(特にスペイン)、ロシア、日本、インドネシア等の主要マーケットで下げ止まり感が見えてきました。


北アフリカ、東欧は堅調で、11月にはついに電子タバコがテスト販売されます。テスト第一弾は日本の名古屋のようです(なぜ名古屋だったのかは不明。こういうのって、日本でやるのなら新しいものが好きな大阪でやるのがマーケティングの定石だったような記憶がある)。


しかし、マクドナルドの中国問題(ロシアも政治的な問題を抱えるが)、原油価格の急落によるシェブロンの決算(春先からある程度予想していたが)、EUの景況感減速で新車販売台数の伸び悩みに直面するフォード(想定外)、香港の混乱でちょっと気持ち悪いHSBC(想定外)などポートフォリオ銘柄に問題が山積していて、相場上昇ほど気分は上昇できません(もちろん自分のパフォーマンスも上昇していない)。

P&Gとかはそろそろトンネルを抜けてくれることを期待していますが、どうかなあ。

うまくいっている銘柄(JNJMODOWENBKMIKDDIなど)と上記のうまくいっていない銘柄が相殺しあって、市場平均かちょっとその下、という感じですね。

 

一喜一憂しながら決算時期を過ごす、いつものパターン、と言ってしまえばそれまでだが。。。しかし、その一喜一憂が個別銘柄投資の面白いところなんですね。

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2014年10月18日土曜日

最近買った株 Black Rock他

待ちに待った調整局面。どこまで下がるかは神のみぞ知る、ですが。。。

S&P500の直近最高値が9月中ごろの約2019、そこから約10%の下落が、いわゆる調整局面の底値付近だろう、というのが一般的な見方です。▲10%1817辺りになります。確か水曜日にザラバで1820台まで落ちたと思います。
「投資のプロ」の相場観はそんなロジック?に基づいているんじゃないでしょうか?

「投資の素人」の私も、1800近くまで来たら出動しようと、ニュートンがリンゴを待つがごとく、この半年ほどは待っていました(たまにガス抜きに小さく買いを入れることもある)。

一方、FRBFOMCは確か10月の2829日、アメリカの中間選挙は114日なので、まだ日があります。したがって少し買い出動が早かった可能性も残っています。
しかし、買うと決めていた銘柄が、自分のバイイングポイントに来たので、買った、という次第です。

買い
Black RockBLK
ご存じiSharesシリーズでETFを運営している資産運用会社です。今や世界最大の預かり資産(Asset Under ManagementAUM)の運営会社です。当社はもともとプライベートエクイティで有名な、Black Stone社の債券運用部門だったのが、分離独立した会社です(StoneRockの違いはなんなのだろう?)。

出発が債券運用で、その後メリルリンチの債券運用部門や英バークレイズからiSharesを含む運用会社を買収して巨大化しました。さすが根がM&A会社だけあって、M&A戦略を得意としています。

現在のAUM46兆円にも上ります。内訳は、債券31対 株式57、パッシブ運用 対 アクティブ運用の比率は 66 対  34iSharesをパッシブ扱い)と比較的おとなしい???運用会社です。もっとも最近は不動産とかオルタナティブとかアクティブに頑張っていますが。

さて、この「草食系」の運用会社は、1999年のIPO以来の株価パフォーマンスは、S&P500を上回るアクティブネスを発揮しています!!! 
面白いでしょ。パッシブ運用で成長した会社の株価がアクティブ運用顔負けのパフォーマンスです。
今後もEPSは年率10%前半台の成長が期待できると経営陣は言っています。



ビジネスモデルは単純です。AUMの増加が信託報酬の増加、すなわち売上高の増加につながります。売上高が増加すれば、規模の利益が働きやすいビジネスなので、利益率が改善していきます。

コストは人件費と複雑な金融商品を管理運営するシステムがメインです。営業利益率は40%近くに上ります。

不況になれば株式ファンドはAUMが減りますが、債券ファンドは資金が流入しやすくなるので、比較的不況抵抗力があると思います。

皆さん、ETFやインデックスファンドに投資するのが、「スマート」なんでしょ?AUMは着実に増加しています。

ただし、業績は安定成長が見込めるものの、ミスターマーケットさんは、この株を金融株とレッテルを張っていらっしゃるので、株価の乱高下がゴールドマンサックス並に激しいのが玉に傷ですが、それだけバイイングポイントが多いともいえましょう。

もう一つは金融当局からの規制がファンド等の運用商品や経営方針に影響を与える可能性がある点が留意点でしょうか。

経営陣は株主還元に熱心で、自社株買いと配当に積極的です。営業利益率40%で、投資はシステム投資がメインですので、FCFは潤沢で、使い道はM&Aがなければ自社株買いと配当に回しています。そりゃ、BLK自身が自分たちのファンドの投資先に株主還元を積極的に迫っていますので、自らの資本政策もしっかりしているんでしょう。

資産運用会社といえば、老舗のFranklin Resources社(BEN)があります。こちらはどちらかと言えば、アクティブ株式投信がメインの会社だと思います。同社の株価リターンも確か長期で見ればS&P500をアウトパフォームしていると思います。

BLKBENの最大の違いは、配当利回りです。これが選択の決め手となりました。BENでもBLKでも、ファンドを買うより、ファンドの運営会社の株のほうが、パフォーマンスがよい、というのが面白い。



こちらもご参照

それ以外、

Master Card (MA
ご存じ、クレジットカード業界世界3強の一角です(VISA、アメックス、マスターですね)。VISAよりも多少、米国外ビジネスが強いので、こっちにしました。

Apple Payがクレジットカード会社を活用した決済システムを採用するそうなので、代替脅威は当面なくなりました。

ネットワーク効果と言って、利用者が増えれば触れるほど、当該商品・サービス・仕組み等は次の利用者を呼び込んで、その商品・サービス等は強くなっていくという「経済の濠」の典型例です。

配当利回りは私の銘柄中、唯一の1%未満(0.6%)ですが、BLK同様Cash Cowなビジネスで、自社株買いや増配には積極的です。

沢井製薬
かつて80円台でせっせとドル買いしていた身には、こうもドル高になるとなかなか買いづらい。安い円で安い日本株を買うのが得策と思いました。

候補にはニトリ、亀田製菓、サンマルク、三菱鉛筆、セコム、ABCマートなどを考えていましたが、ジタバタしていると、ニトリのように株価がピヨーンと上がったりするので、愚図愚図してしまいました。

今回、沢井製薬を買った理由は、「国策に売りなし」(ジェネリック薬の浸透は医療政策の最優先政策の一つ)という相場格言と金融とヘルスケアの保有比率を上げる、というポートフォリオ全体の方針に従ったからです。

厚生労働省や財務省はジェネリックの取扱量を先進国並みに引き上げることに躍起になっている点が追い風。さらに当社は、特殊な国日本で国内シェア第一位。

向かい風は工場等設備投資が必要で(ただしR&Dはそんなに必要としない)、FCFはそんなに期待できない点、ジェネリックはもともと価格勝負の側面があるので、数量が増えるほど売上高が伸びない点など。

ヘルスケアセクターでは、アメリカの医療機器、バイオ系、なども候補に挙げていましたが、「国策に売りなし」という相場格言に乗ってみよう、と落ち着きました。ゼネコンだけが国策銘柄でもありませんしね。 すでに調剤薬局ではジェネリックの採用に躍起になっていますし。

これで今年の投資予算の8割以上を費やしてしまいました。もう一段下がるようなら、MA辺りを買い増しすると思います。

今後は年明けの利上げ相場に備えて、じっと待っていたいと思います(思っているだけですが)。

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2014年10月13日月曜日

ネットショッピングとバリュー投資

少し気が早いが、11月の下旬から、アメリカではクリスマス商戦が本格的にスタートする。小売業ではこの時期の売上高が平常月の倍以上になるらしい。さまざまな統計期間が昨年との売上高の対比を発表している。

近年、そういった実店舗の売り上げに明らかに影響を与えているのが、いわゆるネットショッピングです。アマゾンの同期間中の売上高などが話題となります。
さて、私もご多分に漏れず、ネットショッピングをするほうで、その取引金額は年々増えていると思います。

特にもう3年以上前にiPadを買ってからの増え方が大きいです。タブレットだと簡単にネットに接続できますね。また、クレジットカードのポイント還元にこだわるようになり、楽天カードを作ってからは、楽天でのショッピングが増加しています。

買う内容も、数年前まではアマゾンで本、CDDVDを買っている程度でしたが、最近では家電(Wi-Fiルーター)、食品(まとめて買うと送料込でも安くなる)、家庭用品、衣服などその幅が広がっていっています。

ネットショッピングの良い点は
  • 品揃えが豊富である(ネットサーフィンすれば、かなりの確率でニーズに合うものが探せる)
  • 店員などに気兼ねなく買い物ができる(説明文を読めば、かなり商品への理解は可能)
  • 相対的に価格が安い(同レベルのスペックのものなら、実店舗と比較して、固定費が安い分価格に還元されやすい。楽天の場合、楽天カードやキャンペーンをうまく活用できれば、割引率が大きくなる)


といった点だろうか。

ネットショッピングの気になる点は
  • 実物を手にしない不安
  • 決済・配送など売り手への信用・サービス不安


といった点かな? しかし、「気になる点」は経験を積むことで解消されていきます。

店員に疑問点を聞くことができない不安、というのもあるかもしれません。その場合、ショップに電話なりメールで問い合わせができます。HPの記載が不十分(例:サイズの測り方)、誤記や不明点を電話します。小規模経営のショップなら責任者がメール・電話の対応をしてくれます。
そうすれば、ショップの雰囲気もわかったりします。
(しっかりしたショップならそういうこともありませんが)

さらに、実店舗で試着、下見をして、ネットでクリックして注文という事も可能です。事実、オーダースーツができるお店では、生地選びや採寸は実店舗でやってくれるところがあります。この場合、代金決済だけネットになります。

楽天の場合、レビュアーがショップや商品の感想を書いている場合があります。そのレビューを読めば、多くのヒントを得ることができます(具体的に良い点、悪い点を指摘しているレビューは参考になりやすい)。これでサービス面や信用面への不安が和らぎます。

アマゾンやYahoo!も本以外の商品への販促を強めていますので、サービスは全体的に良くなる一方です。

最近、大手量販(ケーズデンキとか洋服の青山とか)も楽天でネット販売をするようになりましたが、私はやはり個人経営か少人数の中小企業が経営する特色あるショップで買い物するのが楽しいです。
こちらの細かいニーズを満たしてくれるショップが結構あるので、買いたいもののイメージがはっきりしている場合はネットショッピングしやすいです。

また、楽天やYahoo!に出店していないが、評判の良いネットショップなどもありますが、こちらは経験値を積まないとなかなか手が出せないかもしれませんね。

さて、最近具体的に何を買ったのかをご紹介
なんと、スーツを買いました。



昨年、同じショップでハリスツイードのジャケットを25千円ぐらい(ビームスあたりだと5万円~6万円ぐらいだと思う)で買い、なかなか良いものだったので、そのショップには好印象を抱いていました。

今回、スーツを買おうと思って、ネットで調べていると、同じ店から、ゼニアというイタリアの生地を使ったスーツが、なんと17千円という破格値で在庫処分を行っていました(元値は推定38千円程度。百貨店等で買えば8万円は下らないだろう。ただし買ったのは中国製)。

自分のスーツのサイズを徹底的に調べて(伊勢丹、ユナイテッド・アローズ、ビームス、ヨーカドー、スーツセレクト、青山、ユニクロ等などで試着しまくる)、同じようなサイズだったので買いました。
こんな感じのものです。

仕立てにこだわる人なら、オーダーすると思いますが、そこまでこだわりもなく(今まで量販店で買ったスーツでも45年着ていましたので)、中国製で十分です。
着心地はゼニアというだけあって、なめらかでいい感じです。サイズも問題ありませんでした。

スーツなんてどうやって送ってくるの?
「ハンガー便」という配送方法があります。

配達員さんが左のビニール袋に入ったスーツをそのまま手渡ししてくれます。

ズボンの裾上げはどうするの?
二つ方法があると思います。一つは買ったショップで裾上げしてから送ってもらう方法。もう一つは裾上げを近所のリフォームショップでやってもらう方法。
いずれにせよ、自分の股下が何センチかを測ればよい。今持っているスーツのズボンを測るとか、ユニクロで試着するとか。ユニクロのズボンは股下2センチ単位で売っているはずなので、かなり正確に測れます。
サイズの測り方は、たいていショップのHPに記載があります。

万が一サイズが間違っていればどうするのか?
すそ上げ前なら、返品対応してくれるショップが大半です。私は昨年ツイードジャケットを交換してもらいました。

また、ショップによっては、事前に試着用のスーツを送付してくれるところや、該当商品を試着させてくれるショップも登場しています。試着して気に入ったら買うってすごいサービスです。

こういったショップは、地方の中小零細ショップが多く、こちらのニーズの把握やサービス面など、ものすごく行き届いていると感じます。顔は見えませんが、頑張っている小さなショップの経営者ってなんとなく応援したくなりますね。こちらも良いものをリーズナブルな価格で買えますし。
ちなみに私は今回、スーツを岐阜のStyle Editionというショップで買いました。試着可能というショップは福島の会津若松のTrad House Fukiyaというショップです。




とまあ、こんな感じでネットショッピングを楽しんでいます。
もちろん、ららぽーとやアウトレットモールなどの実店舗へショッピングに行くこともよくありますし、そういったショップで買うこともあります。しかし、価格面ではネットに軍配が上がってしまいそうです。

どうしても、「フェアバリュー」以下の価格で買おうとする心理がこういった行動の原理になっているような気がします。割安価格で買おうとする分、そのための下調べをしっかり行うという点は投資に似ているようです。

上方修正投資法やスイングトレードなどがありますが、やっぱり自分にはバリュー投資が向いているような気がしました。


株式投資の方は、そそそろ出動すべき時期が来ましたね。

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2014年10月4日土曜日

9月の投資状況


今月は10月の雇用統計終了後の米国相場を反映しています。
9月の下旬に米国相場がやや軟調になったこと、個別銘柄でも、香港のデモによりHSBCが、業績下方修正によりフォードが、子会社であるNTTドコモの計画の下方修正によりNTTが、米ドルがカナダドルよりドル高になったおかげか、エンブリッジやトムソンロイターが、石油相場の下落でシェブロンが、といった具合に多数の直撃弾を食らってしまいました。

言い換えれば、「買ってもよいかな」というレベルに調整が来つつあるという事ですが・・・。全般的にドル高に弱いポートフォリオであることは確かです。
唯一の救いは、私が日本人であるため、円安の恩恵を受けているという事でしょうか。今月のリターンは円安様様でした。

最近は経済動向も安定してよくなっているため(注:アメリカのこと)、あまり株に関心が向きませんが、第三四半期決算発表があるので、気を抜かないように。IBMはそろそろボトムの兆しが見えないかなあ。

今月の売買
売り、買いともなし

配当状況

今月の増配
フィリップモリス +6.4
マクドナルド   +4.9
プラネット    +5.9

おそらくこれで今年の増配発表はおしまいだと思います。
1月~9月までの増配は指数ベースで+17.6%の増加でした。増配分だけで、百貨店でスーツが1本買えるぐらいの額です。もちろん税込ですが、、、。

来年は楽天さんでも特定口座ができたりNISAが拡充されたりすると聞いていますので、手取りの配当額の増加に期待しています!!!

今月は一気に5円近くドル高円安に振れてしまったため、(円ベースの)配当増加も一気に増加しました。昨年末比で+10.3%となりました。仮にドル/円のレートが昨年末(約105.6円)のままだったとすると、9月末の指数は254.7となります。

円安のおかげで、Yield on Cost8%を超えてしまいました。これはもっと下げる(追加資金で運用する)ようにしなければなりません。

たとえば、株価があとXドル下がったら買おう、と決めていても、そういう時に限ってその直前で反発したり、やっと一段の業績改善の芽が出てきたと思っていたフォードが業績下方修正を出したり、この2年以上株価が全く上昇の気配がないフィリップモリスやIBMを見ていると、「やっぱりIBMは『不発弾』なのか、ピーターリンチの現役時代と同じじゃないか!!」などとフラストレーションが募ります。この2つがPFのツートップなので漬物石の様だ。


しかし、IBMは予想PER9.5倍、実績PER11.5倍とこの相場では格安放置されており、ちょっと売上高の増加傾向が見られれば、あっという間に株価は250ドルぐらいまで上がるんじゃないか、と思っていますが、まあ気長にやっていきましょう。

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2014年9月16日火曜日

朝日新聞のねつ造記事と新聞業界


池田信夫氏のブログなどで散々攻撃を食らっている朝日新聞。同氏はNHK時代から、「あの報道(慰安婦問題)は怪しい」と思っていたそうなので、今回の一連のねつ造記事には、鬼の首をとったかのような感じになっているが、ちょっと彼を見直した感じもした。

ここ約1か月で、慰安婦問題、吉田調書、任天堂の社長への「インタビュー」など3つも続けてねつ造記事が出てきました。誤報ではなくねつ造ですからタチが悪い。

「ゴキブリを1匹見つけたら20匹いると思え」

と言われます。

3匹も見つかってしまいました。60匹はいるのかな?

 

自分が専門的に知っている分野で何かが起こって、新聞やTV報道されると、その内容に多少の疑問を持つ人が大半ではないだろうか?(私の場合だと、外資系M&A脅威理論ですね。最近の例でもすかいらーくの上場などの一方、パナソニックのサンヨー電機買収後のサンヨーの末路や革新機構のルネサステクノロジーへの出資などを見比べると、内資に買収されたほうが悲惨な末路をたどっているでしょ?けど人々は外資に買収されるとなると嫌悪感を示す)。

私は、彼らに専門性がないので、正確に情報を把握できていない、あるいは結論ありきで記事を書く習性、そういったものが記事を読んだ時に疑問を感じる根っこにあるのかな?と思っていました。

しかし、0のものを10と言うとは思いもよりませんでした。スポーツ新聞等で、1の出来事を10のように取り扱うのは日常茶飯事ですし、決して「ウソ」ではないので、割り引いて読んでいますが、日刊紙がスポーツ新聞以下の記事を書くとは思いもよりませんでした。

 

一方、マスコミ、特に大衆紙には日刊新聞法というものがあり、法律で株式の譲渡制限がかけられるようになっている。これが経営のガバナンスやコンプライアンスが欠落する要因になっているとも指摘されている(大手新聞社は非公開企業)。今回も「チェック機能」が働かなかったのでしょ? 他人への「チェック機能」へは厳しいのですけど。

 


第1条 一定の題号を用い時事に関する事項を掲載する日刊新聞紙の発行を目的とする株式会社にあつては、定款をもつて、株式の譲受人を、その株式会社の事業に関係のある者に限ることができる。この場合には、株主が株式会社の事業に関係のない者であることとなつたときは、その株式を株式会社の事業に関係のある者に譲渡しなければならない旨をあわせて定めることができる。


つまり、第三者が買収することは法律で禁じられている。「報道の中立性」を守る大義名分があるからだそうです。新聞社自体が定款変更して(現株主の2/3以上の賛成を得て)、この条項を取っ払えば可能だと思います。

 

報道の中立性を守るための法律が、その中立性を揺るがす元凶だったのではないでしょうか? 

 

3匹の「ゴキブリ」が発見され、たぶんいろんな人が4匹目、5匹目を見つけにかかっていると思うので、朝日新聞の信用は失墜していると思います。安倍政権からも慰安婦問題への「説明責任」発言も飛び出していますね(自民党の立場からすれば、そりゃ当然でしょ)。

それでも朝日新聞を購読する人はまだまだいると思いますが、広告収入はかなり厳しいと思います。

 

明日すぐにでも経営が傾くようなことは起こらないと思うが、抜本的な改革をしないときわめて厳しい未来と言わざるを得ない。経営陣を刷新することだと思います。そのためには外部の株主が取締役会を支配して、「まとも」な人に経営させる必要性があります。つまりM&A

しかし、M&Aには上記のような壁がある(朝日新聞の大株主は経営に携わらない個人だったと思う。これを機に安値で買いたたかれることを良しと思わないのではないだろうか?むしろ朝日新聞の株主は経営陣に株主訴訟を起こしたい心境かもしれない)。

 

しかし、「事業に関係のある者」の定義づけはちょっとわかりづらい。ただし、ソフトバンクが買収することはできないと思います(孫さんも今更買わないでしょうね)。ましてや「新聞王」のウォーレン・バフェットも日本の新聞社を買収しようとは考えないでしょう(たぶん上記の法律上できない)。

今どき新聞社の事業を魅力に思う人はそんなに多くないような気がしますし(広告収入はFacebookGoogleにやられっぱなし)、いても上記のような法律のおかげで妨げられる可能性があります。

仮に、他の日刊紙ならどうでしょう。毎日や産経は経営状況があまり良くないように聞きますし(毎日は赤字)、読売も朝日を買収してもメリットはない(日本の日刊紙は、朝日がなくなったほうが、パイの分け前に授かれるので、都合がよいはず)。

そもそも、プライドは高いけど、記事の信ぴょう性が低い朝日新聞の記者を抱えるメリットは小さい(朝日の記者も読売のナベツネに支配されるなら・・・と考えるのかな?)。

 

新聞を取らないと世間の動きがわからないので、取っている、そんな人が多いと思う。

消費税増税が待っているので、これを機に新聞購読をやめる人も出てくるだろう。

私は8%に上がるとき、それを口実に妻を説得して、新聞購読(日経)をやめてしまった。今、新聞を再購読してほしいとは家族からは聞こえてこない。新聞がなければないで案外やっていけるものなのです。

新聞報道の信頼性は大なり小なり完全でもないので、読者も「ゴキブリ」は読売や毎日にもいるんじゃないの?という疑問を持ってもおかしくない。

また、インターネットでも大半の記事は無料で読めるし、もっと突っ込んだ解説をしてくれる人はいくらでもいる。

必要悪のような新聞から「必要」がなくなると、ただの悪でしかない。

今回の一連のねつ造騒動が朝日だけの「特殊要因」なのか業界全体の「普遍的要因」なのか知る由もないが(注:各社(特に読売)自社の発行部数すらも「ねつ造」疑惑のある状況である)、従来から付加価値の低い日本の新聞業界へのカンフル剤となるかどうか注目してみたい。今なら「うちにもゴキブリが居ました」と白状しても、被害は最小限に食いとどめられそうですが。

 

最もテレビで顔と名前が一致するような場面で説明する現場記者や編集委員は、優秀でまともなことを言っている人もいる。個人としての新聞記者は優秀だけど、会社として組織で見ると、正直物足りないように見えてしまう(TVでまともなことを言っていても、新聞で読む記事がつまらん)。これは、優秀な技術者が在籍しながら、経営パッとしない日本のカイシャと酷似していて面白い。

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2014年9月13日土曜日

ユニクロ


ユニクロはよく使います。フリースが出る少し前ぐらいからか?20年以上使っている。小林克也さんがTVCMで「ユニクロ、ユニーククロージング」と言っていたのを覚えている。

当時のユニクロのイメージは、少しオルタナティブで、やや斜に構えた若者向けといった感じだった。店内ではMTVが流してあった。

それがナイキのマーケッターをスカウトして老若男女路線になったかと思えば、今は外人モデルが幅を利かせて、少しずつグレードをアップさせているかのようだ。

ユニクロで買うものは、「定番アイテム。どこで買っても同じ。あとは価格勝負」。品質と価格が程よい。

たとえば、チノパンだと細かいこだわりもなく、ユニクロの3,000円程度のもので丁度良い。似たようなチノパンをまさかブルックスブラザースやラルフローレンで1万円以上出して買うようなことはない、絶対にない。

しかし、紺のジャケットを買う場合、ユニクロの5000円程度のものというわけにはいかない。それこそブルックスブラザースやお気に入りの楽天ショップで注文する。ユニクロで買うことは絶対にない。

そんな使い方です。

ここ最近、ユニクロの日替わり限定セールと言って、ユニクロ側が指定した日に買えば、普段買う価格より、500円~1000円安くなるキャンペーンを打っている。キャンペーン終了後、価格は元に戻る。

始めのうちは知らずに買っていたが、一度オックスフォードシャツ(これもどこで買っても同じで、ユニクロの品質なら、コスパの良い商品の一つ)を2900円程度で買って、翌週別の用事でユニクロを覗くと、1500円ぐらいで売られていて、ひどく損をした気分になってしまった。

それ以降、欲しいものがあっても、限定商品の日をじっくり待つ戦略に変わった。ここ数か月チェックしていると(いつも買い物に行くショッピングセンターに出店している)、待てば確実に安くなるようだ。

この週末はその作戦で、Gパンをゲットした。

普通のアパレルのお店では、セールとなれば、そのときでなければ安くならない印象もあるし、次に行くと確実に別の商品に置き換わっている。しかし、ユニクロでは、いつ行っても定番商品は陳列されている。同じ商品の値札がコロコロ変わる。

初めは消費者をバカにしているんじゃないか、と思ったりしたが、「なくまで待とうホトトギス」作戦に切り替えた。どうせユニクロ側は多少安く売っても、確実にもうかるような価格戦略を取っているとしか考えられないから。

買うアイテムは、かねてから買いたいと考えている定番アイテムで、それが限定商品指定されたら、限定商品をその期間にゲットする習慣がついてしまったが、そういう客は広告宣伝費も少なくて済みそう(メルマガ会員)で、結局あちらの作戦にはまっているのだろうか?

 

この文を書いていて、やっぱり自分はバリュー投資に向いている、と確信しました。


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