2012年11月3日土曜日

10月の投資状況


総資産増加率       1.7%、YTD 15.5%(ニューマネーなし)
予想受取配当金増加率  +4.7% 指数159.4
Yield              3.80
Yield On Cost       5.25

株価は軟調でしたが、円安により、総資産は堅調な推移を見せました。投資信託やヘッジファンドの決算期などが重なるこの時期は、軟調相場が予想されると、「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」P357~P358に記載されてありますので、出来るだけじっと待つ戦略をとっています。

思ったより下落しない印象があるので、そろそろかなあ、と思う反面、「財政の崖」とやらで、今は早いのでは、と思うこともあります。

 今月の売買

売り:エムティーアイ。今期の決算(9月)を待って、投資判断を決めよう、とずっと思っていました。来期予想が自分の期待より低かったので、売りました(あと頻繁に暖簾の減損を行う)。有料会員の下落は歯止めがかかったように感じますが、有料会員の維持・獲得コストがべらぼうに高くなってしまい、従来の事業モデルの再現が覚束ないように感じました。損切りです。残念ながら。

買い:日本電信電話、つまりNTTです(買い増し)。決算発表前に、3,600円台で買う、と一応決めていたので、実行。ところが筆頭子会社のドコモの業績下方修正で、決算で何か起こるのかな?決算発表後に(大した理由もなく)さらに下落すれば、もう一口買う予定。

沖縄セルラー(買い増し)。親会社KDDIと比較して、安いバリュエーションで高い配当利回りです。沖縄県シェアトップで地域限定キャリア。バリュエーションが割安なのは尖閣諸島に近いからか?

予想受取金増加率


増配発表

Kinder Morgan Inc +2%(17年連続で2期連続)
Aflac Inc.        +6.1%(30年連続増配)

Kinder Morganは堅調に引き上げますね。昨年対比だと+20%の増配になるそうです。

Aflacは日本法人が全売上高に70~75%を占める米国企業です。したがって、成長力の衰えた日本でも、やり方次第では、しっかりした事業が出来る、というお手本のような会社かもしれません。ただし、さすがにEPSの成長率が鈍化してきており、考えようです。8~10%を期待していますが、会社側の中長期的な成長ガイダンスは3~6%となっており、今期の増配率もそのラインに沿っています。やや物足りない。

8月に売却したREIT-ETFの代金で、NTTと沖縄セルラーを買っているため、全体のYield on Costは増加することになります(電話会社の方がREIT-ETFより配当利回りが高いから)。


11月に向けて

「財政の崖」って、(逆張り投資家には)楽しみ???

ハリケーン「サンディ」の被害で、ベライゾンコミュニケーションズ(通信キャリア)やパイプライン会社といったインフラ系企業の被害が「Significant」らしいので、逆張りによいかも?

 


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