2023年6月4日日曜日

2023年5月の配当状況

 4月から5月にかけては、日本企業の決算シーズンということもあり、想定為替レートなど気にしていましたが、130円前後のところが多かったように思います。

従来、「内需株」と思っていたような業種でも、積極的に海外進出を図っており、為替の影響をさらに受けやすくなっているのではないか、と思います。

たとえば、持ち株にパンパシフィックインターナショナルホールディングス(要するに旧ドン・キホーテ)がありますが、同社も文字通り、アジア地域に出店を進めています。

また、住友林業のような、ハウスメーカーも積極的に海外M&Aを繰り返し、今や利益の半分以上は海外(アメリカとオーストラリアが中心)で稼いでいます。

そうした動きもあり、また、ドル円が130円を超えたあたりから、ドル→円に資金シフトをしたこともあり、2022年ごろから、どちらかといえば日本株投資に積極的になっています(2022年から2023年冬頃は日本株が安かったし、各企業の株主還元政策がかなり強化されてきていると感じていたので)。

政策的にPBR1倍割れはダメ、という方向性もあり、見直し買いが続いていますね(個人的にはそれほど気にしていないが)。

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新規、増配などいろいろありましたが、最終的には円安で、円換算の米国株配当の評価益分の増加が決め手ですね。

5月中の増配


KDDIとNTT以外は、最小単元くらいしか保有していないので、配当総額に与えるインパクトは小さいです。とはいっても、配当投資はチリツモですから。

5月の売買
【買い】
信越化学工業(新規) 冬頃から目を付けていて、半導体が今年の2四半期から3四半期が底を打ちそうだ、という感じだったので、少し前にTSMCを買い、今回信越化学を買った。結構シクリカルだが、折り紙付きの優良企業でまだ割安、ということで買った。
実はリーマンショック後に真剣に買いを考えて、買わずにとても後悔したことを覚えている。

積水ハウス工業(新規) 連続ではないと思うが、減配を原則やらないという最近はやりの配当方針を採用。住宅は着工件数が減っているが、マンションほどでないにしろ、戸建ての新築価格は上昇中。当社株も長期目線では、それなりに上昇。住友林業と共にハウスメーカー銘柄。決算月が1月で、配当の分散にも良い。

サイバーエージェント(新規)ご存知、元祖ネット銘柄。AbemaTVの成長期待です。ワールドカップサッカーの無料配信を見ました。YouTubeもたまに見る。

【売り】
スターツ出版(一部)買値から倍増し、一部は利益確定。この資金で信越化学工業を買った。まだ伸びると思うが、手堅く信越に乗り換え。

大林組(一部)シルチェスタ―の増配提案を拒否。あとはゼネコンの事業見通しや配当方針、大林の配当利回りより、積水ハウスの配当方針や割安感の方が良かったから、というのが本当の理由。

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