あっちこっち忙しくて、ブログの更新をサボってしまいました。5月は本業・副業に加え、太陽光発電の草刈り業務を毎週末行っており、なかなか時間が取れなかった。
草刈は一段落して、少し時間の余裕ができました。今年は、5月でもびっしり雑草が生えていて、刈るのに苦労しました。次は8月の除草剤蒔きです。
さて株式投資。
6月3日に2日まで(米雇用統計後)の数値です。
結構日本株が上がった(実際TOPIXは+6.1%で、S&P500の+2.7%にドル高+2.7%を合計した5.4%よりアウトパフォームしている)と思ったんですが、自分の日本株の主力は通信キャリア株やインフラファンドなので、あんまり恩恵を受けませんでした。
米国株は、AI関連銘柄だけ上がって、私の主力の医薬品やエネルギーは多分アンダーパフォームしていたと思います。
ドルインデックス(ドルのドル以外の全通貨に対する値動きの加重平均値のような指標で、純粋にドルだけの価値の増減を図るのに適する)が100を上回り始めています。
いつも参照している、Investing.comのサイトです。
6月2日現在の104.04は1980年から約40年の歴史の中で高い方だということがわかるでしょう。
今より高かったのは、1980年代半ば(アメリカのインフレがひどく、ピーターリンチがPortfolioの上位に米国債を組み入れていたほどだ。ドル円も240円ぐらいじゃなかったか?)で、1985年のプラザ合意を合図に一気にドル安に急降下しました。
(このころ米国株はレーガノミクスもあり、ブル相場でしたね)
次のドル高局面は、ITバブルの前後ですね。90年代後半から00年代前半。新興国で通貨危機が相次いだ時期ですね(タイバーツとかインドネシアルピアとかにジョージソロスなどのヘッジファンドが売り浴びせた)。
日本では、不良債権問題のピークからピーク越えの時期で、不良債権=日本売り=円安とかさんざん言われていましたが、このグラフを見ると、単にドル高だったんですね。
お次は2014年ごろ。当時FRB議長のバーナンキ氏のテーパリングが要因だったような気がします。彼はリーマンショックを乗り越えるため、金融緩和としてガンガン中央銀行で米国債や住宅ローン債権を買ったので、「ヘリコプター・ベン」(ヘリコプターで、ドル札をばらまくぐらいの金融緩和)ともいわれていたのが、急に引き締める、といったというのが背景だったと思います。
2018年から2019年にかけてやや経済がスローダウンし、コロナショックで財政・金融の大盤振る舞いを経て、急激な引き締めに入って、100を超える、という感じです。
欧州でまだ金融引き締めの余地が残っているようですが、ドイツ経済は弱い状態です。
アメリカは金融引き締めの仕上げの段階にありますが、雇用などは依然強い状態が継続しています。
日本経済は、円安とインフレがほぼ一巡し(1年程度経験した)、賃金上昇もあり、良いサイクルに入りつつあります(あとは政治が増税とか社会保険増とか余計なことしなければ)。
「強気相場は懐疑の中で始まる」のか、逆イールドの継続で米経済がリセッション入りするのか、直近の雇用統計などを見ていると、判断は難しいですね。
応援お願いします。
スポンサーリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿