2012年9月2日日曜日

8月の投資状況


 

 年初来ベース(すべて円換算ベース)

総資産:+12.0% (ニューマネーなし)

予想受取配当金増加率:+12.8% 、指数149.3

Yield on Cost5.05%

Yield3.89

 

欧米の金融緩和期待が続き、株価は堅調だったようです。

日銀に緩和期待する声はあまり聞こえなくなりましたし、インフレターゲットも、「思った通り」所詮口だけというのがバレバレのようです、ハハハ。来年に任期切れですよね、S総裁。

2012年の株式市場は各国中央銀行の姿勢が相場に如実に表れていると言えそうですね。

8月まで順調に推移していますので、9月以降は何か起こるのでしょうか?

 

今月の売買

売り:朝日インテック(EXIT)、REIT ETF 1343EXIT

買い:ユナイテッドアーバン投資法人(新規)

 

朝日インテックとREITETFは全部売ってしまいました。

朝日インテックは翌期に過去最高益を予想しながら、減配かよ(年1回配当ですよ)。こういうのは私の選択基準に入りません。もっとも減配発表前に全株売っていますので、被害はありませんでしたが。

気になる点は、この程度のガバナンス、ちょっと借金が多いところ、カテーテル・ガイドワイヤーの分野の競争が激しくなっている点。当社はグローバルで見た場合、とにかく規模が小さすぎるのとオーナー経営など、やや不安点あり。

 

REITETFは前回のブログ記事(59日付 J-REIT ETFへの投資方針をStrategic Reviewする) 

の通り売却しました。入れ替えでユナイテッドアーバンを買いました。結局負ののれんを活用した分配金計画がある銘柄が安全パイであるという結論に。

上記2銘柄の売却代金はまだCashで残っています。

 
8月に大きく動くのは得策とは思えなかったので、キャッシュは温存しています。

 

増配発表

Cisco Systems +75% 

Altria Group  +7.3

かつてのITバブルの申し子だったシスコもついに配当株の仲間入りになりました。

この企業もマージンが高く(営業利益率が21%)、潤沢なCFを保有するので、期待はしていました。シスコの配当利回りが一気にマイクロソフト並みになりました。

アルトリアは、まあ、こんな感じでしょう。毎年の増配が宿命づけられた一社ですね。

 
予想受取配当金増加率は、REITのETFを売却したことから、一時的に減少しました。元本はキャッシュで手元に残っているので、増配分だけ、前進していると考えてよいと思います。

9月はQE3が発動されるか否か? インフレ率が落ち着き、小売りが堅調になってきたことから、発動しないんじゃないか、と思っていますが、失業率が高すぎる、というもう一方のトリガーもあるので、悩ましいところですね。

「QE3をやる用意がある」ってのは、たぶん、ダウ平均が12,000ドルを割ったぐらいの株価急落劇があれば、ということでしょう。
 
QE2ではコモディティのインフレを誘発して、結局企業のマージンが圧迫されて、リストラを行っている企業も目立ったので、不動産価格も底打ち傾向がみられて、ゆっくりとした改善が今の米経済にはよいような気がします。

一方、中国・インド経済も失速気味で、多少の金融緩和でコモディティが上がっても、大したことがない、ということなのでしょうか?



QE3 → コモディティインフレ → 新興国再インフレ → 領土問題、ってのは日本ではよい迷惑ですね。


下がったら買う、を行動基準にしていく予定です。

 


応援よろしくお願いします!!
にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿