今月は10月の雇用統計終了後の米国相場を反映しています。
9月の下旬に米国相場がやや軟調になったこと、個別銘柄でも、香港のデモによりHSBCが、業績下方修正によりフォードが、子会社であるNTTドコモの計画の下方修正によりNTTが、米ドルがカナダドルよりドル高になったおかげか、エンブリッジやトムソンロイターが、石油相場の下落でシェブロンが、といった具合に多数の直撃弾を食らってしまいました。
言い換えれば、「買ってもよいかな」というレベルに調整が来つつあるという事ですが・・・。全般的にドル高に弱いポートフォリオであることは確かです。
唯一の救いは、私が日本人であるため、円安の恩恵を受けているという事でしょうか。今月のリターンは円安様様でした。
最近は経済動向も安定してよくなっているため(注:アメリカのこと)、あまり株に関心が向きませんが、第三四半期決算発表があるので、気を抜かないように。IBMはそろそろボトムの兆しが見えないかなあ。
今月の売買
売り、買いともなし
配当状況
今月の増配
フィリップモリス +6.4%
マクドナルド +4.9%
プラネット +5.9%
おそらくこれで今年の増配発表はおしまいだと思います。
1月~9月までの増配は指数ベースで+17.6%の増加でした。増配分だけで、百貨店でスーツが1本買えるぐらいの額です。もちろん税込ですが、、、。
来年は楽天さんでも特定口座ができたりNISAが拡充されたりすると聞いていますので、手取りの配当額の増加に期待しています!!!
今月は一気に5円近くドル高円安に振れてしまったため、(円ベースの)配当増加も一気に増加しました。昨年末比で+10.3%となりました。仮にドル/円のレートが昨年末(約105.6円)のままだったとすると、9月末の指数は254.7となります。
円安のおかげで、Yield on Costは8%を超えてしまいました。これはもっと下げる(追加資金で運用する)ようにしなければなりません。
たとえば、株価があとXドル下がったら買おう、と決めていても、そういう時に限ってその直前で反発したり、やっと一段の業績改善の芽が出てきたと思っていたフォードが業績下方修正を出したり、この2年以上株価が全く上昇の気配がないフィリップモリスやIBMを見ていると、「やっぱりIBMは『不発弾』なのか、ピーターリンチの現役時代と同じじゃないか!!」などとフラストレーションが募ります。この2つがPFのツートップなので漬物石の様だ。
しかし、IBMは予想PER9.5倍、実績PER11.5倍とこの相場では格安放置されており、ちょっと売上高の増加傾向が見られれば、あっという間に株価は250ドルぐらいまで上がるんじゃないか、と思っていますが、まあ気長にやっていきましょう。
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