米国株式の購入の際に交換するドルの総平均レートは、2008年6月に初めて米国株を買って以来、89円程度でした(ちなみに2008年6月時点でドル円レートは106円だった)。
もちろん、1ドル100円台から70円台の円高に至るまで、我慢し続けてドルを買い続けていたので、ドル円の平均交換レートは下がり続けていました(株式ではこういうのをナンピン買いというようです)。
「アベノミクス」で一気に円高の修正が巻き起こり、私の外国株ポートフォリオは為替レートの上でも「為替差損」は解消しました(現時点ではという枕詞付ですけど)。
(その反面、米国株を買うのがやや割高に感じるようにもなりましたが…)。
先週末段階で暫定的に総資産の円ベース金額を試算すると、昨年末比+13%(ニューマネーも含む)となっており、わずか3週間程度で、年間の期待資産値上がり率(私の場合+10%程度)並みの急騰となりました(年末から株をバイアンドホールドしている人は似たり寄ったりのはずです)。
バーナンキFRB議長がQE2を示唆したジャクソンホールの講演会(2010年8月)から、もちろん追加投資しているので、純増ではありませんが、資産は約倍増しています。
これが「最大瞬間風速」とならないことを祈るばかりです…。
また、株式資産総額 > 住宅ローン残高 となり、家一軒分が私の純資産になりました。
住宅ローンは変動金利(1.2%の優遇金利付き)ですので、住宅ローン減税と合わせると、0.25%~0.50%程度が実質金利となります(年末残高に1%のローン控除がつくので、年間の平残ベースだと0.25%より高い金利になると思います)。
一方、株式投資資産は、1ドル89円ベースだと、時価に対する配当利回りが3.75%、簿価に対する配当利回りは5.7%に達し、配当総額 > 支払利息 が鮮明になっています。
(え?変動金利住宅ローンは、金利上昇リスクがある? 変動金利の根本になる短期プライムレートは日銀の政策レートに連動して決められますので、日銀が利上げしないと始まりません。アベノミクスはインフレ率2%に達するまで、金融緩和を継続するのが基本ですので、インフレ率が2%を超えたらそのラインかもしれませんが、そんな一気にレートを引き上げるようなケースを想定していません。インフレ率以上に金利を引き上げるのは本当に景気が過熱化しているときです。まずは、インフレ率をプラスに持っていて、中央銀行の金利操作が景気に影響を与えるようにするのが目的なので、遠い先の話です。また、3%程度の利上げ程度で家計が破たんするような設計にしていないので、あまり深く考えないでよいと思います。そこまで「順調に?」金利が上がれば、家計も潤っているはずです。
一方、固定金利選択型は国債金利に連動しますので、よく藤巻さんがおっしゃる「ガラガラポン」が起こると、金利期間の継ぎ目の年には高騰するリスクはあります。ユーロで一部の国の国債金利が上昇したからと言って、ECBは利上げを行っていません。
長期金利は市場で決まり、短期レートは日銀が政策的に決めるものです)
そこで、もう8年以上も使っていたカバンを買い換えました。円高の最終局面なので、輸入物価の上昇が今後起こると思ったからです。カバンのような買回り品は、たぶん在庫回転月数が3から4か月程度なので、春先から1ドル90円程度の価格で販売されるリスク?を考えました。
TUMI(これ最近ニューヨーク証券取引所に上場したんですが、TUMI Holdings;TUMI)のバッグを楽天市場で買いました。
丸の内仲通に直営店がありますが、ネット通販で買えば、半額以下で買えます(アメリカからの並行輸入品)。2万円程度でした。
「資産効果」?で財布のひもが緩んだのでしょうかね?(投資資産から個人消費にお金を移したわけではないですけど)
いわゆる成長株の一味でしょうか。30倍を超えるPERの企業の将来性は私にはわかりませんが…。売上高は約4億ドル(360億円)、時価総額約15億ドル(1350億円)の小型株になります。
Coach(COH)は時価総額が約一桁大きい企業ですが、こういったところとの比較でしょうか?(先日の決算が悪かったので、株価が急落しています)
ラグジャリーブランド企業なら欧州でしょうか。 いずれにせよあまり配当する感じではないので、NIKE、TIFFANY以外の消費者買回り品系企業は個人的には大してマークしていません。
応援よろしくお願いします!
gonchan様
返信削除株式資産総額 > 住宅ローン残高の達成おめでとうございます。先を越されました。
私の次なる目標も同じです。この相場環境が続くようなことがあれば、今年中にも達成できるかもしれませんが、そんなうまい話はないでしょう(笑)。
TUMI並行輸入は賢いですね。私も先日BrooksBrothersの並行輸入を利用しました。便利な時代で、小売店はかわいそうです。
本年も興味深いエントリーを期待しております。
cpainvestor
cpainvestorさん、コメントありがとうございます。
削除並行輸入品がこんなに安いと知ったのもつい最近です。
やっぱりたまには消費しないと知るチャンスすらないですねえ。
今の残高が最大瞬間風速にならないことを祈るばかりです。
嗚呼、ブルックスブラザースのワイシャツ海外サイトから買う
返信削除と物凄く安いですね。
国内で購入するのと若干、保存方法勝ちが様な気がしましたが、
ピンで止めてあるのでちょっと危ないと思ったくらいかもしれ
ません。