2013年7月27日土曜日

李下に冠を正さず? 三木谷氏の楽天株式の売却

別にオーナーが自分の会社の株を売ることに何ら異論はありません。

また、個人的には、以前は楽天ブログを、今は楽天商店、楽天証券あるいは楽天トラベルを活用させていただいているので、楽天グループの利用者です。
楽天株を保有していませんし、当面購入の意思もありません。

以前、楽天を担当していた三菱UFJモルガン・スタンレーの証券アナリストが、楽天から出入り禁止処分を楽天のプレスリリースで通知されるという異例の措置がありました。



この時は楽天の対応の横柄さやアナリストの分析の稚雑さが取りざたされていました。

 
しかし、こちらの大量保有報告の変更届とこれ以上株は売りません、というこのニュースを見て、ハッと思いました。


(ちなみに株式は昨年12月頃から少しずつ売りに出されていたようです。7月では最終局面だったようなので、三木谷社長の資金計画への大きな狂いはなかったように思います)

 

三木谷社長、楽天株の売却終了 (日本経済新聞電子版)


アナリストを批判するプレスリリースは三木谷社長名で出されているので、いくらなんでも、って思ってしましました。


それとこれとは違います」

たぶんそういう返事が200%想定されますけど、さまざまな意味において「李下に冠を正さず」だと思います。


三木谷氏は産業力競争会議の委員でもあるので、アベノミクス叩きのしっぽにならないようにしていただかないと、国民経済への影響も・・・、ってくらいの自覚も欲しかった。

(自社株の売却時期などアベノミクスで最も儲けた男 とかあれこれ言われやすい。医薬品のネット販売解禁とか反撃を受けそう)
 

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