2018年5月31日木曜日

移民大国ニッポン、移民流入者数がOECD加盟国35か国中4位に上昇



「移民流入」日本4位に 15年39万人、5年で12万人増 支援策の充実急務
(西日本新聞)
出所:西日本新聞社の図
以下抜粋

経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国の最新(2015年)の外国人移住者統計で、日本への流入者は前年比約5万5千人増の約39万人となり、前年の5位から韓国を抜いて4位に上昇した。OECDの国際移住データベースから判明。日本が事実上の「移民大国」であることが浮き彫りになった。
(中略)
国際移住データベースは、世界約200の出身国・地域別に1年間のOECD加盟35カ国への外国人移住者を集計している。日本への移住者は「有効なビザを保有し、90日以上在留予定の外国人」を計上しているという。

抜粋終わり


衆議院議員 細野豪志氏
移民に法的定義はないが、OECDの統計や、国連等においては「国内に1年以上滞在する外国人」を一般的に移民としている。この定義に即して見れば、技能実習生、留学生などを実質的な労働力として受け入れいるわが国はすでに移民大国だ。


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統計的には、日本は「移民大国になった」と考えてよさそうだ。ドイツの200万人ってのがキョーレツですねえ。

今まで、移民というのは、移民権なり定住権というかアメリカならグリーンカード等を取得しないと移民、と言わないのかな、と思っていましたが1年以上合法的な資格を保有して滞在していれば移民というそうだ。

「移民」の増加は欧米、特に欧州でも議論があるが、日本でも議論がある。
良い面はダイバーシティっていうか、多様性がもたらす変化だろう。すでにスポーツの世界ではトップアスリートに日系二世の日本人が活躍している。大リーグのダルビッシュなんて典型(古くは王貞治さんですね)。

悪い面は、最近問題になっている医療費タダ乗り問題(中国人に多い。日本で就職し、保険証を交付してもらい、「扶養親族」として親族を中国から呼び寄せて、日本の医療を受けさせるらしい。本当に親族かどうか、偽の証明書もあるらしく、必要以上の医療費の負担を国庫が担っているという説がある)から治安悪化まで様々だ。

個人的には、今まで(今でも)移民を否定する政策というか「国民の空気??」をプラス思考に切り替えて、移民希望者にしっかりした政策を打ち出していくべきじゃないかなと思います。

やっぱり、日本への変化の期待などの課題解決には従来の発想ではだめなんでしょ? 移民によるダイバーシティを受け入れて、従来の日本のいいところとコラボレーション出来るといいなあと思います。

もちろん、アメリカでもイギリスでも移民による課題や弊害が多々あるのは承知ですが、一つ一つ解決していく以外にないのではないでしょうか?

私が社会人になって、しばらくして中国からの「研修生」と称する労働者が大挙して日本に来ましたが、平均所得が高くなった中国からの移民は減って、現在は東南アジアの国々(ベトナムとか)が主役になっているそうです。

そのうち、ベトナムもカンボジアも裕福になって、日本には誰も来なくなるかもしれません(言葉は難しいし、規制は厳しいし、これで給与が低いと魅力なしですよね)。

リスクを取らないとリターンがないのが投資ですが、移民も課題を克服して、リターンを取る政策に切り替えていくようになってほしいものです。

安倍政権で、原子力政策と移民政策が納得できないのですが、移民に関しては、「本音と建て前」「ダブルスタンダード」なのか、表向きは反対していますが、事実としては緩和しつつあるのでしょうか? 

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