ニューヨークは30日も開いていますが、集計してからそれに気づいたので、27日で閉めました。
この1ヶ月間でドル円は3.1%円高ドル安になり、総資産は-2.8%となりました。ただし、TOPIXは-5.9%だったようです。S&P500はほぼフラットでした。
年初来では、TOPIX+円安分ぐらいの総資産の伸びとなっています(15.2%はざっくりTOPIXの上昇分10.4%にドル高分の4.3%を加えたのと大差が無い)。
銘柄の多くは米国大企業なのですが、実態は為替レート変動型TOPIX投資のようですね。
アメリカ経済は4月に入って、雇用は伸び悩みの様相を呈しています。やっぱり単なる暖冬による先食いだったのかな? GDP成長率は一時速報2.2%でしたが、元々1.5%とか言っていたので、よかったのでは? 第二四半期はもう少し減速するのかなあ? 感覚的に1.5%から2.2%ぐらい。ニューノーマルですから。その後大統領選挙で、ぐあ~と行って、来年が正念場???
長期金利はまた2%を切っていますね。
今月も売買無しで、投資は開店休業状態です。色々出費があったり、ローンの返済を優先したり、投資にまでお金が回ってこない。
予想受取配当金増加率は先月比で+2.2%となりました。主力株が続々と増配発表を行う半面、多少の円高もあった。年初来では+11.7%増加。
今月の増配銘柄。多分今月がピークだろう。
なお、D.G.R.とはDividend Growth Rate(増配率)のことです。Expectedとは、年初に自分で勝手に予想した増配率のことです。
IBMやP&Gは少し期待外れの半面、Chevronや花王は予想以上、Dow Chemicalは予想外に良かった。
JTは前回、12年3月期の下期配当を引き上げただけで、今回は通年で予想を引き上げたので、2回掲載しています(株式分割後を記載)。
沖縄セルラーやJTは株式分割を発表しています。結構、追い付くのに忙しい月です。
配当利回りは3.74%、Yield on Costは5.14%(円ベース、税前)となっています。AAAのJ&J株は4%超の簿価配当利回り、AAの米国債は2%を切っています。
決算が予想以外に良かった、と言うことになっていますが、アナリストさんも気を使って、予想をかなり引き下げたんだろうな。伸び率で言えば、確か除くAppleでは横ばいないしはマイナスだったはず。Appleのインパクトが非常に大きい。
5月以降は
- 5月:毎年恒例?の欧州債務危機の 「強化月間」 ???
- 6月:ツイストオペが期限切れ。QE2も6月で切れたがその後相場は下落
- 7月~8月:米国ドライブシーズンもピークアウト。原油相場に注目。
- 8月:またバーナンキさんに講演で金融緩和の継続を催促???
- 大統領選挙で、みんなお金を使うから、景気回復????
ドル円80円台は風前の灯ですね。日銀は 「精一杯やった」 ことになっているので、今度は財務省にまた「おねだり」 するのかな?IMFの次は世界銀行へ拠出するためとか言い訳して。
昨年はこれに米国債の格下げ発表や米議会の債務上限問題などが絡んで波乱となりました。
中国の経済も実態に大きな影響があるとは思わないですが、相場に一旦織り込んだ方が後々楽ですね。
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