個人投資家の9割は損をする、ということをよく耳にしますが、なんで?と正直思う。
今の段階で、あれこれ言うと、ベテランの方にお叱りを受ける可能性もありますが、
物事、基本に正しく、同じことを繰り返し、時間をかけて取り組めば、ある程度の結果が出る、という原則は株式投資にも該当するのではないか、と思っています。
勿論、運も味方してくれました(私の場合、運とはリーマンショックでした。これで、底値だ、とはっきり分かる大暴落だったので、かえって強気になれた。しかし09年の2月は底なし沼で怖かった)。
株式投資の結果を市場平均に勝利すること、としてしまえば、かなり難易度が高くなると思いますが、個人投資家として、それなりに儲けを出せばよし、とするなら、当てはまるのではないでしょうか。
正しい知識
正しい努力(集中して取り組むと言うべきか)
時間をかける
これらを繰り返す
そして、失敗から学ぶ
スポーツ、勉強、仕事、趣味、どれにも当てはまりそうです。これを徹底するか否かで、さらに大きな差がつきそうな気がしますが…。
投資法は極論すれば、スイングでも、チャートでもいいと思います。それぞれの投資法を十分理解して行けば、そのうち運も味方してくれるのではないかと思います(私はチャートを理解できませんが)。
短期売買で、ものすごい利益を稼ぐデイトレーダーは、正直うらやましいです(但し、自分にはまねできるとも思わない)。
スイングトレードでも、信用売買でも儲けている方のブログを拝見すると、規律や戦略が一貫されていて、やはり根っこの部分は通じるものを感じます。
要するに、真剣に取り組んでいる人ほどそれなりにリターンを挙げている、正直者が報われている、という当たり前のことが株式投資でも、一般的には(中にはビギナーズラックで大金を稼ぐ人もいるでしょうが)言えるのではないかと思います。
そりゃ、資本市場で勝負するんだから、言われてみれば至極当然かなあ。
インデックスファンド(またはETFでも同じ)そのものは、優れた商品であると思います。しかし、インデックスでうまく投資できる人も、インデックスそのものを熱心に研究されていますし、その結果、なぜインデックスやETFが効率的なのかを理解できる資産運用リテラシーをお持ちだと思います(その熱意を個別銘柄に向ければなあ、と思いもしますが、人それぞれ立場も考えもあって興味深いものです)。
それはすなわち、正しい知識を正しい努力で身につけて、時間をかけて継続されているからにほかないのではないでしょうか?
したがって、インデックスで結果を出すにも、個人差はあるにせよ、それなりにリテラシーを身につける必要性はあると思います。
よくわかりもしない商品に、大金をポンとはたいて平気な人は、いかがわしい毎月分配金型のソブリンファンド等に手を出している、というトレンドを周りでよく見ます。
以下は願望に過ぎませんが、そうでなければ、やってられませんなあ。
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