2013年6月1日土曜日

5月の投資状況



先月と横ばいでした。金曜日の下げが効きました。ジョンソンエンドジョンソンやAT&Tなどいわゆる配当株の下落率がきつかった。金融緩和の減速観測による国債金利上昇のため配当利回りの魅力が減退したことが要因でしょう。

一方、フォードなどの景気循環銘柄の株価は、久しぶりにアウトパフォームしていました。

調整しながらも、セクターシフトが見られます。

日本株もJ-REITが明らかにピークアウトし(売却しておいて良かった)、こちらは先に調整局面に入ったようです。バブル崩壊だとか、言っていますが無視。

さて、調整局面に入ってきたら、次の疑問は「どこまで調整するのか」になります。非常に難しい問題ですね。早すぎてもダメだし、予算も限られているので、命中率は高くしたいです。S&P5001550ぐらいまでは持ちこたえたいですが、個別銘柄のストライクゾーンと両にらみになりそうです。

国債金利が上昇して、配当株の株価が下がれば、配当利回りはまた高くなるので、当然ねらい目になりますね。

Morningstarによると、米国の政府部門の支出は米国のGDPの約18%に上るそうです。その政府部門の歳出削減(要するにリストラ)がすごいのです。これまで雇用統計でも「民間」非農業雇用者増加数と言っているように、政府部門はマイナスが継続していました。教員など一部の州で保険のカットや年金のカットなどで教師の抗議があったりしました。

こういった「努力」がアメリカのGDP成長率に向かい風なのは言うまでもありません。防衛費の削減のしわ寄せは、日本の沖縄の米軍再編にまで及んでいますね。

そういった向かい風があるにもかかわらず、2.4%のGDP成長率は実は約3%の価値があるのかもしれません。

ということはいつまで金融緩和やってるの? ということにもなりましょうか?

アメリカの長期金利が2%を超えてきましたね。これまでも2%超えはありましたが、一時的なものに終わっています。今回は???

から借用した日米長期金利の推移のグラフです。ちょっとだけ日本が早いですけど、ほぼ日米同時金利上昇が起きていますね。それと、黒田日銀総裁の就任直前が異常に低かったのであり、0.8%ぐらいに収まればそれほどギャーギャー騒ぎ立てるようなものでもないと思いますが、いかがでしょうか? 

私は最近の金利高騰騒ぎをそんな目で見ています。去年の冬頃の方が金利は高かったんですよ~。また、QEを行っているアメリカの方が、金利のボラティリティは大きかったんですよ~。この程度で財政破たんだ、とか言っているようでは、新聞社&財務省の消費税増税キャンペーンの罠に陥るだけですね。

今月の売買

売り買いともありません。


予想受取配当金増加率



円安による変動があった程度。

 

今月の増配

今月は増配発表がありませんでした。

 
6月は、どうなるでしょうか?

応援よろしくお願いします!

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