やっと年初来でプラスに転じました。S&P500が+4.1%、ドル円レートが-3.2%(円高)で、差し引き+0.9%なので、1.5%は配当などを考慮するとまだビハインドという感じでしょうか。
米10年国債の金利が、年初は2.99%で、ついに2.5%を割ってしまいました。ECBのドラギ総裁の利下げ観測から、相対的に米国債利回りが目を引く環境にあること(ドイツ国債は1.5%程度では?)、債券市場では米国の経済成長は足踏みしているという説、中国が買っていそうだという説(元を下げたい)などがあり、米国債もつられ高(金利は下落)の様です。
おそらく、これらの影響でドル円相場は年初来円高に振れていると思いますが、貿易赤字も大きいからか、黒田総裁が「これ以上の一方的な円高は理論的にありえない」と言ったからか、101円台で踏みとどまっていますね。
しかし、株式市場では、米経済は第2四半期から盛り返す、という意見が多いようで、S&Pは+2.3%で推移しました。
私のPF は急上昇局面では弱いんですよ。配当株が多くて。仕方ないけど。
今月の売買
売り:キヤノン(一部)、NTT(一部)、Dow Chemical(一部)、
買い:JT(買い増し)、Black Rock(BLK:新規)
少しいじりました。ちょっと業績の改善が厳しそうなキヤノンを最小単元とし、配当利回りが3%を切ったNTTは魅力が薄いと判断(でも1単元だけ売った)。$DOWは株価がやや高いのでは、という判断。
キヤノンの売却代金はそっくりそのままJTに(株価が接近していた)。JTの方が配当の将来性ありと考えた。
NTTとDOWの売却代金は、かなりの部分が米国株になるような気がします。
日本株は、KDDIと沖縄セルラー(KDDIの上場子会社)をセットで考えると、JT、NTT、KDDIグループのウエイトがほぼ同じになった。これらの総額はAltria Group(MO)とほぼ同じぐらいなので、全体のPFでもバリバリの主力株となりました。
配当動向
売却した分が大きく、先月比マイナスで推移。
増配は、NTTですが、これは半期配当を90円と昨年10月に発表したものをそのまま年換算しただけ。
6月に向けて
持ち株を一部処分して軍資金は蓄えたので、あとは調整局面大歓迎です。