2018年2月7日水曜日

メードインジャパン神話は農産物でも? 日本の農産物輸出



日本の農産物の輸出が伸び悩んでいるらしい。
農産物輸出「1兆円」黄信号 国際基準の取得遅れる-17年8000億円どまり
(日経新聞電子版 2018/2/3)

内容はざっくりいえば、国際認証の取得が遅れていて、いい物作っても、(管理基準などで)輸出先の要求を満たせない、対応を急ぐべきだ、といったもの。

これを読んで、おいおい、ちょっと待てよと感じた次第です。


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日本では、海外から(特に中国)農産物を輸入するとき、残留農薬等の基準は、「これでもかっ」というほど厳格にし、ちょっとでも見つかると、袋叩きのように当該農産物輸出国(中国)を非難する。

一方、自国で作って流通する「国産」農産物は、日本より管理・衛生基準が同等か落ちている国から、「日本の農産物は、しっかり管理されて作られているのか否か、わかりません」
と言われています。

したがって、我々が口にする農産物が、「グローバル基準では、管理不行き届きなもの」(の可能性もある)ってことになりませんかね。

表示偽装問題(中国産なのに国産と表示したり)とか、賞味期限切れの商品を再流通していたり(以前、赤福餅でありましたね)、最悪なのはメーカーが期限切れで産廃業者に流したものを復活させる(カツカレーのカツ等)ずさんな管理で国内産でも問題になることは多々あります。

日本産=高品質、高級 というマスコミ垂れ流し情報をうのみにせず、自分の目と耳でしっかり判断してくことが重要だと思いますが、イチイチ考えていられない、というのも実態です。

特に、マスコミはいっぱい広告宣伝してくれるお得意様の食品メーカーを簡単に敵に回すインセンティブが働きません。

投資も同じですけど、程よいバランス感覚を自分で養っていくしかないでしょうかね。

日本の農産物や食品はおいしい、というのは、確かにおいしいが、果物や野菜は、それは糖分が過剰に入ったものであったり、健康食品的なキャッチコピーで売っている商品にでさえ、トランス脂肪酸が入っていたりするので悩ましいところです。

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