2020年6月14日日曜日

学資保険の実力! 連続増配株との比較 娘の学資保険の満期が来た。






娘が4歳のころに入った郵政のかんぽの学資保険。

彼女が18歳となる今年(正確には来年1月ですが)、満期となり、振り込み通知が来ました。


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平成18年(2006年)に加入しました。

当時は私が38歳、妻36歳、長男6歳(幼稚園年長)、娘が4歳(同年少)という家族構成でした。

私は、株式投資にはまだ目覚めておらず、株ではなく企業の個人向け社債などを買っていました(オリックスとか買っていたな。まだ投資信託もやっていなかった)。

上記のような家族構成で、夏休みや春休みにはどこかに出かけ「なければならない」状態で、「かんぽの宿」に宿泊する目的で、学資保険に入りました。

結局1度も「かんぽの宿」には行かなかった、、、。

投資商品としての学資保険

2006年の6月に954千円を一括払い込み。2020年6月に満期(当時は遠い将来で満期を気にすることはほとんどなかった)。

1,000千円に19千円の「配当」が加わりました。

これを簡単にIRR計算すると

0.47%に過ぎません(年率0.47%の複利で運用した効果)。

家族でかんぽの宿にでも遊びに行けば、もう少し効果があったかもしれませんね。

95万円を仮に、KDDIの株に投資していたら、、、
2006年6月当時のKDDIの株価は約1200円です(Yahoo! ファイナンスによる。過去に何度か株式分割を繰り返しているので、調整後の株価です)。

直近の株価は3100円程度です。

1200円とすると約791株買えます。わかりやすく800株としましょう。
KDDIの配当金の推移は

14年間で9.32%のIRRです!!!(配当計算はちょっと大雑把ですけど)
最近全然株価が伸びていないので、実感がありませんが、、、(私は1800円ぐらいで取得しているようです)。

よくよく分析すると、株価は3倍程度ですが、DPS:一株配当は7.5倍になっています!

金融リテラシーの差で、9.32%-0.47%=8.85%の差が!(年率ですからね。10年だと2倍以上の差になります)。

保険という保守的な運用会社に運用を任せても、このような結果にしかならなかった、と言えそうです。

もっともKDDIは日本でも屈指の連続増配銘柄ですので(その割に業績は安定成長、株価も最近は比較的割安に据え置かれている)、トヨタとか三菱UFJ、のようなもっと日本を代表する銘柄だと違う結果になるかもしれません(自分は持っていないので比較する気にならないが)。
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