恒例の夏の楽天セミナー。かつては、武道館を貸し切りで行っていましたが、楽天の携帯事業の不振か(別会社だから関係ないか)、コロナの影響か、最近はリモートでの開催が板につきました。
マンネリ化を回避する目的からか、対談形式のものが多かったが、対談は面白くなかった。出演者がややお互いを遠慮しあっているのか、会話が表面的で、浅い印象。
結局、一人で解説していた日本株の窪田さんと米国株の堀古さんだけまじめに聞いて、対談形式は聞き流し程度だった。
窪田さんのお勧め銘柄は、ずっとずっとずっと、MUFGですね。今回もお勧めしていた。しかし、ついにそのおすすめが日の目を見た。
私も彼が、ずっとずっとずっと(3年ぐらいか)MUFGと三菱商事を推奨するので、妻の名義で買ったら、三菱商事は2倍、MUFGも+80%と大当たりでした。
自分の名義では、現金がなくアンラッキーだったかもしれない。
そんな彼は、向こう2年から4年で日経平均は4万円になる、PERではなくEPSの成長で達成すると言っていました。4万円まで約+20%なので、経済環境に激変がなければ無理がない数値かな。
個人的には為替動向が円高になるなどが気になりますが。
今回も、初心者向け?大型割安高配当株を推奨していました。株を10数年やっている私も基本は大型割安配当株がメインですね(笑)。
長期成長期待としてソニーを上げていました。これは初耳かな。
窪田さんに関しては、毎週YouTube動画で解説を聞いているので、目新しさがないのがちょっと残念。
続いて恒例の堀古氏。
株価はリセッションが来る前は、通常上がる。また、株が急落するときはそれまで積み上げた「イケイケ」のマグマが溶ける。今回はそのような兆候はまだない、と相場全体には強気でした、相変わらず。家計の負債が健全だから、とのこと。
AIに関しては、本物の動きになる、とみているようで、相場テーマとしては息が長く、乗らなければならないと考えているようです。
理由は、AI(生成AI)は人々の生産性を引き上げ、まだ初期のテーマであり、AIをフル活用しようと思えば、資金力が必要で参入障壁も高いなどを理由に挙げていました。
そうした、生成AIで推奨する銘柄は、メタプラットフォームズ(旧Facebook)だと。
最後のMetaにはちょっと???でした(個人的にザッカーバーグが好きになれない)。
2人に共通しているのは、インフレは株価の追い風であって向かい風ではないと改めて気づくべきだ、という点を強調いていました。
確かに、株はインフレに強い、と昔から言われており、理解はしています。
金利が下がれば「金融相場」、インフレでも株価上昇、結局、株は上がるんですね。デフレ以外は。
堀古さんは、インフレと株価の相関を、ホリップス曲線と言って、CPI×1.86+0.9%が株価と相関が出る、なんて立証していました(インフレ率の2倍程度?)。
AI対策として(というか半導体全般)、TSMCと信越化学工業を買っていますが、まだ買い増ししたい銘柄です。アドバンテストは買いそびれました。
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