2月21日、ついに日経平均が1989年以来の高値を更新しました。
金融業界ではお祭り騒ぎ???ですね。
外国人投資家が買わないと日本株全体は上がりません。外国人投資家が株を買ったおかげで上がった株価を日本人が喜ぶ、というなんか違和感を覚えます。
バブルだどうだなど言っている人や冷静にバブルじゃないという人まで色々いますが、「なぜ最近日経平均が上昇したのか」を突き止めると、実はコロナだった、と不謹慎ながら思いました。
コロナによるサプライチェーンの混乱から、生産供給が詰まり(原油高、ウッドショック、半導体生産など)、モノの価格が一気に上昇しました。
さらに先進国政府の財政の大盤振る舞い、低金利政策が加わり、金融市場がジャブジャブになりました。
その後賃金上昇圧力がかかって(特に米国)、日米金利差が拡大し、思いっきり円安になりました。
実は諸悪の根源だったコロナが実は日本経済がデフレからの脱却に「貢献」していた。
これを正々堂々と言えば、袋叩きにあうかな?(ブログで正々堂々書いていますが)
コロナからの回復後の金利高で、これで景気後退か?という時に生成AIが救世主のように現れ、アマゾン、Google、マイクロソフト、メタといった巨大IT企業が一斉にAI投資に踏み切り、景気が再加速しようとしています。
株式投資を始めて15年くらい経過しましたが、コロナ後の株価の回復による株の上昇は多分リーマンショック後の株価の回復よりも大きいように思います。
(リーマンショック後の方が実体経済はボロボロだった記憶ある)
学んだことは、「ピンチの裏にチャンスあり」でしょうか。ナントカショックの時ほど、やるべきことを粛々とこなしていれば、チャンスをつかめる可能性は高くなるということを。したがって冷静さと勤勉さ、メンタルコントロールというか、が大事ですね。
株式投資を通じていろいろ学ぶことが多く、学ぶだけでなく実益も伴うので、面白い(英語で言えばinterestingというのかな? funnyではない)ですね。
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