2024年9月16日月曜日

長期投資の実態その2 配当金再投資で14年、フィリップスモリス・インターナショナル社への投資はどうなったか?

 


フィリップスモリス・インターナショナル社(PM)はアルトリアグループと並んで、私の主力銘柄の一つです。

PMに初めて投資したのは20091月6日、と楽天証券の記録にあります。

ただし、この記事では、楽天証券ではなく、米国のFirstrade証券で行っている、配当金再投資プログラム(Dividends Re-Invest ProgramDRIP)の状況を振り返ってみたいと思います。DRIPを始めたのが20103月なので、14年とタイトルで謡っています。

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この表は何かと言いますと、Firstrade証券の画面のうち、必要な個所を抜き出してエクセル化したものです。

一行目(ブルーのハイライト)は、913日終値時点での株数、平均取得単価、合計取得コスト、現在の評価額 となっています。

二行目以下は、配当実施の回数(私がつけた目印のようなもの)、その配当で何株買ったか(二行目だと、1.86569株買ったことになる)、その時の株価(同102.2679ドルだった)、いくら投資したか(190.8ドル)、その投資が現在いくらの評価か(234.37ドル)という意味です。

最後の2010.3は当初投資した時をあらわしており、100株を50.8195ドルで投資したという意味です。

 

正確に記憶していませんが、途中2年ほどDRIPを中断し、配当を再投資せずプールしていた時期があるので、48回の配当機会となっています。

 

このリターンをどのように計算すればいいのか、正確な方法はあると思いますが、自分の感覚で計算してみます。

自分の感覚とは、要するに証券会社に送金した金額がいま、どうなっているのか、という点にフォーカスしており、数学的な発想を無視しています。

 


この例でいえば、2010年に投資した5,081.95ドルが今どうなっているのか、ただそれだけに関心があるということです。

それを前提にリターンを計算すると以下のようになりました。


CAGR(年平均成長率)は、ざっくりとした計算ですが、14.1%となりました。この間の為替の影響が3.2%ポジティブに作用していますが、それを差し引いても10%を超えるリターンになります。

株数が6割も増えていますね。

まあ、14年間の株価の年平均成長率は市場平均を下回ってしまったので、偉そうなことは言えませんが、自分の投資目的を愚直に守った結果であり、ある程度諦めています。

 

ブログ開設のご挨拶 (20111223日)

 

正直、市場平均に負けていると、劣等感を感じますし、銘柄を乗り換えたい気分にもなりますが、「じゃあ、何のために株式投資をやっているの?」という問いかけを自分に課して、バイアンドホールドしていた、ということです。

 

「あの時、XXXに投資していれば」と思うことはたくさんありますが、2010年当時、まさか、ビッグテック銘柄がこんなになるとは想像つきませんでした。

 

さて、PMについては、まだしばらくはDRIPしていくつもりです。

また、楽天証券にはFirstrade証券以上の株数を保有していますが、これもバイアンドホールドしていく予定です。

 

今一番恐れていたのは、PMがアルトリアを買収することでしたが、どうやらなさそうな気配です。

今後は、加熱式たばこが利益化して、普及が広がる、というストーリーを信じてホールドしていくことになります。

 

ちなみに楽天ブログ時代のポートフォリオ公開の記事

https://plaza.rakuten.co.jp/gonchan02/2001/#goog_rewarded

20101224日時点のPFですが、この時、PM株は1位でした。

 

当時を振り返ると、今でもホールドしているのは、PMMO、アボット(現アッビイ)、JNJ、シスコ、シェブロン、JT7銘柄になります。

ダウやフォードなどを売却して、マスターカードやブラックロック、マクドナルドなどを買ったと記憶しています。

ちなみに、現在Firstrade証券では、米国以外の非居住者の口座開設はできないと聞いています(詳細不明)。

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