2月25日土曜日に行われました。ちょっと古い記事ですね。
私の外国株のメイン証券会社である楽天証券でアセアン諸国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)の個別株等の取り扱いを開始する、ということで、行きました。
会場はTKP赤坂ツインタワーのカンファレンスセンターで、会場は7割程度(200人ぐらいかな)の入り。
当日はシンガポール証券取引所(SGX)のシンガポール人2名のPRと日本人アナリスト2名による各国の代表銘柄かつ有望銘柄(とご本人が推奨する銘柄)の紹介があった。リクソーETFの説明はパス。
中国企業を調査して、嫌だったのは、資本関係が複雑で、結局社長は共産党の顔を見て仕事をしている(国営企業の場合)ことだった。またはヘッジファンドのポールソンも引っかかった決算粉飾、要するにガバナンス不全がボトルネックで、その辺がある程度なんとかなればなあ、という感じで聞いていました。シンガポール株はテマセクが大株主って、なんとなく同じ印象。
シンガポール人のPRは非常にきれいな英語でかつゆっくりとしゃべってくれて、通訳なしで十分かもしれません。私は一昔前の「シングリッシュ」的なシンガポール人英語しか知らなかったので、ちょっと新鮮。
個別銘柄は、興味深そうな銘柄が結構あった。個人的な「興味」というのは、その国ならではの業種で、既存ポートフォリオにない部分を満たしてくれる、というイメージの企業です。そんな「ならでは」企業があればなあ、というのが参加目的だった。
パークウエイライフ:シンガポールのREITですが、投資資産は日本の病院や老人ホームが中心という変わりダネ。SG$建てでガンガン配当が増加しているが、これって円高だからかなあ?(円の家賃をSG$に交換すると…)もう少し調査が必要。日本のREITの分配金の下落傾向に辟易としていますので、興味はあります。
バンコク・ドゥシット。メディカル:タイ最大の私立病院。病院を買収して大きくなった上場企業。珍しい。富裕層向け医療が専門とのこと。新興国の成金が最新鋭医療を受けるところとなれば、がぜん注目。
アイオーアイ:マレーシアのパーム油、天然ゴムのプランテーションを行っているそうです。農業系ですね。パーム油は石鹸等で使用される主要原材料で、花王やP&Gの必需品原料となっています。パーム油は原油に価格が連動する模様で、こういった消費者独占的ブランド企業は、原材料価格の高騰に難儀しています。ちょうど良いヘッジ銘柄として追加調査したいものです。
インドフード:インドネシア「ならでは」といった感じの企業は見当たらなかったものの、誰でも中国、インドの次に期待するこの人口大国。アジア通貨危機でボロボロになったのは遠い過去の様です。即席めんやジャンクフードの国内ドミナント企業とのことです。プランテーション農業もやっているそうです。
とりあえずはタイの病院やIOIそしてパークウエイハウス等の企業は引き続きトレース調査していく予定です(現時点では完全な第一印象程度)。あまり間口を広げ過ぎると、手に負えなくなるものの、さりとて、有望銘柄に指をくわえて見ているのもバカらしい、こっちも投資バカかもしれないが予算が豊富にあるわけでもないので、イマイチな奴から乗り換えていくしかない。
応援よろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿