2015年4月29日水曜日

IBM、四半期配当を18%増配。20年連続増配


IBMは四半期配当を$1.10→1.30と約18.2%増配しました。
これで、同社は20年連続増配という事になります。
1.30×4回=$5.20/年のDPSDividend Per Year 一株当たり年配当)になります。
428日終値は1株$173.92でしたので、約2.99%の配当利回りになります。

2015年4月28日火曜日

バイオシミラーに関する雑感、その2 高額療養費制度(日本国内の話です)


前回記事(ご参考)


ちょっと機会があって、日本ジェネリック医薬品学会代表理事の武藤正樹氏という、国際医療福祉大学の教授のお話を聞く機会があった。

同大学は傘下に病院があり、武藤教授はそこで外来診察も行う医者でもある。また、いわゆる政府の審議会等の委員も兼務されており、端的に言えば、日本のジェネリック医薬品推進側の司令塔のような方と推測されます。

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2015年4月25日土曜日

モーニングスター社 2015年米国株投資の好機をとらえる 米国株式・ETFセミナーに参加しました。


425日、大手町のサンケイビル。

感想は

一言でいえば、「米国株取引をマネックス証券で、バンガードETFを中心に、やってみましょう。キーワードは低コストですよ」というセミナーというかPR会でした。

なんでモーニングスター社が主催したのか、よくわからん、そんな感じがしました。

第三者であるモーニングスター社がこの2社を引き立てるためにやったのか??? マネックスが自分で主催すればいいのに。


内容は

松本大社長の基調講演。今なぜ米国株取引を勧めるのか、といった内容。

バンガード社の社員による、同社のETFについての「さりげない」PR

マネックス証券の社員による、同社の米国株取引の(楽天やSBIと比較して)優れた点。

3人(川田バロンズ拾い読み編集長、春山昇華氏、そしてマネックスの広木氏)のパネルディスカッションによる、2015年の米国株相場予想

 

4本立てでした。

 

肩までどっぷり米国株に浸っている私にとっては、基本的な内容ばかりでしたが、そういったことの確認や、ネットでは見たことがある人を実物で見たりできた(といっても遠く檀上を眺めていた程度だが)、あるいはその基本を再確認できた、そんな一日でした。

 

みなさん米国株取引のメリットは、長期でじっくり構えて、十分それなりのリターンが取れそうである、という事でしたので、コンセプトは私にあっていました(連続増配株投資なんて話は微塵もなかったが)。

しかし、楽天証券でBlack Rockの株を保有している私にとっては、アウェーのような感じが少ししました。

(ちなみに、子供名義の株取引は、マネックスでやっているので、顧客ではあるのですよ。また、アメリカのモーニングスター社の有料会員なので、参加資格は十二分に満たしていたと自負はしていますが

 

ところどころ突っ込みたい箇所がある。

松本社長の基調講演で、日本の株価が上下するのは、政府主導の政策がらみが大半であり、アメリカ株においては企業業績がそのドライバーになっている点が違っていて、アメリカの方が資本主義的で、株主フレンドリーな相場環境である、という解説がありました。

おおむね、その通りなのですが、今回の強気相場の発端は、ほかならぬ、米国のFRBによるQEでした。ほかの国の経済をなりふり構わず犠牲にして(最大の犠牲者はほかならぬ日本。もっとも日本も対抗して金融緩和をしなかったのが悪かったのだが)、自国株式市場をジャッキアップしていましたね。その説明が欠落しているので、最近の人は気が付かないんじゃないか?

アメリカの金融政策が株式市場に大きく影響を与えるので、上記は多少言いすぎだと思います。


あとはやはり、米国株では、株式と為替のリターンが狙える、というくだりは、長期でどっしり、というスタンスなら、むしろ円高リスクを吸収できる株価リターンが期待できる、と言ってほしかった。この下りは良くないと思う。実質金利は歴史的に米国より日本の方が高いので、今後また円高に振れるリスクは十分ある(その辺は日銀の緩和政策の転換点に気を付けろ、というアドバイスだったが、確かに相場的にはその通りだが、構造的な実質金利差を指摘してほしかった)。

松本社長の内容は、たぶんに米国株投資に自己宣伝のバイアスが結構入っている匂いが他のコメンテーターより多かった。

3人のパネルディスカッションは、よく言えば気さくで飾らず、ざっくばらん。悪く言えば、ヤル気あるのかよ、って感じでした(相場の将来はよくわからん、という本音だが、一応それなりに見通していたといった感じ)。しかし、おおむね誠実な内容だったような気がしました。3人とも初めてでした。春山氏は以前はよくブログを読んでいましたので、ネット上ではよく存じ上げていました(ブログの内容がちょっと高度過ぎて、最近は読んでいない)。

ここで重要な、かつ、基本の見直しができました。春山氏は、米経済は好景気の中盤戦に差し掛かっている。という感想を述べた点です。

私がよく参考にしている人で、ケン・フィッシャー、堀古英司氏、広瀬隆雄氏なども米経済はこれからが本番、的なコメントを幾度と聞いていたので、また別の人からも同様の内容が聞けたことは、まだ2年程度は大丈夫、という個人の相場観を一層強くさせてくれました(といっても本当にどうなるかは、わからないが)。

3人に共通していたのは、米国株は今年、せいぜい数%程度の上昇、ドル円には達成感があるので、これ以上の円安はあまり期待できない、といった内容でした。

ざっくり言えば、業績相場ってことでしょう。

 

それと最後に驚いたことは、モーニングスター社の呼びかけだったからか、米国株に興味がある人=少なくとも基本的な英語ができる? ということからか、参加者の平均年齢が非常に若く感じた点です。

楽天証券や会社説明会など幾度と参加していますが、47歳の私が平均的な年齢だったかもしれません。いつも私は参加者では「若手」だと自負できるような参加者層でしたが、今日の人たちは若かった。投資ブームになってきたのかなあ?

 

参加した人に配られたパンフレット類は、ほかのセミナーより実用的なものが多く、おおむね良かったと思います(米国株銘柄で人気がある50社を四季報的に紹介してくれたりしている。東洋経済の米国株四季報よりしっかりしているんじゃないか)。

 

バンガード社のETF、インデックスファンドは、やっぱりBlack Rock社の最大のライバルですねえ。あっちがファンド出資者=株主の構図だからなあ。経費率値下げ合戦は続くだろうなあ。それでも両社とも成長できる余地はまだまだあると信じていますが。

 

モーニングスター社の有料会員(米国)の私にとっては、シカゴから本社のディレクターを呼んできて、同時通訳付きで、セミナーをやってほしかった。その方が為になった、それがちょっと物足りなかった。

ちなみに同社(シカゴ本社)の銘柄推薦は結構いい線行っています。Black RockAbbott LaboratoriesKinder Morganは、同社が盛んに推薦して、その後自分で調べて買った銘柄です(もちろん完璧でもありませんし、私もいつも従っているわけでもなく、当然ながらリスクはご自分で取ってくださいね)。

似たようなセミナーがあったら、また参加したいです。けど本物のBob Johnson、Christine BenzさんやMatt Coffina氏の話をぜひ聞きたい(参加者が少なそうなので、実現は容易ではないが)。

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2015年4月22日水曜日

アメリカ企業業績 ドル高のインパクト IBMのケース

分かっていたこととはいえ、ドル高痛いですねえ。もっともドル高円安に進む限りは、円ベースの資産残高にはどちらかと言えばポジティブな影響を与えますので、悪くない話ではあるが。

さて、私のポートフォリオの今や劣等生に成り下がった?? IBMの第一四半期決算がありました。

内容は、成長部門である、クラウド関連(ビッグデータとかアナリスティックとか、セキュリティとか、モバイルなど)は大きな成長(前年比30%の売り上げ増加だって)を遂げていますが、従来型部門(IT部署の業務肩代わりアウトソーシングとか)の売上高が下がって、差し引きゼロベースだってさ。

但し、もうからない部門から儲かる部門へのシフトは引き続き継続するようで、利益率は改善しています。

しばらく、レガシーな下請け業務の減少と成長部門の売上高増加が相殺しあって、業績トレンドはこう着状態でしょうか?

私はこの第4四半期か、来年の第一四半期頃から、売上高が増加に転じてくれるのでは?という淡い期待を抱いております。

本題の、IBMの決算に対する為替の影響度ですが、以下の資料が参考になるでしょう。


同社のIRプレゼン資料から
417日のスポットレートが、たとえば、1ユーロ0.93ドルがこのまま続けば、2015年決算には、マイナス22%ユーロ安になる、ということになります。

英ポンド、日本円がその他の通貨の例として掲載されています。

円がわかりやすいですね。417119円のドル円がずっと継続すると、2015年は12%のドル高になるという意味です。

そして、17日のレートがずっと続けば、IBMの売上高に通年で▲7%のインパクトがあるという意味です。

第一四半期では、為替の影響で、実に▲8%の影響があった、と言っています。

ただ、IBMはハードウエアのローエンドモデルのビジネスを売却したり、半導体部門の売却をしたり、リストラ中なので、実質的な売上高というのがつかみづらい状況にあります(経営陣は、売却事業と為替の影響を除いた売上高の伸び率は、第一四半期の対前年同期比率では、0%だった(つまり横ばいだった)と言っています。

会計上の収入が▲12%で、実質的に0%って言われても、ピンとこないなあ。


2.3兆円売上高があって、3,500億円の営業利益(税引き後)という感じでしょう。
この実態でも、「再建中」(実際再建中なんだけど、ソニーなんかと同列の表現で書かないでほしいな)とか書く日本のマスコミさんの認識のなさったら。

お金があれば、秋ごろに買い増ししていきたいなあ(株価が$160ドル付近をうろついていたら)と思っていますが、今は他の銘柄を優先させています。

FRBが利上げすれば、ドルはまだ一段と高くなるのでしょうか?もうかなり織り込んだように見えますがねえ。1ドル=1ユーロを目指す(1ユーロ=120円になるということ)とも言われていますが、果たして。
現状で推移すれば、2016年は実力ベースの決算がIBM以外の米国多国籍企業で見ることができるでしょう。

フィリップモリス、IBM、シェブロン、マクドナルド、P&G、ジョンソンエンドジョンソン、ダウ・ケミカル、フォード他、グローバル企業にとっては厳しい時期がまだ続きそうです(しかし、だからこそ買いチャンスのような企業もある)。

ドルはアメリカの経済の強弱に合わせて強かったり弱かったり推移してくれますが(つまり、アメリカ経済が不況ならばドル安に動きやすい)、日本円は全く逆になってしまう(日本の景気が悪くなれば、円高になる。円高になるから景気が悪くなるのか、因果関係はよくわかりませんが)。

日本ってホントついていない国?なのでしょうかね(バブルの時は、円高で国内消費が絶好調だったのですが、それ以外は円高=不況のトラウマが大きいですね)。

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2015年4月20日月曜日

チポトレ・メキシカン・グリル VS タコ・ベル メキシカンフード対決



まあ、食べ比べもニューヨーク旅行の目的の一つだったんで、またお付き合いください。

まさかこのブログの読者でタコ・ベルを知らない人はいないだろう、たとえ食べたことがなくっても。
なぜなら、そう、あのピーター・リンチ大先生のテンバッガーだったからだ。

もちろん、同社はその後ペプシコに買収され、ペプシコから外食産業として独立したヤム・ブランズという会社の1事業部門として現在は運営されています(KFC、ピザハットそしてタコ・ベルがヤム・ブランズ社の大黒柱)。
今年日本に再上陸するらしい。



私は1989年~90年の初頭にかけて、アメリカで少し留学をしていましたが、80年代はメキシコから大量の移民(不法も含めて)がやってきはじめた時期なので、メキシコ料理はアメリカでもブームだったことを覚えています。

私もそのころ大学構内にあったメキシコ料理の屋台で、タコス、トスタダプレートにナッチョチーズといった食べ物が好きでした。残念ながら当時、大学近くにはタコ・ベルはなかったし、ピーター・リンチさんの現役時代の運用も知らなかった(そもそも金融で働くとは思っていなかった)。

丁度、ビルボードヒットチャートで、ロスロボスの「ラ・バンバ」という歌が大ヒットしていたのも、メキシコブームに火をつけていたと思う。メキシコ人と酒を飲むと必ず、ラ・バンバの合唱となった(歌詞が単調なので誰でも歌える)。

メキシコ料理はヘルシーさがアメリカ人に受けていたと思う(タコスって、レタス・トマト・豆にミンチ肉をコーン製のシェルでくるんだ食べ物です。時々トルコ料理やギリシャ料理との基本的な違いがよくわからないことがあった)。

当時は、コカコーラと言えども、コーク、ダイエットコーク、カフェインフリーコーク、カフェインフリーダイエットコーク(同じようなバージョンでペプシもあったのでスーパーの店頭のコーラコーナーに行くとめまいがした)とアメリカ人が健康管理に気を遣い始めたことが話題となっていました。
(したがって、アメリカ人が食にこだわったのは今に始まったことではないと思うのだが・・・)

しかし、シェイク・シャックにチポトレなど、素材にホンモノの有機素材やメニューにストーリー性をもたせるなどの路線が今ウケている。

一方、タコ・ベルでも抗生物質問題などが表面化しているらしく、アメリカでは人気が下火らしいです(NYの日本人ガイドさんに聞いた話)。

実際、アメリカに行って、タコ・ベルとチポトレを比較すると、歴然とした差がありました。


この写真は、現地時間328日土曜日午後1時ごろにおける、ワシントンDCのペンタゴンシティのモールのフードコートで食事をした時のものです。両社が隣り合わせで店を構えていますが、タコ・ベルは閑古鳥が鳴いています。一方、チポトレは行列ができています。

私は、そうとは知らず、またツアーの待ち時間もあったので、つい、すいているタコ・ベルで注文してしまいました

タコス、ブリトーそしてナッチョチーズをオーダーしました。息子と2人で食べました。息子はおいしいといっていました。特にナッチョチップは評判良かったです。

一方のチポトレ(下)。私はウォール・ストリートの近くにある店でやはりタコスを注文しました。
私と子供2人はタコス、妻はミートブリトーを注文。

正直タコスの味はタコ・ベルの方が食べやすかったが、ミートブリトーはボリュームも多く、おいしかった

これはチポトレのタコス。タコ・ベルと比較すると、素材のホンモノ感が伝わってくるかな?
シェルは柔らかかった(なんとなくインドのナンを薄くした感じ)

タコ・ベルは、日本風に言えば、如何にもファストフードしているって感じがして、チポトレは(あくまで比較論ですが)、こだわり感があるイメージです(個人的にはたぶん、日本の「サガミ」という名古屋のうどん屋さんや、「丸亀製麺」の方が、よりホンモノ感に浸れる気がするが.)。

とまあ、今更ながらに、ホンモノ感にこだわり始めたアメリカ人。マクドナルドやヤム・ブランズが飽きられてきた、若い世代の嗜好が変わってきた、という可能性もあるが、マックやヤムの巻き返しも期待したい(マックのサーロインバーガーって売れているのかな)。


モスバーガーはアメリカでウケないのか? とか、スシローやくら寿司はダメなのか? とか、つい思ってしまいました。


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2015年4月17日金曜日

アベノミクスと所得格差

こんな記事があった。

ほとんど、結論ありきで記事を書こうとするから、こんな感じになるのかな?




要するに、都心に住んでいる人は、2013年度の課税所得は不動産所得や株式売却益が増加したので、大きく増えて、一人当たり所得が多くなった。

地方に住んでいる人は、そういった資産価格上昇の恩恵を受けていないので、課税所得の伸びが小さかった。

したがって、都心と地方に住む人の所得格差が広がった。これはアベノミクスの副作用だ、
といった内容だ。

都心として東京都中央区を取り上げている。所得が一番低い地域として、熊本県球磨村を挙げている。

中央区に住む人には会社経営者、医者、弁護士などが多いと思う。サラリーマンでも所得水準が高くなければ、家賃をはじめとした住居費が賄えないだろう。

球磨村に住む人は・・・。HPで見る限りのどかで古き良き日本といった感じがしました。


球磨村の棚田だそうです。美しいですね。

仮に、所得格差の原因が不動産所得や株式売買益であるとすれば、どこに住むかは関係ないはずです(地方に住んでいても、海外に住んでいても、都心の不動産売買はできるし、ネットがあれば、株式売買はいつでもできる。あのウォーレン・バフェットはアメリカの田舎であるネブラスカ州に住んでいる。確か日本の不動産王は福井県に住んでいる、とかテレビで見たことがあったなあ。)。

住む場所で所得格差が決まってしまう(従来以上に格差が広がる)というより、各人の関心やリテラシーで格差が出てしまうはずなので、ミスリードを招く記事だと思います。

健康においても、関心が高く、日ごろから取り組んでいる人は、年齢がいくつになってもものすごく健康的な方がたくさんいらっしゃいます。一方で、健康管理の悪い人は、若くしていろんな生活習慣病にかかってしまいます(もちろん健康管理だけの問題でもありません。生まれつき遺伝子が異常だったりして、若くして難病を患ってしまう方もいらっしゃいますが、ここでは一般論を指しています)。

ITリテラシーでも、私はどちらかと言えば、ダメなほうですが、よく学んでいる人はアフィリエイトで食っている人もいますし、全くダメな人はたぶんワードもエクセルもうまく使えないでしょう。

株式投資や不動産投資においても、まじめに取り組んでいる人はもうかっているはずですし、やっていない人や中途半端な人は、恩恵に授かっていないでしょう。

北海道猿払村はホタテ漁が好調だったので、所得水準が上がった、と記載されていますので、地方だから駄目だ、とも言いきれないはずです(記事では例外扱いされていますが、ニッチな市場でうまく運営すれば、高所得が稼げるよい例だったと思います。こういった例をもっと取り上げたほうが建設的だと思いますが)。

アベノミクスで地方に住む人が、都会の人より損している、という内容は、そういった結論を最初から言いたいがために、その結論に合いそうな例が出たときに、恣意的に書いている、としか思えません。


ジャーナリズムなら、もっと本質的な内容を書いてほしいと思います。これじゃ、ただの煽り屋と同じで、タブロイド紙並の内容と言えましょう。


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2015年4月10日金曜日

シェイク・シャックは旨かった


寒の戻りで寒くなりましたね。今回もニューヨーク旅行の続きです。お付き合いください。

話題沸騰中のシェイク・シャック。私はJALパックのフリーツアーで行きました。空港からホテルまではワゴン車で送り迎えしてくれます。また、現地でもアットニューヨークという日本人が経営する旅行会社の簡単なツアーにも参加しました。

この運転手(日本人)や同乗者の日本人観光客のすべてでシェイク・シャックが話題となり、皆さん、シャックバーガーを食べていたようです。

そして、私も、私の家族も同乗者さん、運転手さんもみな、「シャックバーガーはイケる。うまい」という答えに行きつきました。

私はマクドナルドの株主で、最近の業績低調な場面でも、売らずにホールドしていますが、正直、シェイク・シャックの株も買おうか考え中です。ただYahoo! Finance予想PER560となっているので、しっかりアニュアルレポートを読むことから開始することにしましたが。

配当投資家の私が新進気鋭のシェイク・シャックへの投資を真剣に考えたその理由は、一言、「シャックバーガーがうまかったから」。それだけです。

なんというか、ステーキの肉をミンチ化したようなハンバーグの味で、一口食っただけで、何かが違ったような気になりました。

別にマクドナルドがまずいという事ではありませんが、店が並んでいて、お金に少し余裕があったりすれば、迷わずシェイク・シャックを選んでしまうでしょう。
味にうるさい日本人でもウケそうなバーガーの味でした。

私たちが行ったのは、ロウア―・マンハッタンのグラウンドゼロの近くにあるシェイク・シャックのお店でした(記事はじめにある写真。Battery Park City店)。本家はマジソンスクエアガーデンの近くなんですけどね。

自由の女神を見て、バッテリーパークからここまで歩いてきたので、少しお腹が減っていたので、余計においしく感じたかもしれませんが。

現地の日本人ガイドさんの話では(食べた後に聞いたので遅かったが)、バーガーをダブルで食べる(マックのダブルバーガーのような感じ)とさらにおいしいという話と、シェイクが旨い(たぶんマックシェイクのような感じ)という話でした。

ダブルバーガーは中年女性の観光客の方でも、ペロッと食べられるそうで、お勧めではないかと。
また、ポテトは上にチーズをかけるタイプのものがあるそうですが、下の写真の様に何もつけないのがおいしいとか。

やはり、素材や調理方法にこだわった付加価値感が、これまでのマスマーケティング路線と一味違った最近の若い世代に受けているようです。
こだわりフードと言えば、日本のオハコのようなところがあるので、日本でどこまで受けるのか、楽しみでもあります。


私たちが頼んだのは、上記のシャックバーガー、フライドポテトとコーラでした。セットメニューはないそうです。店内は大変込み合っていたことと、あまりメニューを研究していなかったので、皆同じメニューになってしまいました(当然注文を取るのは私の仕事でした)。
値段は、シャックバーガーが$5.19、ポテトが$2.95でした。かなり割高な価格ですが、食べる価値は十二分にあります。


これから行かれる方、ご参考。
日本でデビューしたら、ぜひ一度お召し上がりください。お勧めします。値段だけの価値はあると思います。費用対効果にうるさい私でも、納得しました。

さて、マクドナルドとの対決ですが、シェイク・シャックは単価が非常に高いので(バーガー一つで600円。1ドル100円でも500円)、中流から上のクラスでは、シェイク・シャックを食べたくなるかもしれませんが、中下位層では、そこまで余裕がないと思います。

アメリカのニュースでは「プレミアムバーガー」という新たなカテゴリーができたようです(ビールかよって)。

ある程度棲み分けがされるのではないでしょうか?
また店舗を出す立地も制限されそうです。ただ、日本では、東洋経済のインタビューでは東京オリンピックまでに10店舗が目標とCEOは語っていますが、東京・横浜だけで10店舗は出せそうな気はします。



楽しみな存在です。
マクドナルドもこれに刺激を受けて、さらによくなってくれると、なおいい。

(サーロインの肉を使ったバーガーを出す、というニュースを見ました。ただ同じ土俵で勝負しても勝てそうにないような気もしましたが)

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