2018年6月30日土曜日

6月の投資状況



ゴールデンウイーク前から、突貫工事のようなプロジェクトが月末、やっと終わりました。
最後は徹夜で働きましたが、何年ぶりでしょうかね。くたびれ儲けに終わるか、天使がほほ笑んでくれるのか、そのうち審判が下ります。

6月は、ほとんど投資らしいことをやっていませんでした。


スポンサーリンク





国債金利がやっぱり上がりません。FRBは金利を引き上げたのに。

アメリカの景気がピークアウトしつつある、ということなのでしょうか?
それとも、利上げにより新興国から資金を引き揚げてきた米投資マネーが国債に投資しているんでしょうか?

アメリカでは、インフレも起きずに失業率が最低レベルまで下がっているので、FRBの金融政策を称賛する声が上がりますが、日本でも失業率が下がって景気が良くなっても、政権批判、日銀への懐疑的な見方が根強いのが対照的です。

この表は、米10年物国債金利 - フェデラルファンドレート(FRBが決定する政策金利;公定歩合のようなもの、とざっくり考えよう)の差分を1962年から2018年まで長期で示しています。

ブルーの色は政府が正式に発表した「リセッション」の時期です。

単純な見方として、10年金利 < フェデラルファンドレートだった時期(右軸の0より下に金利差となった時)、とリセッションの時期が相関しています。

この金利差がゼロ以下になることを「逆イールド」と言っています。またイールドカーブが0付近に近づくことを、イールドカーブのフラット化と言い、イールドカーブの差分が長期金利のほうが大きくなることをイールドカーブのスティープ化と言っています。

現在はイールドカーブがフラット化に向かっていますが、歴史的に見て、非常に安定しているように見えますね。しかし、フラット化に向かう(リセッションに向かう)というトレンドはウオッチして損はないと思います。

80年代(たぶんブラックマンデーの直後)、90年代にフラット化、逆イールドになってもリセッションにならなかった時期がありますが、短期金利が上がっても長期金利が上がらない、ということは、景気が過熱気味になっているけど、過熱の後は景気が悪くなる、と皆が思って、株式から国債に資金をシフトしているのでしょうかね?

応援お願いします。
にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ

スポンサーリンク








0 件のコメント:

コメントを投稿