2018年6月14日木曜日

東芝 7000億円の自社株買い アクティビストファンド達はホクホク顔か?


昨年11月に6000億円の第三者割当増資を実施した東芝は、昨日7000億円の自社株買いを発表しました。

増資を発表した時点
東芝が6000億円の第三者割当で債務超過解消へ、旧村上F筆頭株主 (ブルームバーグ2017/11/19)

それに関する当ブログ
東芝の第三者割当増資に関して雑感 GEと東芝あなたならどっちに投資しますか? (2017/11/21)

自社株買いを発表したニュース
東芝、7000億円の自社株買いへ 物言う株主に配慮 (日経新聞電子版 2018/6/14)


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気になる株価動向
第三者割当価格は262.8円とされています。

6月13日の終値は337円でした。

単純に考えて、増資した株数を全株買い戻すことはできないでしょうが、半年から1年程度で約263円→約340円ですから、+30%アップ、仮に売却まで9か月だったとすれば、年率換算すると45%のリターン(計算合っていますかね?)になりそうです。

ヘッジファンド/アクティビストファンドさんたち、割が良かったのかな? リスクを取った甲斐があったのか。

東芝の立場から見れば、債務超過解消の「ブリッジローン」だったのかもしれませんが(うるさい株主を追い払うのにも寄与?)、今後の経営をどうするのか、という本質的な課題に対する答えは、いまだ五里霧中に見えます。

私なら、やっぱり長期投資家なのでGEかなあ??
(短期を見極めることなんて、私には難しい)

けど、知り合いも結構いるし、東芝さん、頑張って(日本人的な本音)。
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