2019年2月7日木曜日

健康寿命の考え方






時々読んでいる、日経Goodayというサイト(日経新聞社というメディアにはなんだかんだ言っても読んでしまうものが多い)に興味深い記事が載っていた。

定年退職後も働く人の方が健康で寿命が長い
仕事をしない人よりも死亡や認知機能の低下が2年遅くなる

内容は読んで字のごとくですが、要は就労が健康に利益をもたらす、という結果が出たようだ。


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60歳~75歳の男性1288名を集め(うち就労者644、非就労者640)、987年の初回調査から最長で15年後までの、死亡、認知機能の低下、脳卒中、糖尿病の発生の有無を調べたそうです。

そしたら、定年後に就労していた人のほうが、そうでない人より、上記の発生率は低かったというもの。
この結果を受けて、「やっぱりストレスや緊張感は適度に必要だから働こう」と思うか否か?

記事のタイトルや研究結果だけを見ていると、そうした方が良さそうな行間に読めますね。

定年後の就労だから、ストレスや緊張感などが適度に緩和されている可能性があります(普通は第二の人生の職場でしょ? 第一線でやっている人も役員クラスなど「威張れる」立場の人が多そうで、やっぱりそんなにストレスはないような気がする)。

そもそも虚弱だから定年後は働かない、という可能性もあります。

最後に、2年の差をどう考えるのかはその人の価値観次第でしょうか? 

2年間先に楽しんで、健康寿命を終えて、終末を迎える

という発想と

定年後も労働に縛られて、仕事をやめたあとはそのまま健康寿命を終えてしまう

という点とどちらがいいのか?

就労しながら、やりたいことができる、つまり、好きなことが仕事になる、というのがベストでしょうけどね。

あくまで統計データなので、働かなくとも長生きする人はたくさんいるし、自分がどちらの側にいるのかは人生を振り返って初めて分かることですから、好きにすればいいんじゃないかと思った次第です。

つまり、自己満足な健康寿命とはどのような生き方なのか? 健康寿命の中身の問題で、中身は人それぞれでしょうね。

マスコミは事象を何かと型にハメたがりますが(マスコミュニケーションだから当然か)、人々の価値観はインターネットを通じて益々多様化していきます。

そんなことを思いました。

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