アメリカのFRBはインフレを抑えるために、多少の痛みは伴う、という趣旨の発言を繰り返しています(その一方で、バイデン政権が補助金使って、ガンガン半導体工場をつくるとか再生可能エネルギーを作るとか法案を可決させましたけど)。
ぶっちゃけ日本人としては、それで企業収益はどうなの? ってところが気になります。
9月で第3四半期が終わり、10月中頃から米主要企業の決算シーズンが再開されます。その時点での22年末までの見通しや直近の経済活動状況などに関するCEOのコメントに注目が集まると思います。
あとは中間選挙でしょうかね。色々聞いていると、民主党が盛り返しつつあるようで、共和党は押し返されているとのこと。議会は上院・下院のいずれかを共和党が取ると法案が通りにくくなって、投資家的には安堵するのですけど。
ちなみに決算前の現時点でのForward Earnings(一株予想利益)を見ておきます。
1か月半後ぐらいにもう一回見直すと赤い折れ線グラフがどうなっているのか。
ハードランディングの定義があいまいなのですが、どうなんでしょうかね? いまさらアメリカの失業率が急激に10%ぐらいまで跳ね上がるとまで思わない。
しかし、株価は「失業率10%級」のマグネチュードで暴落する、というのはあり得るかもしれない。
合わせ技で、先に株価がショック安になって、慌ててレイオフが吹き荒れて、失業率が6%~8%ぐらいまで急激に上がって、インフレが消える、それがいつかは読めないけど。
それぐらいでないとインフレは収まらないのかなあ、と思っています。
一方中間選挙の年は中間選挙の行方が分かり次第、どっちが勝つか負けるかにかかわらず株価はラリーすると言われているので、年末まではもう1回あがるという予想もある。
その時日本は? 米経済不振かつ円高でお決まりのデフレ逆戻りで、その時の内閣は退陣、、、?
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