2018年9月23日日曜日

銀行冬の時代を体感した 








ちょっと大げさなタイトルかもしれません。
また、もっと前から気付くべきだったかもしれません。

しかし、銀行の窓口でまともに取引することって、ほとんどなかったので、気が付きませんでした。

今や、

  • 原則電子マネー決済、現金決済は1週間に1回あるかないか。
  • 現金引き出しはより便利なコンビニ(月に数回なら手数料無料)。
  • 振り込みは大半がネット。

ということで、銀行の店舗の中に入ることも少なくなっていました。

しかし、太陽光発電関連で、東京電力側の専用振込用紙を使って数十万円単の振り込みを3件ほどやる必要性が生じました。

このご時世に窓口(コンビニでもいいそうだが)で現金で払うのか、と思いつつ、大事な手続きだったので、仕方なく従いました。

銀行窓口で処理しました。そこで驚きが3点。


スポンサーリンク


まず、
私が仕事中に利用するときは通っていた某緑のメガバンクの丸の内の支店が移転していました。

私は店舗改装か何かで一時的な移転だと思っていたのですが、どうもマジで移転したらしい。その移転先というのが、すぐ近くのビルの2F。

2Fの窓口って? と思って行員の方に「いつ戻るのですか?」と聞いたら「ここが移転先です」って回答がありました。

都心の一等地から、都心とはいえ、格の落ちる奥まったビルの2Fって、時代ですねえ。

次に、現金の引き出しには、決まって払い戻し伝票に金額と自署押印が必要でした。
しかし、自署はクレカのサインのように液晶画面に専用ペンで書き、押印も液晶に朱肉を付けずに押印するときれいに映るようになります。

あらかじめ行員さんが入力した金額を確認して、合っていれば確認ボタンを押す、という流れになっていました。

元銀行員として、金額を本人以外が代筆することはありえない行為とされていましたが、銀行のほうで(端末で)書くんですねえ、時代は変わった。

最後に
別の日に同じ種類の振り込みを、丸の内ではなく浜松町の支店で行いました。その支店は昔ながらのシンボリックビルの1Fフロアに陣取っていて、普通の都心のメガバンクの店舗でした。

しかし、丸の内でも浜松町でも、気づいた点が、窓口の係員の行員さんって、私の固定概念?先入観?では、独身でそれなりの「きれいどころ」の女性ってのが相場だったのですが、丸の内でも浜松町でも、どう考えても自分や自分の妻より年上のおばさんでした。

もっとも、窓口業務もパートの方がやる時代というのは聞いていました。しかし、広いロビーから銀行支店内部を見渡すと、おおざっぱに言えば「平均年齢50以上」は確実な高齢化の職場と化していました。

「独身女性はどこ行ったんだ?」って、思わず思ってしまいました。

窓口業務は銀行でも赤字ビジネスのはずなので、丸の内のように家賃を削減したり、浜松町のように人件費を圧縮するのは理にかなっています。

頭ではわかっていますが、実行されると、昔ながらの銀行しか頭にないおじさんには、何とも言えない気分になりました。

応援お願いします。
にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ

スポンサーリンク








0 件のコメント:

コメントを投稿