2018年10月25日木曜日

学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢紫苑著 サンクチュアリ出版 を読みました


アマゾンで1位を取ったベストセラーのビジネス書です。
樺沢紫苑さんの本は初めてです。本業は精神科医さんのようです。

樺沢さんを知ったきっかけはYouTubeです。いつも視聴しているがん患者を啓蒙する医者で参考にしている人(押川勝太郎氏)が一緒に出ていたからです。

そのYouTubeを見ていると、やたらTwitterでこの本のツイートが流れてくるし、タイトルはまさに自分に刺さったので買った次第。


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今まではビジネス書を読むが、読んだだけで、どうも自分のモノになっていない、と感じることが多々あって、自分の能力のなさ・読解力のなさを嘆いておりました。

また、いっぱい降ってくる仕事、副業?、家庭のこと、その他様々なことを抜本的にどう整理したらいいのか、などのフラストレーションが溜まっていました。

この本を読んで、物事は何でも長けるようになるには時間が必要だ、という法則のようなものを改めて知りました。特別な才能とかそんなものではなく、(正しく効率的な方法で)とことんやる、できるまでやるというか、そんなことを改めて知りました。

いや、改めて知るぐらいなら、いつも・他の手段や他の人から学んでいるのですが、この本のスッキリした記載、刺さるワーディング、あと手にとった自分のタイミングなどが他の同類の本と違って、新鮮な気がしました。

しかし、才能ではなく努力、それを理解してしまえば、覚悟を決めて、やっていくしかありません。気持ちを一新しました。

本の内容

アウトプットの方法として、話、書く、行動する、の3つを挙げています。

3つに共通している原則として、「運動と同じで、繰り返し体で覚えること」だといっています(才能ではなく努力)。

また、インプットだけではだめで、アウトプットが必ず必要で、なおかつ「インプットとアウトプットの比率は3対7でアウトプットに時間を割け」と具体的なエネルギー配分を言っています。

本を読むだけではだめなのですね。

話し方では、「非言語コミュニケーション」を重視しています。何を話すのか、ではなく、どのように話すのか(身振り手振りや表情、目線など)。

書き方では、読書なら一つの本で3つの気づきが得られれば上等で、1冊の本に多くを求めすぎるな、読書感想文を必ず書け、などが印象的でした(「レバレッジリーディング」(本田直之著)に通じるものがあった)。

行動力では、続けること、人に教えることができるようになるまでやること(そのレベル感は学校のクラスで1番ぐらいと具体的にアドバイス)、楽しくやること、などを指摘しています。

大きな目新しさがあったわけでもないのですが、「二週間で3回復習すれば頭に残る」とか、「自己紹介は30秒と60秒バージョンを予め作っておけ」とか、「ブログなら30分、報告書なら60分と時間を決めて書け」、「人に教える場合、学校のクラスで1番のレベルでOKだ」とか、アドバイスが具体的なので私の頭に刺さりやすかったです。

樺沢流のTo Do Listをエクセルで作って、早速実践しています。

忙しくしているビジネスマンなら、きっと参考になる何かが最低3つはあると思いますよ。


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