ん?新庄剛志? そうです。元プロ野球・メジャーリーガーだった新庄氏の本です。
彼が書いた、というより、本文中にも記載がありますが、出版社がインタビューをしてライターさんが編集していったようです。
新庄氏と言えば、ネアカキャラでちょと変人、野球の打撃はイマイチだったが守備や送球は一流だった、というのが私も含めて印象でしょう。
ニューヨーク・メッツの4番を打ったこともある不思議な人です。その後日ハムに移籍し、被り物などで盛り上げて、確か3年後ぐらいに電撃引退しました。
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さて、そんな新庄氏、今から約10年前、野球を引退し、芸能活動絶頂期にバリ島に移住すると決断し、叔父に任せていたお金を自分で管理する、と言って残高を確認したら、なんと20億円も叔父が使い込んでいた、という事実が発覚してしまいました。
これまで稼いだお金がほとんど帰ってきませんでした。信頼していた人に裏切られていたことを知って、新庄氏は落ち込んだそうです。
しかし、バリ島でマイペースの生活を続け、そうした失敗も受け入れ、それでも尚、前向きに楽しく生きていこう、というのが彼の今の姿のようです。
自分で散財して無一文になったのなら(例:清原)あきらめもつきますが、稼いだ金で南の島でゆっくり余生を送りたい、と思って残高チェックしたら、スッカラカンだった、しかも最も信頼していた人に裏切られていた、というのですから、同情してしまいます。
ただし、そんな状況でもこの本で彼は次のようなことを読者に伝えています。
ネアカだと思われがちですが、いつも明るくふるまうようにしている、とのことです。明るく振舞っていた方が、自分にとって都合がよくなるような経験をたくさん積んできたので、ちょっと気分が落ち込んでも、明るくふるまうように努力している、と言っています。
ネアカなタイプの人の話を聞くと、新庄氏のようなことを言う人は多いですね。
未来を考える、というのは、確かに20億円もだまし取られて、過去を考えても仕方がないのかもしれませんが、阪神タイガースをFAした時、日本のプロ球団なら5年12億円で契約する、と言われたのを蹴って、1年2000万円でメジャーリーグに移籍したぐらいの度胸の持ち主で、メジャーでスーパースターになってやる、という賭けに打って出て成功しています。
そして、彼は結構芯が強く、人一倍努力家のようでした。努力している姿を人に見せたくないタイプのようです。これは意外だった。
メジャーリーグ移籍、芸能活動、バリ島移住、破産寸前など彼自身もジェットコースターのような人生と言っています。
そして、個人的に刺さったのは、自分の得意なことをさらに磨き上げて、出来ないこと不向きなことは笑って捨てるぐらいの強弱をつけろ、と言っている点です。
そうすれば運も向こうからついてくるだろう、と。
明るくふるまえ、得意なことに集中しろ、未来志向で行こう、自分の人生は自分で舵取りしろ、などのメッセージはどれも目新しいものではありません。
しかし、天然キャラのように明るく振舞っていたあの新庄氏が、実はこういったことを緻密に練って、大失敗を犯してもそれでも自分のいい点を活かして、今も元気でやっている点が見られて、なんとなく元気をもらった、そんな一冊でした。
これまで稼いだお金がほとんど帰ってきませんでした。信頼していた人に裏切られていたことを知って、新庄氏は落ち込んだそうです。
しかし、バリ島でマイペースの生活を続け、そうした失敗も受け入れ、それでも尚、前向きに楽しく生きていこう、というのが彼の今の姿のようです。
自分で散財して無一文になったのなら(例:清原)あきらめもつきますが、稼いだ金で南の島でゆっくり余生を送りたい、と思って残高チェックしたら、スッカラカンだった、しかも最も信頼していた人に裏切られていた、というのですから、同情してしまいます。
ただし、そんな状況でもこの本で彼は次のようなことを読者に伝えています。
- いつも明るく生きる
- いつも未来のことを考える
- 自分の人生は自分で舵を取る
ネアカだと思われがちですが、いつも明るくふるまうようにしている、とのことです。明るく振舞っていた方が、自分にとって都合がよくなるような経験をたくさん積んできたので、ちょっと気分が落ち込んでも、明るくふるまうように努力している、と言っています。
ネアカなタイプの人の話を聞くと、新庄氏のようなことを言う人は多いですね。
未来を考える、というのは、確かに20億円もだまし取られて、過去を考えても仕方がないのかもしれませんが、阪神タイガースをFAした時、日本のプロ球団なら5年12億円で契約する、と言われたのを蹴って、1年2000万円でメジャーリーグに移籍したぐらいの度胸の持ち主で、メジャーでスーパースターになってやる、という賭けに打って出て成功しています。
そして、彼は結構芯が強く、人一倍努力家のようでした。努力している姿を人に見せたくないタイプのようです。これは意外だった。
メジャーリーグ移籍、芸能活動、バリ島移住、破産寸前など彼自身もジェットコースターのような人生と言っています。
そして、個人的に刺さったのは、自分の得意なことをさらに磨き上げて、出来ないこと不向きなことは笑って捨てるぐらいの強弱をつけろ、と言っている点です。
そうすれば運も向こうからついてくるだろう、と。
明るくふるまえ、得意なことに集中しろ、未来志向で行こう、自分の人生は自分で舵取りしろ、などのメッセージはどれも目新しいものではありません。
しかし、天然キャラのように明るく振舞っていたあの新庄氏が、実はこういったことを緻密に練って、大失敗を犯してもそれでも自分のいい点を活かして、今も元気でやっている点が見られて、なんとなく元気をもらった、そんな一冊でした。
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