2022年8月14日日曜日

妻名義の資産運用 ファンドマネージャー業

何度か当ブログでも触れていますが、妻の独身時代の貯金の一部の資産を私が株で運用しています。

もう5年位前に妻から、通帳を開いて、「このお金、好きに使っていいよ」と言ってきたのでびっくりしました(数百万円レベル)。

当時は、不動産(戸建て)や太陽光発電投資と同時に子供の教育費など、かなり資金をやりくりしていたのを見ていたからじゃないかと思います。

 こちらは、「好きに使って」と言われると、かえって、「そりゃ大変」と身構えてしまうので、妻に「『年率4%』くらいの配当をもらって、1ヵ月のバイト代(5万~6万)程度の年間配当金をもらえるような投資をやってあげるけど、どうか?お金がもう1ヵ月余分にバイトしてくれるような感じ」と提案したところ、「じゃあ、それ」とあっさり。

 普段、優柔不断なところがあるのですが、意を決すると、一転大胆なのですね。 


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もちろん、2010年ごろから、時折自分の株式資産の時価総額をPC画面で交えながら、説明していたし、新聞や雑誌のインタビュー記事も見せていたので、それなりの信頼はあったのかもしれません。

 

ただ、2017年~2018年当時は、「今はあんまり投資環境として、良くないと思うので、こっちからタイミングが来たら言う」と言って、話は終わりました。

 

そして、コロナショックで株価が暴落した20203月頃に、「今がチャンスだ」と言って、彼女の貯金額の3割程度を株式に投資。その1年後にさらに3割程度を投資。残り4割はいまだに彼女の通帳に預金として残してあります。

 

それでもそのタイミングで投資しているので、20%ぐらいのリターンがあります。ちなみに全部日本株です(一応、彼女が知っている会社、自分も投資している会社を投資ユニバースとして選んだのと、相場が下がっていたので、大型株も安かった。妻への「説明責任」は日本株の方が楽)。

 

結果、以下の様なPortfolioで、日本株投資の初心者のような感じ(我ながら堅いなあと思う)。


ただ、自分のカネじゃなく、他人のモノと考えるので、慎重を期してしまいますね。別に信託報酬をもらっているわけじゃないですが、毎日顔を突き合わせる人の資金を運用するって、やっぱり考えてしまう。

彼女は多分、私に「不動産投資の頭金にどうぞ」、と言っても出してくれたと思うが、自分の資産と妻の資産は別に考えよう、という結論に自分の頭でなったのです。

 

このPortfolio217月~226月までの間に配当金が約14万円になりました(ほとんどNISA口座なので税金がない)。「お小遣い」にしては上出来じゃないか(さらにクオカード優待株として日本取引所Gやみずほリースがあります)、と我ながら思いますが、再投資に回す予定です。

このPortfolioでスマッシュヒットは、やっぱりNTT株です。投資時期は20209月で、ちょうど総務省の役人とNTTの社長が会食して、奢ってもらったとかなんかでニュースで話題になり、菅総理(当時)のスマホ通信料金の値下げ政策と絡んで、特にNTT株が結構売られていました(私はNTTKDDI、ソフトバンク3つを保有している)。

自分に投資余力がなかったので、妻の資金で買ったら、案の定、今の株価に反発しましたね。

 

三菱商事とMUFGについては、正直、私三菱グループが嫌いなのです()。上から目線で商売しますね(こっちがそういう業種だから仕方ないけど)。

しかし、楽天証券の窪田さんが、多分もう5年近くこの2社をトップピックで言い続けていたこと(彼の日本株投資戦略というビデオやコラムでは、必ず出てくる銘柄)、商売ではこき使われるけど、投資でこき使ってやる?というのも気分がいいかも、という感覚で買いました。今のところ、思わぬインフレでよい結果となっています。

まあ、なんだかんだ言っても、財務も堅いし、経営も同業他社よりしっかりしているので、「感情の嫌い」と「投資の勘定」は別と考えることとします。

 

他人の資金を運用すると、自分の投資法を客観的にも見直せ、学ぶべきこともあったのかな、という感じです。と言っても、金融、通信に偏っているので、今はもう少し業種幅を広げようと考えています。

 

将来的に、私がサラリーマンを辞めたら、平日に夫婦で旅行に行くときなどの、彼女の旅費に回そうか、と考えています。配当金の使途としては理想的ですが、果たしてそうなるのでしょうか」?





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