2022年8月24日水曜日

スポーツビジネス投資 リターンを考えてみた

メジャーリーグ大谷選手が所属するエンゼルスが売却されるとの報道がありました。

米英ではプロスポーツチームへの買収・投資が盛んです。

 

ニュースを見たところ、エンゼルスの現オーナーのアルトゥール・モレノ氏は2003年にエンゼルスを約18千万ドルで買収したが、球団売却の可能性も含めて戦略的選択肢を考えているらしい(ほとんど売却すると言っているようなもの)。

大谷翔平所属のエンゼルス、オーナーが売却も視野に選択肢を検討(ブルームバーグ)

モレノ氏も広告業界で名を馳せた辣腕経営者でしたが、エンゼルスの所有のEXITを迎えたということでしょうか。

球団の価値はブルームバーグでは211千万ドルと報じられています(ざっくり2850億円ぐらいか。ちなみにヤンキースあたりだと60億ドルぐらいになる)。

 

「価値」というのがいわゆる企業価値(Enterprise Value; EV)を指すのか、株式価値を指すのか、ここではEVとしておきましょう。

 

2003年に買収し、2022年に売却すれば、丸19年、価値は12倍弱に膨れ上がります。これをIRRに引き直すと、13.8%(つまり年率複利で13.8%運用したのと同じ意味)になります。

おそらくS&P500よりもよいパフォーマンスと思われます(株式は8%~9%ぐらいのはず)。

仮に2003年の買収時に、18千ドルのうち、8千ドルを借入金、1億ドルを自己資金で買収したとし、借入金の残高は19年後の今も同じとすると、1億ドルが203千ドルに膨れ上がります。

この場合、IRRは17.4%まで跳ね上がります。

 

ちなみに任天堂が山内オーナーからシアトルマリナーズ株を2004年に6700万ドルで引受け、2016年に少数を残して66千万ドルで売却した、と言われています。

任天堂も投資目的でマリナーズ株を買ったわけでもないでしょうが、それでもIRRに引き直すと21%の高リターンになります。

日本ではマイナーなアメリカンフットボールがすごいですね。放映権料がすごそう。個人的にはルールがよくわからないことと、ビジネスの度が過ぎる(スーパーボウルのハーフタイムのCM料だけで数百億円とか)のであんまり好きではないですが。

 

日本の例えば読売ジャイアンツとかはわからなかった。ちなみに数年前、Jリーグの鹿島アントラーズを日本製鉄(旧住友金属時代から)がメルカリに約62%の株式を約15億円で売却(100%ベースだと26億円)で売却というのがありました。

こちらはEVではなく株式価値なので、EVだと30億円~40億円ということでしょうか?

桁が2つも違いますね()

 

このプロスポーツビジネスの価値が上がったのは、スポーツのコンテンツ化が大きいのでしょうね。

通信網の発達により、生放送が全世界に広がったり、スタジアムを近代化したり、ファンサービスを強化したり、グッズの販売を拡大したり経営を近代化しましたね。



(出所:NFL超入門!~群雄割拠の32国志演義~さんから)

上記は2020年度のもののようです。

 

売上高で、アメフト、メジャーリーグ、プレミアリーグ(イングランドサッカー)は1兆円を超えるのですね!!! 

NPB(日本のプロ野球)は2,000億円程度です。

メジャーリーグ平均年俸約5.6億円、日本のプロ野球の平均年俸約4,300万円。日本のトッププロ野球選手がメジャーに行きたがるのも頷けるものがあります。


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