2025年2月20日木曜日

農林中央金庫の理事長交代は意味があるのか?

 

私には全く縁のない金融機関なので、外野のボヤキに近い記事かもしれませんので、悪しからず。しかし、客観性はあると思う。

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農林中央金庫は、運用ポートポートフォリオの構築とその資金調達などに失敗し、決算で約1.5兆円の大赤字を計上してしまった。

簡単に言えば、外債(米国債)投資において、長期の債券の運用を短期の借入金で行っていたようです。短期金利上昇の影響を受け、運用した長期債の評価損が発生し(調達の短期資金の利払いもひっ迫し)、売却を余儀なくされ、赤字を計上した、と理解しています。

バランスシートを大きく毀損し、農協等に7000億円の増資を仰いだようです(別途6000億円を劣後債・優先株で調達)。

 

経営責任を問う声もありましたが、当時は馬耳東風のように見えました。先日、理事長が退任し、後任に譲る、ということのようです。

 

しかし、後任は北林太郎氏という「最高財務責任者」の方です。

私はこのニュースを聞いたとき、「?連帯責任があるのではないか」と思いました。

もちろん、金融機関の運用ポートフォリオはCFOではなく、別の人が決めているのかもしれません。

しかし、一応代表理事(代表取締役のようなもの)で、損失発生のポートフォリオに意見もせず(したのかもしれないが)、ぬるっと代表理事に就任するのは財務の責任者としてどのようなものか、と感じざるを得ません。

 

日経新聞では「やわらかい人柄で農林中金内外から人望も厚い」と評されていますが、その柔らかさは今のこの金融機関には不要でしょ。

220日「農林中金、運用の改革急ぐ 巨額赤字で理事長交代」より)

 

抜本的改革、というのは内部からは出来ないものだ、とつくづく感じました。

 

同金融機関は同じような大赤字を過去にも犯しており、「前科一犯」だからです。2008年にはサブプライムローンに引っ掛かり、やっぱり2兆円近く資本増強しています。

日産自動車といい、経営に失敗した後は内部からの改革は期待できないですね。

 

我々一般人に関係があるのか?

 

今回の増資で、そりゃCFOだとすれば、中心的な役割を担った可能性が高いです。

農協に頭下げて、増資を仰いだ、とすれば、農協と農林中金のずぶずぶ関係が継続する、となり、農協流通が今後も継続する、と考えると、農家や農産物への影響もあるかもしれません。

ひょっとしたら、割高な農産物を買わされる可能性、その割高分は農林中金のだらしない経営を守るため、、、、 という解釈も成り立つ可能性があります。

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