2018年4月19日木曜日

長期保有目的の株が下がったときの対処法



私の場合、古い保有株は10年間ずっとホールドしているもの(アルトリア、フィリップモリス他)もあり含み益が大きいので、ポートフォリオ全体では、ここ数年間、含み益の状態です。

したがって、ポートフォリオ全体で見れば、個別の含み損は(あまり)気になりません。

しかし、途中で新規銘柄を買ったり、買い増ししたり(一般口座、特定口座あるいは証券会社を楽天とSMBC日興で分けていたり)していると、含み損の銘柄が出てしまいます。

そういったときにどう対処するか?


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  1. 気にぜずホールド
  2. 売却する 売却後①別の銘柄に乗り換える、②再度買いなおす
  3. ナンピン買いをする(さらに買い増しをする)
この3つ(あるいは4つ)のパターンがあります。

「このパターン」と決まったルールを自分に課しているわけでもないですが、方針としてはおおむね以下の通りで対処しています。

  • その銘柄の自分なりの投資ストーリーを思い起こす
  • ここが出発点になります。言い換えると、「なぜその銘柄を買ったのか? ホールドしていたのか?」
  1. そのストーリーが生きていれば、ホールドする
  2. そのストーリーが死んでいて、他にいい機会があれば売却する
  3. 資金に余裕があれば、ナンピン買いをする

単に相場の調整とかだと基本的にはホールド(または損出し&買戻し)ですね。

しかし、それなりに大きな含み損が出た場合、いったん売却して、買戻しを行い、実現損により、源泉徴収税や一般口座の売却益の利益とぶつけて、「節税対策」に使うことも最近では増えました。

例えば、最近のJTなどはその例です(注:JTへの平均簿価は1800円~1900円程度なのですが、楽天証券で3600円程度で買い増しした口があって、それを最近3000円弱で売却して、買戻ししました)


こんな感じです。

JTは、加熱式タバコPloom Techの本格販売がまだであることと海外たばこが堅調であり、現在の株価下落はあんまり気にしていません。

別途日興証券口座では2950円ぐらいで買い増ししています。

上記の場合、実現損益▲67,970円が配当金で払った源泉徴収税の戻しや他の株価の利益にぶつけられます。


今年はこんな感じです。

実際には37万円の損を出していますので、偉そうに言えませんが、今年仮に、このまま12月を迎えると約3万5千円の還付があるか、あるいは37万円の株式売却益がチャラに出来るか、が期待できます。

その場合、注意点が一つ。売買を同日で行うと、売却単価がその日の平均単価になってしまう点に注意してください。含み損を実現化するには翌日に買い戻す必要性があります。
(楽天証券のウエブサイトより)

翌日、株価が大きく反発したらどうしよう、とか、かつては考えて売り時を迷ってしまいましたね。

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1 件のコメント:

  1. なるほど、税金に関しては疎いので、とても参考になります。

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