2019年8月22日木曜日

実家のことなど 50代の出来事






50代となると、長男・長女(というより第一子)の場合、親の年齢は概ね75歳以上の後期高齢者になっているケースが多いと思います。

私の場合、実はこの春に母が75歳で他界してしまい(生まれてはじめて喪主というものを経験した)、父親が79歳で要介護2という状況になってしまった。

実家が関西某県で、実家の近くに子育てが終わりそうな(次男が高校2年生で卒業後就職予定)妹が住んでいるので、彼女が日常の世話をやっています(いま父はちょっとした手術で入院しているがまもなく退院)。

退院後は老人ホームに入る予定になっている(本人は嫌がっているが、足が悪いので仕方ない)。
なお、足以外は非常に元気で、入院中、病院食では足りないなど食欲は旺盛です。

妻の実家も、少し前までは2人共非常に元気だったが、最近義父が骨折し、なおかつ前立腺がんと診断されたらしく、少し雰囲気が暗い。

義母も、というよりうちの母もそうだったが、話す内容にやや論理性を欠くというか、思ったことを何でも口にするので、返事に戸惑う様になってきました。

例えば、昨日は右が良いといったかと思うと、翌日は左が良いとか平気で言います。認知だったらどうしよう、などと思ったりしました。


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うちは夫婦揃って、第一子で関西出身ですが、現在千葉に住んでいます(妻には弟がいるが、どちらかと言えば彼の妻の実家の近くで賃貸住まい)。

40代ぐらいまでは、帰省すると「早く実家の近くで住め」みたいなことをよく言われていて、そのたびに口論になっていました。

50代になると、親もすっかり老化が目立ち、夫婦とも複雑な感じになってきました。

今はまだ子供がいますし、介護のためにUターンって非現実的ですが、40代ぐらいまでは、よくある話でしたが、まったく関心がなかったことが現実化して、考えるようになってきました。

親の世代は、子供が親の老後の面倒をみる、というのが当たり前に近い価値観があって、子供の世代は(私の場合は)、自分の世話は自分でする、というのが普通じゃないか(親の面倒を見るために自分の将来を犠牲にすることなんてありえない、というべきか。私がやりたい仕事は首都圏にしか当時はなかった)、というギャップがこのような事態を招いてしまったのですが、衰えた親を見ると、自分の考えが正しかったのか複雑です。
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2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    受験ネタ、家族ネタとも、自分のほんの数年未来を行く先輩の話として、いつも共感と関心を持って読まさせてもらっています。
    そして日本のお父さんは多くの人が(もちろん本題の投資のことも含めて!)同じようなことに心を砕いているのだろうなあとしみじみ思ったりしています。
    投資のお話も参考になるのはもちろんですが、日常ネタも楽しみにしておりますので、これからもたまに執筆していただくと嬉しいです。

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    1. らきさん、コメントありがとうございます。
      心や頭の中にあるモヤモヤをブログに書くことで、自分の頭の整理やストレスの発散にもなったりしています。
      そんな内容で良ければ、今後ともぜひよろしくお願いします。

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