2019年11月4日月曜日

10月の投資状況






3連休中は色々あって、実家に帰省していました。

早いもので、ちょっと山になると、色づき始めている木々もあり、ちょっと前まで「熱中症に注意」なんて言っていたのがウソのようですね。

投資の方も今年の締めくくりを目指して、ラリーが始まったのかな?ちょっと早いなあ。



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色んな思惑が混じって、相場は大きくアップしていますね。

トランプが再選に向けて、米中貿易戦争の打開策を探っているとか、中国側も国内経済の失速を食い止めるべく、アメリカ側との妥協が必要との認識を強くしているだの、米中妥協点がどこかで見出されるだろうとの期待のようです。

通信5Gの本格普及に向けて半導体市場が底を打ったとか、アメリカの消費者はまだ強いとかの強気材料もあります。

一方、中国がコケると、EUや日本もつまずくような貿易構造になっているため、世界景気は予断を許しませんね。

最終的には中国経由でアメリカへの輸出分があるとはいえ、中国向け輸出が減って、貿易赤字に転落、というこれまでには聞きなれない現象もあります。

また、アメリカが何回も利下げをしているのに、ドル円が108円付近でとどまっているのも気になりますね。

なかなか先行きを見通すのは容易ではないですが、今が相場の底とも思えないですね。「今回は違う」という声が大きくなった時こそ、「幸福感の中で消えていく」(by ジョン・テンプルトン)のかもしれません。

初心者の方で「ドルコスト平均法なら、いつ始めてもいい」という意見を信じるのなら、2年ほど待った方がいいと思います。

これはある程度相場経験を積み重ねてこそ、言えるコトバだと思います。

ウオーレン・バフェットやベンジャミン・グレアムは「Margin of Safety」(安全領域)とも言っています。

十分な安全領域を保って入れば、多少の下落でもじたばたしません。

私も、日本たばこ産業の簿価は1850円ですし、アルトリアグループのそれは19ドル程度です(ちょっと低すぎるかもしれませんけど)。

アッビイに至っては、アボットラボラトリーがスピンオフした当初から保有しており、アボット株を売却して、元本を回収していますので、全額リターンのようになっています。

いつが底値か、はなかなかわからないので、むつかしいんですけどね。

個人的にはどちらかと言えば逆張り派なので、意見にはバイアスがかかっているかもしれません。

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