アメリカの自動車メーカー、フォードは自動車ローンを延滞した人に、例えばオートロックが解除しないとか、エアコンが作動しないとか、オーナーが車中にいる時に不快な音をカーラジオ等から鳴り響かせる、という特許を申請したそうです。
ローンの延滞はローンを貸し出す側の最大の懸念事項であります。
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私はかつて、銀行に勤務していました。
住宅ローンの延滞などは、督促の電話をするのですが、サラ金の取り立てが社会問題になっていたこともあり、強く催促できませんでした。
経験では、「子供を私立に通わせたので、ローンが払えない」といわれたことすらありました。
当時まだ20代で子供もいなかったし、「本末転倒だ!」と怒ってしまいました。
(心情としては当然ですが、「お客様対応」としては、銀行員=高飛車と捉えられ、話が広がったりするとイメージダウンになるので、ぐっとこらえて、粘り強く交渉する、が正解です)
「借りたもの勝ち」に近かった(当然、延滞が継続すると競売になるのですが、のらりくらりとやり過ごすツワモノもいました)。
こうした経験から、将来、住宅ローンを延滞したら、オートロックが作動して、家に入れない、ガス・水道・電気がストップ、なんて未来を想像してしまいました。
普通に支払っている人から見れば、関係ないのでしょうが、そこまでやるか、と思ってしまいました。
ちなみにフォードは実用化の計画は今のところないとコメントしているようです。
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