ブルームバーグの記事に富裕層が多く住む都市、という内容の記事がありました。
世界で最も富裕層が多い都市、ニューヨークが再び首位-東京2位
これを見れば、東京は世界2位の富裕層人口がいる都市になります。約29万人のミリオネア(米ドルで100万ドルの投資可能資産:一応、預貯金や有価証券など流動性の高い資産のようだ)がいます。
一方、ビリオネア(同10億ドル以上)は14人(指で数えられそうかな?)となっています。
確かに世界で2番目にお金持ち(ミリオネア)がいますが、地域を見ると、人口がまちまちではないか、と思いました。
そこで、人口当たり富裕層(何人に一人がミリオネア、ビリオネアか)を計算しました。
③の人口(万人単位)は、Bay Areaはサンフランシスコとシリコンバレー、Los Angelesは広域都市圏(メトロポリタンエリアともいう)で計算。その他は「範囲」という欄で参照元を記載しています。
Los Angelesなどは市単位では300万人台ですが、その広域となると一気に1300万人となってしまいますが、大富豪は比較的郊外に住んでいて、中心地はかえって貧困層が多いと思ったので、広域で捉えました。
その結果、④は何人に一人がミリオネアかでは、東京では何と、33.4人に一人がミリオネア(学校のクラスに1人くらいの割合でしょうか?)となりました。
人口割合で言えば、東京は世界4位(1位シンガポール、2位ニューヨーク市、3位ベイエリア)となっています。
一方、ビリオネアでは約70万人に一人(14人ですからね。23区なら2区に一人程度。アパレルのY氏、キャリアのS氏、EコマースのM氏などか)しかいません。
ビリオネアの割合では、最下位という結果になっています。北京や上海よりも少ない。
東京はミリオネアはクラスに1人、しかし、ビリオネアは23区の区にいるかいないか、世界でみると、「小金持ち」はたくさんいるが、「大金持ち」は少ない格差の小さい都市、ともいえそうです。
やっぱりビリオネアというとシリコンバレーとNYなんでしょうかね。元ベンチャーのIPO長者(グーグルのペイジやザッカーバーグからオラクルのラリーエルソンのような感じ)?とヘッジファンドマネージャーとかがビリオネアっぽいですね。
ミリオネアはシンガポールが1位というのも意外でした。日本の富裕層も税金が安いシンガポールに移住するケースが多いので、やっぱり税金は安くした方が富裕層が増えるということなんでしょう。
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