早速売買しました。
売り
Thomson Reuters (TRI) 売り切りです。
配当利回りが3.3%~3.4%で、配当の成長率がせいぜい3%程度は割高と判断。この程度の配当利回りならほかによい銘柄はたくさんあります。
当社へは元々金融サービス関連会社という前提で投資。昨年、Black Rock、MasterCardと代替銘柄を購入済みで役割を終えた。当社の弁護士や会計士向け情報提供サービスは依然よいビジネスだと思う。保有期間は約5年。
NTT (一部売却)。
配当利回り2.9%はちょっと割高と判断。なぜなら当面利益成長は望み薄。ただし、自社株買いによるEPSの成長可能性は残っている。
また、Telecom分野のトップピックをKDDIグループと定めたので、NTTのウエイトを引き下げた。
これ以上は売らないつもり。
買い
Diageo Plc (DEO) 新規です。
英国のビール&スピリッツ醸造メーカーです。ジョニーウオーカー、ギネスビール、スミルノフ(ウオツカ)の3本柱のブランドを世界中で展開中です。
配当利回りは3%程度ですが、6~7%程度の配当の成長率が期待できる。また、Economic Moat もWideとMorningStarでは言っている(自分でもそう思う)。
NISA口座を活用。英国銘柄は配当課税がないと聞いたので(確かにHSBCもなかった気がする)、税引き後の受取配当はTRIよりいいような気がした。
英国の連続増配株として、いわゆる鉄板銘柄です。タバコの様に健康の大義名分で非難されることも少なく、安心できる(その分、バリュエーションも高いが)。
売上高の3割が北米大陸(ほとんど米国)である点(ドル高で有利)、先進国などではビールからスピリッツ&ワインの消費に嗜好が移っている点、新興国の成金にいわゆる「洋酒」を好む傾向などが追い風。
一方、新興国通貨の下落やリセッションの時にはトレードダウンで、当社のプレミアムリキュールは影響を受けやすい点などがネガティブ要素。
もっと安くなれば、もっと買い増ししてもいいと思っている。
トランザクション(7818) 新規です。
エービーシー・マートかリンナイを買おうと思っていましたが、偶然当社の四季報ページを読んで、気に入ったので、打診買い。珍しく、直感で買いました。
DEOは「待機リスト」にかれこれ4年以上リストアップされていたが、トランザクションはソッコーで買ってしまいました。成長余地が十分あると感じたからです。
詳細は今後調べることとする。これも株価がさらに下落すれば、買い増し検討する。
昨年から、鉄板増配銘柄から、成長余地の残る中堅企業(といっても配当を大事にしていそうな企業)へも投資の軸足を少し移しつつあります。
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