低調な雇用統計が発表され、相場が崩れそうです。
トランプさんは労働局の責任者にクビを要求しているようですね。ちょっと行き過ぎ感がありますが、コロナ明け以降、毎年夏場の各種統計がコロナ前後の混乱の影響を受けて、実態とやや乖離しているのではないか、と言われていました。
通常でも学生のアルバイトや旅行レジャーに出かけて統計上雇用されないとか、コロナ禍以降はリモートワークや頻繁な転職など労働市場の構造や働き方などがコロナ前とは変わってしまったとする説もあります。
金曜日は数字でパニックになってしまったので、月曜日以降、冷静さを取り戻すか、悲観論に走るか、様子を見てみたいと思います。
ただ、元々景気下方バイアス(そろそろ米景気は減速するはずだ、となんとなくコンセンサスになっているが、チキンレースのように強気にこだわる市場関係者など)があったので、この数値と修正値を見て「やっぱり」という反応が如実に出たのでしょう。
とりあえず結果。これは雇用統計後のものです。
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とはいっても、雇用統計前までは比較的よかったので、金曜日の下落があっても、単月としては良かったと思います(+3.26%)。
2年連続、8月の雇用統計の数値が良くなかったとはいえ、インフレ数値や賃金等は堅調だったので、利下げがあったとしても、想定の範囲内ではないかと思います(25年に1回から2回の利下げ)。
なかなかしつこい?米景気、高い金利が金融システムに歪みを起こす、とかびっくりする事態が発生するか、死角がないか、気をもみますね。
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