恒例化しつつある、PERの定点観測です。
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4月1日に相場が少し下がったので、もう少しPERは低めになっている可能性があります。
PER15.75とニュートラルな水準で推移していますが、4月下旬の決算発表までは警戒心が強そうですね。
米企業の決算発表に加え、日本企業の本決算発表が控えています。ドル円の想定為替レートと実勢レートとのかい離が大きいはずなので、自動車(輸送用機械)とそれにぶら下がっている各種機械系、化学系のメーカーの17年3期決算予想に注目が集まりそうです。
一方、相変わらず高いPERで推移している医薬品メーカーも大手(武田、アステラス、大塚など)は海外売上高比率が大きいので為替による収益のブレを警戒したほうがいいかもしれません。
各社為替には振り回されて来ましたが、想定レートは結構円高に置いてくるような気がしますね。
個人的には従来、「内需型」と言われていたサービス系の企業(ユニクロや無印良品)が円高になるとどうなのか興味があったりします。従来は円高だと仕入れコスト減で粗利益がアップして収益改善要因だったのですが、海外売上比率も結構アップしているんじゃないかな、と。
本来、現地生産・現地消費が進んでいけば、為替は企業の損益やCFにニュートラルなんですけどねえ。また、内需がしっかりしていて、提供する財やサービスの付加価値が十分強ければ、理論的には為替はあまり関係ないはずなんですけどね。
価格を値上げすればいいだけですからね。
オリエンタルランド(東京ディズニーランド)のように、値上げしても顧客はついてきますよね(インバウンド客からみれば、円安で割安になったと思ったら、そうでもなくなっている)。
時価総額の大きいグローバル系の企業の決算に要注目ですね。
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