2016年4月17日日曜日

配当貴族銘柄の紹介 Clorox (CLX) 37年連続増配 #37 S&P Dividend Aristocrats その2

熊本の地震は震度6クラスが何回も発生し、被害もだんだん大きくなりつつあります。
こんな時に、ブログを書いているのがいいことかよくないことかなんとも言えませんが、自分にできることを粛々とやっていきたいと思います。


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さて、クロロックス。3年程前かな?MorningStar社では盛んに買いをうたっていましたが、「安全パイ」としてP&Gを買っていました。後悔先に立たずですね。
過去5年間の比較チャート。青線がCLX、赤線がP&G、緑戦がS&P500、です。
S&P500を圧倒していますね。
6000億円($5.7B)のうち、米国内は81%と、アメリカ企業にしては珍しく?比較的内弁慶な会社です。

19%の海外売上高も多くは、カナダ、メキシコなどアメリカ大陸内でのもののようです。

社名にもなっているCloroxは漂白剤のようです。これのシェアは他社を大きく引き離して首位のようです。

他にもコインランドリー向けの業務用洗剤などニッチなマーケットでがっつりシェアをとっていくニッチ戦略を得意としているようです。
リップクリーム、サラダドレッシングなど、いろんなものがあります。

また、ローコストな経営も評判が高いようです。
売上高対販売管理費率の比較他社との表です。P&GPG)、コルゲート(CL)、コカ・コーラ(KO)など名だたる配当貴族銘柄と比較して、そのローコストぶりがわかると思います。

今後の成長見通しですが、会社側は
売上高成長率は年平均で3から5%(米国内2.0~4.0%、海外5~7%)で、営業利益率が年0.25~0.5%平均で改善し、売上高FCF比率は10~12%で推移するといっています。

これまで同様のペースを見込んでいるようです(オーガニックベース)。

一見、退屈そうなビジネスに見えますが、ところがどっこい、

Consumer Staples銘柄の平均よりも、S&P500よりも圧倒するパフォーマンスで配当込みのリターンは良いそうです。

今はちょっと割高なんだけど、ウオッチ銘柄に入れようと思います。
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