2019年5月25日土曜日

あれから5年が経過しました






2014年3月から丸5年2ヶ月が経過しました。
先日、半年に一度の定期検査に行き、異常なしで、悪性リンパ腫の完全寛解を得ました。

簡単に経緯等を書きますと


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2014年2月に非ホジキンリンのびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)と診断され、3月から治療に入りました。治療と同時に会社は療養休暇扱い(有給)となりました(有給で治療に専念できるのは、経済的に非常に優れた制度だったと思います)。

R-CHOPという標準治療を行い(CHOPという4種類の抗がん剤を6回投与、リツキシマブという抗体医薬を8回投与)、その後、放射線治療を加え、8月に治療完了し、寛解の診断を得ました(リツキサン(リツキシマブというバイオ薬は世界ベストセラー薬品の一つでもあります。最盛期は年8000億円ぐらい世界で売れてる。スイスのロッシュが世界販売権を持つ)。

9月に復職して、当初2年は年3回、後半3年は半年に1回の検査を受けていました。

2019年5月23日の検査で、治療開始から5年間寛解をキープできたので、完全寛解(一応、完治)となります。

5年、というのはリンパ腫の型(ややこしいですが、どのリンパ球細胞が癌化するかで病名が分かれる)によって違います。濾胞性という型だと10年間寛解をキープする必要があると言われています。

がん細胞の増殖スピードが早い(悪性度が高いと言われます)のは5年、遅いのが10年というイメージです。

5年経過後、再発(再燃)の可能性がまったくないわけでもないですが、主治医ともうひとり全く違う血液内科医に聞いたところ、5年経過して、びまん性で再発した人は滅多に見ないし、聞かない、ということのようです(それでも半信半疑ですが)。

私の場合、再発(再燃)なく、ストレートで完全寛解出来たこと等で、幸運だったと思います(その代り、患者の会とかに出席しても、治療中の患者さんの参考にならないようでした)。

抗がん剤の副作用も(今思えば)大したこともなかったです(手先の軽いしびれが2年ぐらい残った。白血球の数値が依然回復しません。これは重大な後遺症です。23日の血液検査でも3200しかなかった)。

治療中も経過観察中も、比較的健康をキープしていました。というより、経過観察中はダイエットや体質改善に励み、治療前より健康になったと思う。

最初に診断されたときは、非常にショックであったと同時に、死ぬかも、とか、仕事どうなるんだ、家族養えるのか、どんな治療なのか、抗がん剤が怖い等の不安が一気に頭をよぎって、パニックになりました(自分がかんを患ったということが受け入れ難いにもかかわらず、不透明な将来についていろいろいっぺんに考えなければならなかった。多分、中年でがんになった人はみな同じだと思う)。

うつにならなかったけど、病気や治療の進行などへの不安から大きく落ち込んだりもしました(自分の遺伝子の状態が、治療成績の悪い状況=予後が悪い、だった)。

ただ、紆余曲折を得て、今では、40代でがん治療を行ったことを前向きに考えています(ストレートで寛解出来たから言えるのかもしれません。仮に再発/再燃すれば、R-CHOPより遥にキツい抗がん剤治療をしなければなりませんし、精神的にも重たかったと思う)。

人生全体を見つめ直す良い機会でした。また健康生活全般も見直す良いきっかけでした。

医療業界について患者の立場・医者の立場から考えることも出来ました。

さらに、ダイエットに成功して、体質が劇的に改善できて、集中力もアップして、(オマケに)アベノミクスで資産も増えて、仕事もなんとか従来どおり継続できて、夫婦間の相互理解も深まって、子供もまあ順調に成長し、そのことで自信も増した感があります。

(「がんになったら痩せる」というのは、がんがかなり進行してしまって『がん悪液質』という状況になり、必要とする栄養をがん細胞が横取りすることで発生。川島なお美さんはその例だったと思う。あまり進行していなければ、痩せるとは限らない)

失ったものは、治療中の髪の毛(治療後は再び生えてくれました)と元に戻らない血液検査における白血球の数値(未だに3000ギリギリぐらいしかありません)です。ひょっとして残り人生も平均寿命まで到達しないかも? それでも仕方ないし、人生だと思って受け入れようと思っています。

従って、何度も言うように人生100年なんて、考えられません。理想は60歳でも何歳でもピンピンコロリで人生を全うできればなあ、と思っています。

今はできるだけ、早く(子供が大学を卒業したら)ゆっくりとした生活が送れるような環境を手に入れたいと思っています。

残り人生はそんなに長くない、と思っているので、その期間を充実させたい、と考えています。

自分の人生と正面から向き合う機会を得た、そんな5年間でした。

また、がんを通じて、現代医療の状況、良さ・課題・限界点なども理解できたように思います。

ブログを通じて、はたらく人のがん治療に役立てれば、尚幸いです。

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3 件のコメント:

  1. 完全寛解ということで、安心しました。医学の進歩はすごいですね。まだ経過観察は必要かもしれませんが、お身体を大切にされてください。

    今後も投資についての投稿を楽しみにしています。

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  2. おめでとうございます。
    療養を機にブログを辞めてしまって、音信不通になってしまう方を結構見てきたので心配でした。

    これからもよろしくお願いします。

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  3. Condorさん、ice_skaterさん
    コメントありがとうございます。
    今後ともよろしくお願いいたします。投資の記事が減って申し訳ありません。
    頑張ります。

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